雑誌「デンタルハイジーン」を読んで

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◆2002年1月号〜6月号記事  
◆それ以前の記事タイトル一覧


デンタルハイジーン8月号「サポーティブ患者指導」を読んで

患者さんに指導する時、「磨けていません」「歯間ブラシを使ってください」「このままでは悪くなる一方です」などこちらの「よくしたい」という一方的な気持ちから医学的に正しいとされることをどんどん伝えることが良いと思われがちですが、頑張ったぶんだけ患者さんに伝わるかといえばそうではないことも多いです。

まずは患者さんの気持ちを推し量るということ。すべてをわかり得ることはできないということを前提に資料採取時の協力度や患者さんの感性など患者さんを知ることから始めます。会話を進めていくうえで患者さんの話そうとする気持ちをくじかないようどんな訴えや希望でも否定せずにいったん受け入れ、それに対してていねいに接することが大切です。それは決して患者さんに迎合しているわけではありませんし、理解しようと努める姿勢は患者さんに伝わります。
次に大切なのは確認することです。患者さんからたくさんの情報を伺った時には内容を集約し「〜〜ということですか?」と確認するようにします。また時間軸を意識することも大切です。気持ちは日々変わっていきますし時間を積み重ねることにより患者さんとの信頼関係は深まり患者さんの行動変容に繋がりやすくなります。

たくさんの伝えたいことの中から目の前の患者さんにとって何が一番重要か考えて量を調整し受け入れやすい言葉を選択してコミュニケーションを図りたいです。

歯科衛生士K 190831



デンタルハイジーン8月号「ヒトと病血液疾患を持つ患者さん」を読んで

血液疾患には、判決などの赤血球系の疾患、血液凝固の異常を示す出血・血栓性疾患、白血病に代表される造血器腫瘍などさまざまな病気があります。
口腔の症状がきっかけとなり血液疾患がみつかることもまれではなく、疾患によっては緊急を要することもあるため口腔粘膜に現れる特徴を理解しておくことが大切です。鉄欠乏性貧血では舌乳頭の萎縮、口角炎、嚥下障害を生じPlummer-Vinson症候群といわれます。ビタミンB12欠乏による悪性貧血でも舌乳頭が萎縮し、赤く平らな舌を生じます。また、再生不良性貧血では赤血球、白血球、血小板のすべてが減少するため貧血、感染、出血を生じます。
血液凝固異常では先天的に凝固因子が欠乏する血友病が代表的で抜歯などの観血的治療時は凝固因子の補充が必要になることがあります。血小板の減少を伴う場合は、口腔粘膜、皮膚に多数の点状、斑状出血斑を生じます。造血器腫瘍で特に重要なシッカンが白血病です。白血病には様々な種類がありますがもっとも頻度が高い急性骨髄性白血病では歯肉の壊死、歯肉腫脹、歯肉出血などを生じます。骨髄異形成症候群は血球の形態異常と成熟障害を生じ、急性白血病に移行する頻度の高い疾患です。慢性の貧血、感染症の合併、出血傾向を伴います。歯肉出血を主訴に来院する患者さんがいますが、多くは歯周病が原因であり来院時は止血しているか、出血がみられた場合でも圧迫で容易に止血します。しかし、圧迫でも止血しない場合や出血部位が多数歯にわたる場合や歯肉に壊死や周囲の粘膜に出血斑かみられる場合に、血液疾患を疑います。すでに血液疾患が判明している患者さんに対しては、疾患名、治療の状況、最近の検査結果を問い合わせ、歯科治療に際しての注意事項を確認します。近年では治療法の進歩によって、血液疾患の患者さんでもあまり制約を受けることなく生活していることも多いため、血液科の主治医との情報交換が重要であり、当日の全身状態には十分な配慮が必要であると考えます。
歯科衛生士H  190805




デンタルハイジーン6月号禁煙支援力アップ講座を読んで

受動喫煙による歯周組織への影響
 受動喫煙によって、歯周病や小児のう蝕、歯肉のメラニン色素沈着のリスクが高くなることが報告されています。受動喫煙の継続的な影響によって、歯肉のメラニン色素沈着は蓄積され外科的に除去をしたとしても、受動喫煙が継続すると再発する可能性もあります。

禁煙がもたらすもの
 歯科医院を訪れた患者さんが歯科での禁煙支援がきっかけで、禁煙に成功したとします。もちろん危険因子となっていた歯周病は改善され、口腔がんのリスクは減少し、味覚が正常となり楽しい食生活となります。それだけではなく、口腔以外のすべての臓器も同様に危険因子がなくなることでいろいろな病気のリスクが減少します。さらに、同居する家族、友人、職場、道ですれ違う不特定多数の人々などの受動喫煙、三次喫煙もなくなりたった1人の禁煙のもたらすものだけでも計り知れないメリットだらけです。いままで口腔の病気の危険因子で、このような波及効果のあるものはありません。タバコから「大切な人だけでなく、その周囲を守る」ため、歯科衛生士として患者さんに伝えていきたいです。

