2001年4月号〜2001年12月号までー過去の記事

雑誌「デンタルハイジーン」を読んで> 過去記事一覧>2001年4月号〜2001年12月号まで>2000年12月号〜2001年3月号まで


◆最新の記事を閲覧する→2002年1月号〜

■食事が変わる歯肉が変わる・ブラッシング指導の新たな展開

     <食生活を変えたら口も体も健康に>

”お砂糖3本分”以前に、この本で読んだもの。その時は、私も好きなケーキやチョコレート、 クッキーなど3本分よく考えて、”摂りすぎない様にしよう” と思っていたのに・・・・・いつ のまにか、欲しいままに口にしている自分。本当になさけない・・・・・。わかっていても、実行 し、続けていくことはたいへんです。
この症例1の女性、一度に30個のケーキを食べるほど、 甘い物好きだったのに、間食で全く甘いものを摂らずにすむようになったとのこと。すごいなぁ・ ・と感心しました。(この方の場合長い間皮膚炎に悩まされていたということもありますが) 生 活習慣の改善、本当に患者さんののことを考え、歯肉のことを考え・・・・・そこまで指導してい く。たいへんなことですが、私達のほんの少しの助言や励ましで、甘い物だけでなく、患者さんの 生活全般の改善のお手伝い出来るなら本当に素晴らしい。
年齢と共に、歯槽膿漏症を含め、高血圧 糖尿病 高脂血症など生活習慣病を抱かえている方も多 く、そういう人の食生活を変える。毎日、毎日のことです。三度の食事を腹八分目に、バランス良 くなんでも食べる。 根本的な生活改善につながるような歯科保健指導もこれからは必要になって くると思うし、必要だと思いました。まだまだ勉強しないといけないことは、たくさんあります。                                              
衛生士U 2001/12/03

■11月号<細やかな視点で・・>P1016〜1020

 
色々な症例が、載っていて、勉強になりました。特に感じたのが、大きな視点ばかりでな く、細やかな視点でみる。とゆうことです。細かい所の変化をみていると歯磨圧の差によ るプラーク量の差、歯肉の表情の差、ブラッシングテクニックの問題点などいろんな事が よく見えてくる事が分かりました。
後は記録写真の大切さも、再確認しました。やはり毎 日何人もの患者さんを見ていて、一人一人の小さな変化に気づくのは、なかなか難しいで す。そこで、記録写真を撮っていれば、その小さな変化も見逃さずにすむし、実際患者さ んに見てもらって、客観的に自分の口腔内を見てもらう事にも使えるので、活用していき たいです。
衛生士S [2001/11/28(水)14:30:08]

■11月号 P1046〜1049 最新ガム事情−う蝕予防とチューイングガム

 
チューイングガムのう蝕予防効果は、砂糖を除くその代替甘味料などのもので最近注目さ れています。
あと、ガムを噛むことにより唾液腺が刺激されて唾液流量の増加も考えられ ています。
年を重ねるたびにだんだんと唾液の分泌量も減ってくるので、唾液を出す練習 をしてみて下さい。ガムを噛むときは出来るだけ左右均一にバランスよく噛んでみてくだ さい。ちょっと話がずれますが、唾液の量を増やす方法には、「ららら・・・」「パラパ ラ・・・」と舌を上下する発音をすると唾液が自然と出てきます。試してみて下さい。
衛生士AN [2001/11/22(木)16:47:40]