             歯科衛生士H 190712




   デンタルハイジーン6月号「家庭内フッ化物洗口を定着させよう!」を読んで
昨今、乳幼児から高齢者まで全てのライフステージの人々の齲蝕(ムシ歯)予防計画にフッ化物応用が位置づけられていますがフッ化物配合歯磨剤の利用やフッ化物歯面塗布は普及が進んでいるのに対してフッ化物の洗口の実施率は著しく低いそうです。
4〜12歳の子供とその保護者を対象としたある調査によれば、通院する歯科医院でフッ化物洗口の指導を実施し、洗口液をお渡しし6ヶ月洗口を行うと「歯がツルツルになった」「口臭が消えた」「ムシ歯ができなくなった」などの効果を実感されたそうです。
フッ化物洗口とフッ化物歯面塗布を併用することで、さらに齲蝕予防効果があると報告されていますが効果があるのは子どもだけではありません。60歳以上の方で4年間洗口を実施された方がされなかった方より根面齲蝕が改善し、予防に高い効果があったと報告されています。
簡単で効果があるので家族みんなで取り組み、お子さんも自発的に洗口を行うようになれば、お口の健康に対する取り組みや生活習慣が良い方向に変化していくのではないでしょうか。
                                           歯科衛生士K 190629


ステップアップ「非歯原性歯痛、知っていますか?」を読んで 
                   デンタルハイジーン12月号

歯科を受診する患者さんの最も多い主訴は、「痛み」です。これらの痛みの多くは歯が原因となる歯痛で、“歯原性歯痛”と呼ばれます。
例えば、肩こりが強くなったときに頭痛や歯痛が生じたり、肩こりのマッサージ等により頭痛も歯痛も改善するように、歯痛の原因が痛みを感じている歯そのものになく、歯科的な疾患でない場合を「非歯原性歯痛」といいます。

最も多い非歯原性歯痛は、筋・筋膜痛で、主に肩や首の筋肉・咀嚼筋の慢性的な疲労で起こる痛みで、特に咬筋・側頭筋の筋・筋膜痛は歯痛と間違えやすいようです。
原因の一つとして、噛みしめ等による持続的筋緊張があるので、口腔ケアを丁寧に行う場合は、長時間開口していただく患者さんに途中で休憩を取りながら、開口ストレッチをして、筋緊張を緩める提案をしていきたいです。

発症してから数ヶ月、数年経過して診断がつかず「痛みがなかなか治らない」と患者さんから相談があった場合は、非歯原性歯痛を疑い、Drに伝えられる知識を身につけていきたいです。

 歯科衛生士 O


デンタルハイジーン12号「歯周病と動脈硬化性疾患はどう関係するについて」を読んで

動脈硬化とは、「動脈の血管癖が硬くなり、弾力がなくなるとともに、血管の内壁にプラークとよばれるコブ状の沈着物が蓄積して血管の内腔がせまくなること」です。

動脈硬化のリスクファクターは脂質異常症、糖尿病、高血圧、
喫煙だそうです。

歯周病の患者さんは健康な人に比べて1.59倍冠動脈疾患になりやすいという結果があるそうです。
健康でも、歯周病になっているという4分の1で、血液中の心筋梗塞の発症リスクマーカー上昇しており、これは歯周治療によって改善することがわかっているそうです。

歯科医院での定期的な専門的口腔清掃が重要なことだと改めて感じました。

歯科衛生士M



いま気になる”KeYWordグルテンフリーを読んで
                      デンタルハイジーン11月号”

グルテンとは小麦大麦ライ麦などから生成させるタンパク質の一種でパンやケーキの生地を膨らませもちもち感を出す働きがある。
グルテン摂取によりセリアック病(麦類に対する腸管アレルギー疾患。症状:下痢、低栄養、体重減少、腹部膨満感などがある)
やグルテン不耐症などの自己免疫疾患が引き起こされる。
グルテンを含む食品を食べない”グルテンフリー”の食生活をおくる
ことになる。
全米で180万人のセリアック病患者1/3のアメリカ人はグルテンを排除するか避けたいと答えている。
グルテンの摂取が少ない日本人ですがもっと食生活が変化しアレルギーも種類が増え日本でもグルテンフリーの文字を増えてくるかもしれません。
常に新しい情報を皆さんにお伝えしていけたらと思います。

                                                   歯科衛生士F



「SPT(歯周治療後のメインテナンス)に関するQ&A」を読んで
                            デンタルハイジーン12月号

歯周治療後の歯根露出部は再石灰化が期待できないため、う蝕(むし歯)だけでなく酸蝕(酸によって歯が溶かされてしまうもの)についてもいっそうの注意が必要です。
酸蝕症のリスク要因には次のようなものが考えられます。
・黒酢、酸性水、温泉水などによる極端な健康法
・生果汁、炭酸水、乳酸飲料、ヨーグルトなどの過剰摂取
・酢、お酒を扱う飲食業関係者(寿司職人やソムリエ)など

気をつけなければならないのは酸蝕を起こしやすい食べ物や飲み物を摂取した直後のブラッシングは酸により軟化している歯質を摩耗させるため控える方がいいということです。ただ根面う蝕も気になるので摂取後はすみやかに水やお茶で口の中をすすぐと良いと思います。
食事時間の工夫や歯磨きのタイミング、フッ素の入った歯磨剤、ジェル、洗口液をおすすめするなど状況に応じた提案をしていきたいです。