■11月号 P972〜P975  やってみよう PMTC

     
<矯正治療中や幼若永久歯のPMTC>

矯正治療中とくにブラケットが入って、ワイヤーが入って・・・となると本当にブラッシングは、たいへんだと思います。
ブラケットが下顎の場合、歯頚部ぎりぎりにつくことが多く、歯頚部のプラーク除去が困難で、歯間乳頭部が腫れてしまう  患者さんがおられます。 実際PMCTする時も出血したり、歯肉を傷つけないか、痛みはないか、とたいへん気を使います。
また、ブラッケト周辺にエナメル質の脱灰が生じてしまうケースも多く、TBI、PMCTの重要性感じています。
最近、矯正治療中や矯正治療後の方もそうですが、若年永久歯の歯頚部白濁が多く、気になっていました。
この本によれば、”このエナメル質脱灰にフッ化第一スズ含有のジェルの使用、その後のフッ化物の塗布が有効”とのこと。
私もPMTCに、次回から少しずつ使用していきたいと思います。
衛生士U 011111

■10月号 P913<大きな視点で>〜症例4ブラッシングとともに口呼吸を指導〜

 
みなさん、口呼吸になっていませんか?最近、鼻がつまっているわけではないのに、口呼
吸が癖になってる人がいます。これも歯周病の大きな原因の一つです。今回の症例の患者
さんもそうでしたが、ブラッシングをしている割に、前歯の所の歯肉が腫れ気味だったり
前歯だけ、茶色く色がついてきたりします。もちろん、扁桃が赤くなり、風邪を引きやす
くなったりもしますので、できるだけ口を閉じ、鼻呼吸を、心がけましょう!!
衛生士S [2001/10/22(月)15:08:15]

■10月号 P886〜P899<特集 象牙質知覚過敏への対応>〜正しく知って予防しよう〜

 
皆さん、歯がしみることはありませんか?
<歯の構造>
歯の表面にはエナメル質といって硬い組織で覆われています。その下には象
牙質(軟かい組織)、その下には神経があります。
<歯がしみる原因>
・乱暴な毎日の歯ブラシ(フロス、歯間ブラシ)のあて方
・歯槽膿漏による歯肉の退縮
・歯ぎしり、咬みこみ、くいしばりによる歯槽骨の破壊
<対応方法>
・歯磨剤をつけずに磨く。もしくは量を減らす。
・研磨剤の配合されていない歯磨剤を使う。
・適切なブラッシングをする。
 軟らかめの歯ブラシであまり力をいれず、ペングリップ(鉛筆持ち)で、1〜2歯を振
 るわすように細かく横磨きして下さい。
・フロス、歯間ブラシの使い方を誤ると歯ぐきを下げる恐れがあるので、充分注意しましょう。
<もし象牙質知覚過敏になってしまったら・・・>
軽度・・・フッ素塗布、硝酸カリウム配合研磨剤使用(シュミテクトなど)
重度・・・象牙質知覚過敏抑制剤塗布(歯科処置)
皆さん、気をつけて正しいブラッシングをして下さい。
衛生士A [2001/10/22(月)15:06:05]

■<デンタルハイジーン10月号>P922〜925

 
いつでも どこでも
  ”疾病予防から歯科治療と食支援の融合、そしてターミナルケアへ” を読んで

最終回とのこと。毎回毎回 これからの高齢化社会において、さけて通れない問題である介護については、
少なからず興味を抱いて読ませて頂いておりました。 口腔の疾病予防から歯科治療に加え、食支援など
のリハビリテェションそしてターミナルケアが加わることにより、すべての口腔 保健のライフステージに
対応できる保健活動になるとのこと。
現在の私は、全く「食べなれない」や「飲みこめない」という患者さんに対応した事もなく診療リハビリ
テーションなどの知識もほとんど皆無です。
訪問歯科診療、口腔ケアそして、ターミナルステージの対応 本当にたいへんな事だと思います。
口から食べる楽しみ おいしいと感じる幸せ 生きている充実感・・・ 大切なことだと思います。
今、訪問歯科診療の現場で、ご活躍中の皆様たいへんでしょうが、頑張ってください。
私もまた、少しでも人様のやくに立てるよう、勉強していきたいと思います。
                                  