歯科衛生士K




「経過から見る口腔内の変化」を読んで
           デンタルハイジーン3月号

この記事はある男性の患者さんの口腔内を約30年にわたって経過を追っている事例

30年前の初診時45歳で1日40本ほど喫煙されていて歯肉全体にメラニン色素沈着が認められる。重度の歯周病ではないが大臼歯部に深い歯周ポケットがあり歯肉は繊維質で硬く出血が少ない状態。その後1年に2回程度の定期検診の中で衛生士が「喫煙者は歯肉表面に炎症が現れにくく治りにくい」ことを説明。患者さんは禁煙したほうがいいのはわかっていてもやめられない状態。

初診から13年後ー
ブラッシングをしっかりしているにもかかわらず、根分岐部の炎症が進んだこと、高血圧の薬を服用するようなったことがきっかけで禁煙を決意。

初診から30年後の現在(禁煙して16年)ー
ブラッシング良好。歯肉に炎症もなくピンク色を取り戻し、みずみずしく張りがある。根分岐部には水平ポケットが認められるが10年程炎症の進行は見られない。

写真を見て一目瞭然!30年前と現在の歯肉の色の変化にびっくりしました。禁煙したほうが身体にいいとわかっていてもなかなかタバコをやめられない友人がいます。そういう患者さんにどうアプローチしていくかが課題です。


歯科衛生士k



デンタルハイジーン8月号を読んで   歯科衛生士NK]
「実は奥深い!TBIのエビデンス」を読んで

口腔内のおもな疾患はう蝕や歯周病であり、その原因はプラークです。プラークは口腔内
細菌とその産生物からなり、その中にう蝕や歯周病の原因となる細菌が存在します。歯周
病は、プラーク中の歯周病原細菌によって引き起こされる感染症であるため、プラークコ
ントロールが適切に出来れば歯周病の発症や進展は抑制され、口腔の健康につながります
。
プラークは歯面に強固に付着しうがいでは取り除けないため、機械的に除去する必要があ
り、最も効果的なのが患者さん自身が行うブラッシングです。
ブラッシングの効果を実証した研究があります。正常な歯周組織を有する被験者にブラッ
シングを中止しプラークを蓄積させると、歯肉炎が発症しました。それから毎日のブラッ
シングを再開すると歯肉炎が改善したということです。

口腔内清掃不良は、単に口腔内局所に炎症を引き起こすだけでなく、全身にも影響を与え
ることが知られています。誤嚥性肺炎は、口腔から肺に入り込んだ細菌が増殖することに
よって肺炎を引き起こすもので、高齢者に多くみられます。口腔ケアはその予防に効果を
示します。また、歯周病が糖尿病、心臓血管疾患、低体重児出産・早産、骨粗鬆症などと
関連していることからプラークコントロールは歯周病の予防や治療のみならず、全身の健
康を維持するためにも重要です。

この記事はとてもわかりやすく日々の臨床に活かせる内容でした。画一的にならないよう
ライフスタイルや食生活を考え個々の患者さんに合ったブラッシング指導を心がけていき
たいです。

デンタルハイジーン7月号を読んで 歯科衛生士NK ]
「食の自律と自立」を読んで

赤ちゃんへの摂食介助では発達段階に合った食材や調理形態が大切なことは言うまでもあ
りませんが、みずからの意志で食べる「食の自律」や一人で食べられる「食の自立」を課
題とするなら食べさせるよりも「自分から食べる」行動を引き出すことにコツがあるよう
です。

例えば離乳初期の摂食介助の時、保護者は早くいっぱい食べさせようと口の奥に食べ物を
入れがちですが、ペースト食をのせた浅いスプーンを下唇の上に置き赤ちゃんが自分で口
に取り込むのを待ってスプーンを抜き飲み込むのを待ちます。そのようにすると赤ちゃん
が能動的に捕食し食べ物の性状を認知しやすくなります。
口蓋前歯部・前歯・口唇・舌は敏感なセンサーなのです。


デンタルハイジーン3月号を読んで      歯科衛生士NK
「超高齢社会における歯周治療のあり方」を読んでで

私達が想像する以上に我が国の高齢化の波は深刻度を増し、この激変は歯科の世界にも確
実に影響を与え、これまで経験したことのない対応を迫られる時代に入ると予想されます
。
歯科医師、歯科衛生士は歯を残すことが最も重要な使命であると教育されそのように実践
してきました。しかし問題は数ではなくどのような状態で歯が保存されてされているかが
重要となってきました。

8020運動の普及により30年前と比較すると高齢者の残存歯数は劇的に増え8020達成者は10
年以内に50%を達成する勢いです。その反面、高齢者の歯周病が増えるという皮肉な結果
も現れています。それが大きな健康問題になってきます。
歯周治療が全身の健康にいかに寄与するかを考え、いかに安全に歯周治療を行うかが歯科
界に問われています。平均寿命の増進によって疾病と障害をもち感染しやすい高齢者の急
増が難しい条件、環境下で歯と口腔を管理していかなければならない時代に突入したと認
識できます。しかしたとえどのような環境におかれても歯周病を再発させないようにセル
フケアとプロフェッショナルケアを組み合わせ継続して炎症をコントロールしていくこと
が大事です。