衛生士U 2001/10/12

■<微生物とじょうずにつきあい元気を取り戻そう!>

 
今、世の中は超清潔志向です。かつてはなかった花粉症やアトピー性皮膚炎、0157な
どはこの清潔志向が原因ともゆわれています。東京医科歯科大学大学大学院教授国際環境
寄生虫病学の藤田紘一郎先生によると寄生虫がアレルギーを抑えているとのことです。口
腔内にも非常に多くの細菌がいますが、なかには常在菌として必要な菌もいます。もちろ
ん適度なコントロールは大切ですが殺菌力の強いうがい薬などを使い続けるのは免疫力な
ども落ちていまい、危険です。
衛生士S [2001/09/28(金)15:23:04]

■デンタルハイジーン9月号 P784〜P785 <子どもと若年者のX線像前歯の萌出異常>

 
子どもの前歯がはえ変わるとき、お母さんからの質問に多いのは「乳歯が抜けないうちに
下顎前歯が内側から出てきてしまった・・・」「前歯に隙間が空いていますが、だんだん
閉じてくるのでしょうか」というものです。通常ならば心配はないのですが、過剰歯があ
ると話は別です。過剰歯があれば、必ずと言うわけではありませんが、抜歯したり、その
後矯正が必要になってくる場合もあります。
実は、私自身24歳で上顎正中過剰歯を抜歯しました。医療関係で知識が少しあったので
発見することができました。
皆さんもはえ変わり時期・歯並びで疑問がありましたら、早めに聞いてみて下さい。
衛生士AN [2001/09/21(金)17:42:55]

■<デンタルハイジーン9月号> P789〜P803   ”特集 歯が動く” を読んで

 
歯が動く? うーん 矯正かなぁ・・・と思ったんですが、プラークコントロールによって歯周病
の悪化によって、生じたと思われる正中離開が閉じた という症例には、驚きました。
TBIをしていて、「昔は、こんなに歯に隙間は、なかったのに・・・・」と正中離開を指差して
嘆かれる、患者さんがよくおられます。 そして、そのなかには、矯正治療される方もおられます。

歯周疾患に罹患した歯は、歯周組織の状態の悪い方の反対側へ動こうとする。
それは、一種の生体の防御反応 だそうです。
”フレアアウト”上顎前歯は、口蓋側での歯周組織の付着が失われていることが多くその時歯牙は、
唇側へ動き、フレアアウトと呼ばれる現象が起こるそうです。

  今まで、前歯部臼歯部が、歯周疾患で動いてしまったケースに、接したことはありますが、それが、
元に戻るという経験はありません。
歯周組織の改善により、そういう可能性があるなら、そういうこともしっかり頭に入れて、TBI
も頑張っていきたい。と思いました。
衛生士U 010910

■保健指導における評価の必要性
 スティックシュガーを使って甘い物の指導“おさとう3本ぶん”を読んで

 
衛生士の仕事の中の一つに保健指導がありますが、今回こページを読んで改めて考えさせ
られました。基本的な歯ブラシの使い方などをこちら側から一方的に説明させてもらうの
は簡単な事ですが、これでは患者さんとのコミュニケーションがとれず、良い方向には向
かいません。このような事を無くすためにも、指導する側も一つ一つ言動や態度などに気
お付け、自分で自分を評価出来るように頑張りたいです。
      
衛生士S [2001/08/31(金)15:31:04]

■8月号 P741〜P745 <スティックシュガーを使って甘い物の指導「おさとう3本分」>
 

 
「食べてはいけない」と言われてもよけいに食べたくなるのが甘い物。適量を知って日常
生活で上手にコントロールできるように配慮することが大切。その適量がスティックシュ
ガー(8g入り)3本分なのです。子供、大人に関係なく、クイズ感覚で認識してもらい、
コントロールするように説明をしなければいけません。例えば、「コーラ、コップ1杯分
でおさとう何本分かなぁ?」350mlのコーラ飲料はコップに2杯分あります。1缶に5本
分のさとうが使われていますと説明し、さとうの取りすぎに注意してもらいます。本人に
自覚してもらうことで、食生活が改良されると思いました。虫歯、歯周病対策にもぜひ考
えて見てください
衛生士AN [2001/08/23(木)15:02:13]

■8月号 P741〜P745  食事が変わる歯肉が変わる・ブラッシング指導の新たな展開5
 スティックシュガーを使って甘い物の指導“おさとう3本ぶん”を読んで

 
指導するにも、うまい、・へたがあると思う。その代表はいかに相手にわかりやすく伝えたいこと
を伝えられるかだと思います。そして、伝えたことを理解し実行してもらうことが、最も大切だと思う。
このスティックシュガー3本分(おやつとして摂取してよい量)だれにもわかる量です。最近は、スティックシュガー
も3gや5gの量の少ないものもありますが、この場合は、昔からの8gの物です。”3本分”本当に患者さんと、どんな
食品にどれくらい入っているか、あってこしても楽しそうで、覚えてもらえそう。
私もケーキやプリンなどよくお菓子を作りますが、その度レシピを見ながら、エーこんなにいれるの・・・  また太る・・・
とびっくりします。市販品には、それ以上に砂糖が含まれているそうです。
コーラー1缶350mlでスティックシュガー5本分です。お皿に出してみると・・・・この次から飲めなくなりそうな量です。
ジュースでもアイスクリームでも似たり寄ったりだと思います。
砂糖は、虫歯を作る。砂糖を少しひかえていくだけで、虫歯の進行が停止する。
これからのブラッシング指導に、特に歯頚部白濁状態の若い子達には、是非取り入れたと思います。

私自身あまりジュース類は、飲まないのですが、この季節・・・・ アイスクリームやゼリーなどよく食べます。
考えると・・・一日3本以上摂取している・・・ 反省です。”砂糖3本分”意識しながら生活していきます。
衛生士 U 010810

■7月号 P596〜P610 【特集 あなたの身体は大丈夫ですか】を読んで

どんな仕事に就いていても やはり職業病は存在すると思う。
立ち仕事が多ければ、脚もむくむだろうし、腰も痛いだろう。
パソコンを一日中使用しているひとは、目が痛くなったり、悪くなったり、肩も凝るだろう。
歯科衛生士だけが、特別ではないと思うが、確かにこの仕事も、姿勢が、わるく・・・・ スケーリングの多い時など、腰が痛くなったり、指がつってしまうことがある。 診療も忙しいときは、脚が疲れて・・・・体が疲れて・・・・ということはある。
でもどんな仕事も同じ。 家族や回りの人達に迷惑はかけれない。
自分の身体と上手に付き合っていきたいと思います。 そして、細く長く衛生士として、続けていけたら良いなぁ・・・・と思います。   
衛生士U 010723 

■7月号 【有病者の歯肉】

糖尿病患者の歯肉について、歯肉が腫れやすく出血し易いのを頭において、患者さんの血糖値、体重の変化、食事管理を話題として取り組んでいき、プラーク除去を徹底的にいていく必要があるとつくづく感じました。
パーキンソン病、高血圧、うつ病の患者さんには、降圧剤を服用いている場合が多い。降圧剤には口腔乾燥、歯肉炎などの副作用を伴うものが多いので注意する。
このようにただ 、口腔内だけではなく、服用している薬も勉強してその人にあったTBIをしていきたい と思いました。
衛生士AN [2001/07/23(月) 

■6月号 P490〜492 【口腔内の洗浄とフッ化物塗布】

PMTCの目的の一つに患者さんに「さっぱりして気持ちよかった」という印象をもってもらうとゆうのがありますが、今回はそのことを大事なことだと改めて感じました。
研磨材などを使用して行うクリーニング後は、どうしても患者さん自身のうがいだけでは 口腔内に研磨材が残留してしまい、これではせっかくきれいにクリーニングした後でも、さっぱり感が半減してしまいます。
後PMTCの仕上げとして、フッ化物塗布なども、知覚過敏の患者さん以外にも、歯周病 の患者さんにもスズの抗菌作用の働きによる消炎効果が期待できるので、積極的に使っていきたいです。                         
衛生士S [2001/06/27(水)10:48:33]