なかなか理想どうりにはできない難しさがありますが高齢者の方の身体的・心理的特徴を
理解し配慮した対応が出来るよう努力していきたいです。


デンタルハイジーン2月号を読んで   歯科衛生士NK ]
「赤ちゃんがおもちゃや身体を舐めるわけ〜口の働きを考える〜」を読んで

動物は他の動植物から得た栄養素と空気・水・ミネラルで身体を養っていて、そのすべて
を口と鼻から体内に摂り込んでいます。
基本的には「摂り込むものが身体にとって益か害か」を判別する感覚である「嗅覚」と「
味覚」も口と鼻に備わっています。

ヒトの口はきわめて多様な機能を営んでいます。その中で「息をする」「探る」「哺乳」
「味覚」「唾液分泌」「嘔吐」は出世時には備わっている機能です。「摂食・嚥下」「感
情表現」「歌う」「話す」「噛みしめて身体のバランスをとる」などの機能は生後に学習
して獲得するものです。

さて、ヒトが物を識別する時は視覚による情報が最優先されるといわれています。しかし
、生まれたばかりのころの赤ちゃんの視覚はとても未熟で色の識別や立体視もできません
。そのかわり口や唇の触覚はきわめて敏感で感触から大きさや形・硬さなどを探る“セン
サー”として活躍します。

私たちの口にはいろいろな機能があるということが改めてわかり興味深い内容でした。


デンタルハイジーン9月号を読んで   歯科衛生士K ]
IDS2013を読んで

IDSケルン国際デンタルショーが2年に1度ドイツ・ケルンで開催されるデンタルショーで
す。
IDSに参加すると世界観が変わると評判のようで、開発者が自社製品のプレゼンをしたり
、歯科衛生士によるデモンストレーションやディスカッションがあるようです。EUの感染
管理事情は徹底しているようで、クラスBオートクレーブ滅菌が義務づけられているせい
か、オートクレーブの展示が大半をしめ、滅菌器と洗浄機の資料が50社に及んでいたよう
です。
他にもチェアサイドに口がんをスキャニング商品など、最善の治療は早期発見といったか
んがえに基づいているようです。
IDS参加は高額な自己投資になりますが、仕事をして行く上で大切な財産になるんだろう
なと感じました。
国内であっても、海外であってもデンタルショーで歯科界の展望をうかがうことは良いこ
とだと実感しました。

デンタルハイジーン8月号を読んで                       歯科衛生士NK]
「誤嚥しやすい口腔,食事とは?」を読んでで

「誤嚥=肺炎発症」ではありません。誤嚥性肺炎を発症するかどうかは、誤嚥による「侵
襲」と喀出力や体力・免疫機能による「抵抗」のバランスによります。抵抗よりも侵襲が
勝ると肺炎を発症します。健康な人でも大量に誤嚥したり、気管や肺に為害性があるもの
を誤嚥したりすると、侵襲が抵抗に勝り肺炎を発症します。反対に少量の誤嚥であっても
喀出力が弱くて体力・免疫機能が低下していると肺炎を発症してしまいます。

では侵襲を減らすにはどうしたらいいでしょうか?ここで「食塊形成」というキーワード
が重要となります。食塊形成とは口に入れた食べ物を「飲み込みやすい状態にまとめるこ
と」をいいます。口腔での食塊形成の良否が誤嚥のリスクを左右します。すなわち咀嚼が
できるように歯を残し唾液が出るようにマッサージし、食塊をまとめるために舌の訓練を
するなど口腔機能を良くすると良好な食塊形成ができ、スムーズな嚥下につながっていき
ます。

歯科疾患の予防や口腔ケアは、誤嚥の予防にもつながるのです。つまり口腔の機能が良好
に保たれていれば将来的に嚥下機能が低下してきたとしても、誤嚥や誤嚥性肺炎のリスク
が軽減できるということで以上のことを意識しながら口腔ケアをしていかなければと思い
ます。
デンタルハイジーン8月号を読んで                         歯科衛生士K ]
「西の端の小さな島の予防歯科」を読んでで

九州の西の端、人口約6000人の生月島に橋が架かっていて九州本土と車の往来は出来るの
ですが、県庁所在地の長崎市から2時間半かかる“へき地”にある歯科医院のお話でした
。
この医院では継続来院に予防の意味があると考え、年間契約の割引や家族割などを導入し
た会員制の自費予防システムを実践していました。
患者さんが通って来られる秘密は、「歯医者=痛い時にいく場所=行きたくない場所」と
いう固定観念はいまだに根強く、歯科医院から足が遠のく原因の一つです。過去に嫌な経
験をされたかたもおおいのが実情です。
この医院では成人のメインテナンスにガムマッサージなどデンタルエステを組み込み“気
持ちよさ”を感じてもらうことで歯科医院へのイメージを変えるなどモチベーションの維
持・向上に努められていました。
少しずつ予防の輪が広がることで、患者さんも「予防が大切」と意識されるようになり、
長い目でみて健康な口腔内を維持しきたいと考えておられる患者さんの為にいろんな努力
や発想が書かれていて勉強になりました
デンタルハイジーン7月号を読んで                             歯科衛生士NK]
「糖尿病と歯周病は良くなるときも、悪くなるときも同じ方向である」を      
     読んで

『糖尿病があると歯周病になりやすく、歯周病があると糖尿病になりやすい』ということ
は今では一般的に知られるようになりました。糖尿病になると歯周病菌が増えるかという
ことに関しては結論は出ていませんが「糖尿病→歯周病」という方向の影響は強いエビデ
ンスで証明されていて、糖尿病患者さんは非糖尿病患者さんと比べて歯周病の発症が2.6
倍、歯槽骨の吸収が3.4倍というデータもあります。

それでは逆に「歯周病→糖尿病」という方向ではどうでしょうか?こちらは高いレベルで
証明されているわけではありませんが歯周治療とともに糖尿病が改善するという報告がた
くさんあり確かに関係がありそうです。

歯周病を取りまく背景と、糖尿病を取りまく背景は酷似しています。食事や運動、ストレ
ス、喫煙などのライフスタイルは共通項です。だから歯周病だけ良くなって糖尿病は悪く
なるとか、歯周病は悪化の一方だけど糖尿病はずいぶん良くなったというようなことは起
こりにくいようです。
   
デンタルハイジーン7月号を読んで                               
歯科衛生士K]
「誤嚥性肺炎の予防と対応を読んで」

これまで二大疾患といわれてきたう蝕・歯周病の治療は確実に成果をあげ「8020」達成率
は4割近くになっています。
日本は世界に先駆けた超高齢社会となり、高齢者が増えています。そこで問題となってき
たのは、摂食と嚥下障害の患者さんの増加です。
「食べ物や唾液が、誤って食道ではなく気管の中にはいること」を誤嚥といい、それに引
き続き起こる肺炎を誤嚥性肺炎といいます。
肺炎は異物や微生物が肺内に侵入したことによって生じる肺の炎症のことで、発熱・呼吸
困難などの症状で、重篤な場合は死に至ります。
肺炎による死亡者は年々高くなっており、日本人の死因の第三位になっています。
歯科が行う誤嚥・誤嚥性肺炎の予防は嚥下リハや口腔ケアを行うことです。誤嚥に細心の
注意を払いながらケアを行っていかなければならないと実感しました。


デンタルハイジーン6月号を読んで                              歯科衛生士K 
「根分岐部病変は治りにくい?」を読んで

根分岐部病変=治らない?
ブラッシング指導が奏功し、歯肉縁下のデブライドメントが行われると周囲組織の炎症症
状は大幅に改善されます。
根分岐部病変が治療しにくい理由は、前歯など単根歯の場合プラークや歯石は歯の周囲に
付着する為、ブラッシングやスケーリングは歯の周囲に対して行えば良いのです。
大臼歯は歯根が複数あり、ある程度歯周炎が進行すると骨吸収が根分岐部まで及ぶ場合が
あります。歯根の内側にプラークや歯石が付着していることになります。
根面の内側にはブラッシングが不十分になったり、歯肉縁下プラークや歯石の取り残しも
多くなりがちなので、根分岐部病変が存在する歯は治癒しにくいのです。

デンタルハイジーン5月号を読んで                             歯科衛生士NK 
「歯科衛生士界のいまを知ろう!」を読んで

"歯科衛生士の仕事"と一言で言ってもアシスタントワークから歯周治療、歯科保健指導、
院内の環境整備など多岐にわたり、診療室の特徴、診療内容によって中心となる歯科衛生
士業務、対象とする患者さんが異なります。
いま、全国でおよそ10万3千人が歯科衛生士として仕事をしています。この20年間で就業
歯科衛生士数は2.5倍も増加しました。そして歯科衛生士の90%近くが歯科診療所で就業し
ていることは変わりません。しかし歯科診療所での歯科衛生士の仕事は同じではなく、例
えばー歯周治療・予防歯科、小児歯科、矯正歯科、審美歯科、デンタルインプラント、歯
科訪問診療、病院歯科…などさまざまです。これは診療内容の変化、および社会のニーズ
が変わってきていることによります。
歯科疾患名別の患者数の割合を10年前と比較して大きな伸びを示したものは、歯周疾患
(歯肉炎・慢性歯周炎)、健診と予防です。これは歯科衛生士が主体的に行うものです。こ
れが歯科衛生士の歯科診療所で就業する数が伸びている要因だと考えられます。
それぞれいろいろな働き方がありますが、私も一歯科衛生士として患者さんの健康を歯・
口腔を通してサポートしていきたいと思います。


デンタルハイジーン5月号を読んで                              歯科衛生士K 
「ダイエットをすると歯肉も痩せる」

よく患者さんが「あれだけダイエットしても痩せないし、痩せたとしてもすぐに戻るのに
どうして歯茎は簡単に痩せて元に戻らないの?」とおっしゃる。
ダイエットというのは基本的に脂肪を減らすという行為である。
赤身を削ぎ落とすのではなく脂身を燃やすことなのです。
お腹の周りなどにはたくさん脂肪組織があるが、歯肉には脂肪組織がないので燃やす脂肪
がないのです。
口腔内では口蓋や頬粘膜に脂肪組織が存在するが、歯肉にはない。
脂肪組織や腺組織が保管される場所は、一般的に粘膜下組織とよばれるところがあるが、
歯肉にはこの粘膜下組織がないのです。
お腹は出たりへこんだりするものの、歯肉は変わらないのです。