■6月号 p523〜p529 特集 【症例-1】

この特集の中には症例1〜6まで書かれています。
1.検診のたびによくなった歯肉。 地道に頑張って、ブラッシングを生活の一部とできたケースです。
本人もだんだんと良くなっていく歯肉を見て自身が持てたそうです。しかし、患者さんの中には一生懸命頑張っ て磨いているのに歯ぐきが腫れたり、しみたり、衛生士にまだ磨きが少し足りないと言われたりしていませんか?これはただ単にブラッシングだけの問題じゃないと思います。
食生活の中で砂糖の取すぎ、食生活の乱れ、ダイエット、ストレス、タバコなども関与しています。一度皆さんも自分の生活習慣を見直してみて下さい。
衛生士AN [2001/06/19(火)15:59:01

■6月号 p535〜p538 歯周初期治療の悩みQ&A こんなことを悩んでいます(完)
 【失敗を次にいかせる人、いかせない人】を読んで。

最終回ですか・・・。いつも一番に読んでいた記事なのに、残念です。
私が歯周初期治療に携わっていて、本当に感じる事は、患者さんと上手に付き合うことが、いかに大切かこいうこと。
とくに自分の苦手のタイプの方と接する時は、緊張もするし、どういうふに話をすすめていくか・・・・。
どうしたら磨いてもらえるかなど、いつも色々悩んでいます。この本に書かれているように少しこれからは、 ”聞き役に徹するという方針。聞き上手になれば付き合い上手になるはず”これを参考にしていきたいと思います。
磨かないのを”患者さんのせい”とばかりするのではなく、自分自身の指導の仕方も評価し、次にいかしていきたいと思います。
                 
歯科衛生士 U 010617

■5月号 p425〜p429 <喫煙者の歯肉の変化>

私自身喫煙者です。仕事の時は1日20本程度ですが・・・休みの日には10本程度しか吸わなかったり、逆に外に遊びに行くと40本越えることが時々あります。
喫煙者の歯肉にあらわれるメラニン沈着がかなりあります。色で言うと青紫色ですね。だから笑うと 歯ぐきが汚いです。
歯の漂白をされた患者さんが以前より口を大きく開けて笑えるようになったという症例と同様、歯ぐきの問題も一緒だと私は感じています。
レーザー治療かフ ェノール・アルコール法治療をしてみたいなぁと思っています。
                 
衛生士O [2001/05/25(金)15:26:15]

■5月号 5月号 <歯肉が語る食事の乱れ>

甘い物が歯、歯肉に良くないことは知っていましたが実際自分の担当した患者さんでそうゆう患者さんは今までいなかったので、今回は具体的な症例が載っていて面白かったです 。
ほとんどの症例が糖分の多量摂取により歯肉の腫脹が起こり、そしてその糖分を節制す る事で歯肉が元通りきれいになる。とゆうものでした。
ある人は今では「他人が飲んでい る缶コーヒーがブラックかそうでないか気になってしょうがない。」といわれるまでになられたそうです。
ここまで気にする事もないとおもいますが、みなさんも一度ご自身の食 生活をふりかえられてみては?
                 