デンタルハイジーン4月号を読んで                              歯科衛生士NK 
「なぜ、歯周治療にブラッシングが必要なのですか?」を読んで

歯周炎はプラークに起因する病気です。
ですから歯周炎治療はプラークコントロールが主体となります。患者さんに「歯周炎」と
診断がついたらモチベーションとともにブラッシング指導を行います。このブラッシング
指導で重要なことは繰り返し続けることです。技術的なことを指導するだけでなく患者さ
んのモチベーションを維持するねらいもあります。
一般的に基準とされるプラークスコア20%以下の状態が達成されても、しばらくするとブ
ラッシング状態が悪くなってしまうことは珍しくありません。そういう時、患者さんはプ
ラークを“細菌の塊”ではなく“食物残渣”として認識してしまっているようです。
プラークが付着しているということは数日以上はその部分が磨けていなかったことを意味
します。またプラークスコアが良くても歯肉に炎症が見られる場合があります。プラーク
スコアは一回きっちり磨けば良くなります。しかし歯肉の炎症は数週間磨けてない場合に
生じます。したがってプラークスコアが良くて歯肉に炎症があるという状態は普段あまり
きちんとブラッシングせず診療の直前だけ磨いているということになります。こういう状
態を改善するためにも繰り返しブラッシング指導やモチベーションを続け患者さんに常に
ブラッシングの重要性を意識してもらうことが大切です。患者さんを継続的に診ていく大
切さを改めて実感しました。

デンタルハイジーン4月号を読んで                          歯科衛生士K 
《機械的刺激による歯肉退縮》を読んで

「オーバーブラッシング」硬い歯ブラシによる強い横磨きが続くと磨き過ぎオーバーブラ
ッシングとなることがある。
オーバーブラッシングによる歯肉退縮は磨き癖により強く当たりすぎる範囲によって、一
歯のみにみられるものから数歯にわたっているものがあり、程度も、軟組織である歯肉の
みに限局しているものから硬組織である歯にまでおよんでいるものがあります。
オーバーブラッシングによる歯肉の外傷に原因する「歯肉の摩耗」が直接歯肉退縮を進行
させると考えられています。
歯ブラシによる歯肉の傷害によって結合組織性付着が破壊され接合上皮の根尖側への移動
が引き金になっているともいわれています。
オーバーブラッシングがあると疑われるかんじゃさんには、軟らかめの歯ブラシに換えて
もらい、歯肉退縮している部分に横への方向に当てるのを避け、歯の長軸方向に沿った縦
方向にやさしく歯ブラシを当て動かしてもらい、歯肉退縮を食い止め、歯肉をクリーピン
グさせられるよう指導していきたと思います。


デンタルハイジーン3月号を読んで 歯科衛生士 
「Dr.Hiroのペリオバカ養成講座」を読んで

−歯石そのものが歯周病の原因ではない−
たしかに歯石は除去しなければならない対象だが、これが歯周病の原因というわけではな
い。
なぜなら…
半世紀以上前は表面がザラザラとして透過性の高い歯石による「機械的刺激」が歯肉を傷
つけてしまうと考えられていました。しかし歯石の「機械的刺激」よりも「プラーク(歯
垢)」の方が影響大ということがわかってきました。歯石そのもので炎症が起こることは
なく歯石に付着した細菌が炎症を引き起こすということが確認されました。

ではどうしてSRPで歯石を取らなければいけないのか?
歯石の表面はザラザラして中身はスカスカ。軽石のようなイメージでそこに善玉や悪玉の
細菌が集まってきて、細菌の産物の温床になるということが問題視されています。

以上の理由から歯石除去の重要性を患者さんに伝えていきたいです。

デンタルハイジーン3月号を読んで     歯科衛生士K 
「禁煙支援における医科・歯科連携の必要性」を読んで

2006年4月から禁煙治療に健康保険が適応されるようになりました。
禁煙治療を保険診療にて提供できます。
治療期間は3ヶ月(12週間)で5回受診出来ます。受診者にも適応の制限があり、ブリンクマ
ン指数(1日の喫煙本数X喫煙年数)が200位上であること、入院してからの治療開始は自費
治療になることなど注意が必要です。
バレニクリンは脳内のニコチン受容体と結合し、内服すると1週間程でタバコの味が変わ
って吸いたくなくなるという特徴的な効きかたをします。
現在の治療制度では歯科で禁煙診療は適用されていません。
しかし、歯科は喫煙の有害性を口腔内を通じて直接確認することができる場であるので、
動機づけし易い場でもあるのです。
歯科は生涯にわたるフォローを行う場でもあり、禁煙の継続を確認する最適の場でもある
ので、今後医科と歯科の連携が重要視されてくると思うので私達もTBIの際に喫煙されて
いる患者さんに禁煙の動機づけを積極的に行っていきたいと思います。


デンタルハイジーン2月号を読んで   歯科衛生士NK 
「認知症の方への食の支援を考えよう」を読んで

認知症の方が安全においしく食べていただくための支援においては、「いつ」「誰と」「
何を」「どのような」環境で食べるのかという食の基本に立ち返り食環境を整えていくこ
とが大切です。
そのため3つの視点からの総合的支援が必要です。
@サイエンスの視点
摂食・咀嚼・嚥下機能や脳機能をふまえた科学的根拠に基づく支援
Aアートの視点
社会文化的営み、食の楽しみ、おいしさなどへの支援
B全体論的視点
生活の営みとしての食事、他の生活要素(睡眠・覚醒リズムや排泄リズム)との連動

以上の総合的支援を行うために認知症の方の食事場面を観察すると3つの摂食困難を見出
すことができます。
@摂食開始困難
認知症の方は『行為の始まり』につまずきやすいため 自ら食べ始めることができるよう
に支援します。お茶碗と箸・スプーンを手に持つように支援するとスイッチが入ったよう
に食べ始める方がいるそうです。
A摂食中断
周囲の物音や人の動きなどに注意が奪われたり、むせで摂食動作が止まると自ら摂食を再
開できないことがあります。本人にとって快適な食事環境を整えたりむせによる誤嚥性肺
炎の予防のために歯科衛生士による専門的な口腔ケアが重要です。
B食べ方の乱れ
一口量を適量すくえずにこぼす、飲み込む前に食べ物を次々と口に運ぶ、一つの器の食べ
物だけを食べ続けるなどの食べ方が乱れる時は姿勢やスプーンのサイズを調整したり、食
物を適切な一口量にカットするなど環境を整えることで支援できます。

食の入り口である口腔の専門家として食の支援を必要とされておられる方たちのことをも
っと知らなければならないと感じています。


デンタルハイジーン2月号を読んで     歯科衛生士K 
「ブラッシングが不十分だとSRPの効果が低い」を読んで

歯肉縁下のプラークコントロールと歯肉影縁上のプラークコントロールだ出来ていると後
戻りが遅い。
歯肉縁下のプラークコントロールだけの場合は後戻りが早い、歯肉縁上のプラークコント
ロールレベルが歯肉縁下の細菌の後戻りに影響する事が分かります。
SRP後に復活してくる細菌はSRP時の取り残しか、歯肉縁上からの侵入の2つのルートしか
ないマジックのように急に現れることはない。
SRP時の取り残しを防ぐ為にはスキルを磨くことが必要です。
歯肉縁上からの侵入は患者さんのセルフケアの影響が大きい、歯肉縁上の細菌が歯肉縁下
に侵入してくる状況が直接的な関係になる。
患者さんのセルフケアが不十分だと歯肉に炎症が起こってはれてくることもあり、歯周ポ
ケットが深くなると嫌気性細菌が元気になる。
歯肉縁上にプラークが残っていると直接的に歯肉縁下の細菌を支援することになるので患
者さんにはセルフケアを十分頑張ってもらええうようにブラッシング指導を行っていきた
いと思います。


デンタルハイジーン1月号を読んで    歯科衛生士NK 
「術者磨き」で伝えるプラークコントロール を読んで

歯科衛生士の大切な仕事の一つにTBI(ブラッシング指導)があります。

TBIの目的は患者さんのホームケアのレベルアップをはかりプラークコントロールの向
上によって歯肉の炎症を消退させることにあり、またメンテナンス時にはう蝕と歯周病の
再発の予防を期待します。ただ患者さんの技術が上達してほしいと思う一心で私達がいく
らTBIを行っても患者さん自身に「話(説明)を聞きたい、知りたい」という気持ちが
起こっていなければブラッシングの習慣化はされず一時的にきれいになっても長続きしな
いことが多いようです。

ほとんどの患者さんは毎日歯磨きをしているので「自分が磨けていない」「自分の口腔内
が汚れている」とは思いません。しかし実際は「磨けていない」から「磨き残しができる
」。「磨き残しがある」から「歯肉は炎症を起こす」のです。

どうすれば患者さんに「磨いている」と「磨けている」の違いを伝え、気付いてもらえる
のでしょうか?一つの方法に「術者磨き」でアプローチすることで患者さんの興味を引き
だし「磨けている」を実感してもらえるようです。

テクニックの指導だけを中心にするとワンパターンで一方通行の押しつけるようなTBI
になってしまいます。どんな方法にしても患者さん自身にまず気付いてもらい、興味を持
たれたらそれに合わせて進めていくことが大切だということです。

私も「術者磨き」を通して患者さんに「歯磨きって気持ちがいい!」と感じていただきセ
ルフケアに対する意識を高めていけたらと思います。


デンタルハイジーン1月号を読んで                  歯科衛生士F 
歯科医との付き合い方 患者さんへの寄り添い方

◎切実な問題
 人によって口腔内の見方が違う、必ずしもその院長の考え方に
 合わせていかなければならないのか?
 どうすればいいのでしょう…
◎まずスキルを磨く
 DRとうまく付き合うには、まずケアのスキルを磨くことです。
 彼らに一目置かせるにはケアのプロになることです。
 DRとDHの関係はそこで初めて対等になります。
◎スキルだけではなりたたない
 治療方針にぶれがないように、しっかりDRとコミュニケーションをとりましょう。
◎泣き虫になれ
 DRの励ましと治療への不安の中で戸惑う患者さんに寄り添い、時には一緒に
 涙すればいいのです。ひたすら癒し、見守り、支えることです。
 それが役割と割り切ることでDHの真の姿が見えてくるはずです。
◎DHのCLICHK
  DHの役割はCLICHという5つの頭文字に集約できます。
 CLICH…伝達、傾聴、面接、架け橋、知識
  その中で最も大切なのが、DRと患者さんとの架け橋です。
 患者さんは医師の前ではなかなか本音を言えないものですから、
 DHは70%くらい患者さんの味方になりましょう。
 つまり患者さんの本音を聞きだし、それを代弁するのです。
 DRはそのDHの姿勢を臨床に利用し、DRの方針をやんわりと患者さんに
 伝えます。結果、プロとして70%DRの味方ということになります。
 ケアのプロとしての自己を見失わず、患者さんにとっても頼りになる存在であり続ける
最後の文章に関してはこれまでの私のDHの仕事に置いて、そういった気持ちをもって
働いてきたのか自問自答するところです。
もう一度、初心に返ってDHの仕事を見つめ直していきたいと思います。