衛生士S 2001/05/23

■5月号 P476〜477 <とうこうスクエア いま、中・高生にほ乳ビン齲蝕?>

最近カバンにも、携帯電話とペットボトルを入れるポッケトがあるほど、ペットボトルを持ち歩く人が多くなりました。
缶入りに比べ一度に飲み切らなくても良いという便利さから、これからの季節とくに重宝します。だだ、一度に飲まない分スポーツ飲料や炭酸飲料を頻繁に、口の中に入ると口腔内はどうなるでしょう??
ショ糖、ブドウ糖、果糖を摂取するとエナメル質がPH5.4(臨界PH)で溶解する。一度摂取すると歯垢のPHは急激低下し3分後には、臨界PHに達しさらに、2分後にはPH最低値に達しその状態は5分持続。その後回復に向かい摂取後20分で臨界PHを抜け出し、約40分後で元のPHにもどる。
これを一日に何度繰り返す?? おかげで、口腔内は齲蝕になりやすい状態が続き、部位を問わず全体の歯頚部、特に下顎に爆発的に発生し白濁して脱灰するらしい。
これから学校検診のあとの生徒達が来院する。少しこういう話もしてみたい。
                 
衛生士U 010516

■4月号P350〜353 法医歯科学の事件例

今月のデンタルハイジーンの中で一番興味をそそられたのが・・・法医歯科学の事件例です。
1つ目の話は殺人事件で・・・ 梅雨期のひとときの晴れ間に下請塗装会社のK社長がロッカーの整理をしようと敷地の片隅にある倉庫でぼろきれでくるんだ 白っぽいニールシートに白骨化された女性が発見された。この女の身元確認の際に歯の治療時のレントゲン及びカルテからあ る程度判明していき、歯科衛生士の歯石除去で欠損部位を確認していった。歯科衛生士の仕事も役に立つのにびっくりしました。 他にも主な補綴物に金合金やメタルボンドを使っているというところから、経済的にかなり裕福な、しかも時間的に余裕のある 人だという推理にもびっくりしました。
2つ目の話は身元不明の自殺した女の人・・・海岸のコンクリート製のテトラポットの 石と石との間でうつぶせの状態で発見された。身元確認の際に決め手になったのは顎模型。保存期間は2ヶ月程度でその後は破 棄されるものだが、その女の人は偶然歯科医師から顎模型をもらいうけ自室で保管していたからだ。
こういう話の場合たいてい 歯科医師しか関係のない話だと思っていたのでそのことが一番心に残りました。
                 
衛生士NA 010424

■ P324〜P329  【歯肉を診る.歯肉を読む “歯周病の歯肉の変化ー中等度から重度症例”】を読んで

すごい!! 初診時には、こんな口腔内だったのが・・・・。”患者さんの努力、医院の総力をあげた歯周治療で、かなりの改善が得られた ”とのこと。こんなに重症な症例でも、頑張れば・・・・こんなによい結果がでるんだ。本当にすごいの一言です。 でも、まとめで書かれている様に、歯周病は感染症ですが、生活習慣病。悪化させる要因が、喫煙であったり、甘い物の食べ方、量、回数 。全身的疾患、高血圧の薬の関係など問題点も多く・・・。一筋縄ではいかない。 一生懸命磨いているのに歯肉が腫れたり、知覚過敏に なってしまったりで、結果が全く出なくて、自分の力不足を思い、申し訳ないと落ち込んでしまいますが、今日から少しずつこういうケー スも頭にいれて頑張っていこうと思いました。
                 
衛生士U 010413

■ 4月号  <食事指導勉強会の実践報告から>

甘い物は、歯にも歯肉にもよくない事は知っていましたきち食事指導での歯肉改善の症例を実際には見た事がなかったので、興味深く読め ました。ただ食生活の話になってくるので患者さんによっては難しい方もいるのでどこまでするか、どのくらいまでつっこんだ話をするか など色々難しそうですがなかなか効果みら上がらないかんじゃさんに一度お話ししてみようと思いました。これから1年間の連載楽しみに しています。
衛生士S 010413

◆過去の記事タイトル一覧(2000年12月号〜20001年12月号まで)


TOP  アドバイスコーナー ハブラシ・歯磨き粉  本・歯科グッズ紹介 雑誌「デンタルハイジーン」を読んで 歯科衛生用品レポート 衛生リンク

All content and design copyright 2001 byもりた歯科 dcmorita@moritan-net.com