デンタルはいジーン1月号を読んで                           歯科衛生士k 

『ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2012授賞式』を読んで

11月8日ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2012授賞式が開催されました。
今年で19回目を迎える賞は『8020運動』歯科保健の促進を目的に毎年11月8日(いい歯の日
)に授賞式が行われています。
日本医師会会長が登壇し、「我々医療職は寝たきりの患者さんに入れ歯を製作し、歯が入
った瞬間にニコッと笑われることをよく経験します。
子供の明るいはじけるような笑顔と、大人の苦労を乗り越えられた笑顔は、少し違います
が、どちらも素敵です」と笑顔の魅力・歯の大切さを述べ主催者挨拶としたそうです。

スマイルフォトコンテスト部門もあり全国から寄せられたのは4,264点その中から「とび
きりの笑顔」の写真が選ばれたそうです。
「晴れ女」→この日の天気予報は降水確率70%まわりの心配をよそに「私は晴れ女だから
」と新婦さん雨雲すら吹き飛ばす和装スマイル‼

全国65,000人の日本歯科医師会会員の選出による著名人部門では、女優の剛力彩芽さんと
バラエティタレントのスギちゃんが表彰されたようで、剛力彩芽さんは「いつも大笑い毎
日がベストスマイルこれからも、健康な歯で笑顔をお伝えできるように頑張ります」と答
えられたそうです。

多くの人に健康な歯で美味しいものを食べて笑顔が溢れるといいなと思い、これからもう
蝕と歯周病の再発予防・定期検診の大切さを伝えていきたいです。

デンタルハイジーン12月号を読んで                          歯科衛生士k 
『診療室で食生活指導をみてみよう』を読んで

う蝕・歯周病は多様な原因により発症しますが、その原因となるバイオフィルムの成熟に
は調理された炭水化物やショ糖の摂取の仕方が大きな影響を与えます。
ブラッシング不足以上に砂糖の過剰な摂取が大きな問題と考えられます。
砂糖の摂取が過剰になるとバイオフィルムが付着しやすくなります。ブラッシングだけで
は除去しにくいのも特徴です。
歯周病のリスクとしては、砂糖の摂取が歯肉の炎症の程度に影響を与えるようです。
食後代謝異常という病態が歯周病に関係しているのです。
食生活における目標は、バランスよく・食べ過ぎず・適度な運動を行なうなど食を中心に
生活習慣の見直しを行なうことも大切だと思いました。

デンタルハイジーン12月号を読んで                          歯科衛生士F 
認知症の方の口腔ケアポイント

※口腔ケアを行う前に。
 患者さんの視力、聴力にも配慮して不安を感じさせない。
 表情しぐさにも注意して、口腔はもとより個人をケアするという視点をもつことが
  大事です。

★ 問題点として…
 @なかなか口を開けてくれない
  起床時など口腔乾燥が強いため、顔面や頸部の清拭を行う時も
  唾液腺マッサージを兼ねると、唾液の分泌噛みしめ緩和、開口を促すことに
    繋がります。
 A口腔乾燥がある
  ホットタオルを使った唾液腺を意識した顔面マッサージはリラックスすることにより
  自ら口をもごもごさせて、唾液分泌を促せるケースが多いという印象があります。
  その分泌された唾液で足りない時は、保湿剤を少量ずつ使用するとケアも
  スムーズに行えます。
 B本人が口腔ケアを行える
  始めに本人の清掃能力や手順を観察し、本人との立ち位置や距離、声かけへの反応、
  呼吸状態なども観察し、どのように支援できるかを、周囲と情報共有することも
  大切です。
 C舌でケア用具を押し出してしまう
  ケア用具のサイズがあっていない、刺激に対する口腔過敏がある、タイミングが合わ
  ない等の原因が考えられますが、舌の動きや開口に合わせて用具を操作する事が必要
  です。尚、過剰の舌清掃は、味蕾細胞を傷つけ味覚に影響を及ぼすので
    注意が必要です。 

★ 最後に…
  認知症の方への口腔ケアのニーズが高まっていますが、予防を含めた口腔衛生管理 
  への関わりが必要です。
  継続できるケアを提供することが望まれます。
  私自身も現在まで、認知症の方のケアを徹底して行ったことはないのですが、このよ
  うな事を踏まえて、今後認知症の方へ取り組んでいけたらと思います。

デンタルハイジーン11月号を読んで  歯科衛生士K 
「電動ハブラシの使用感」を読んで

最近の電動ハブラシはグリップも握り易いサイズになり、重さは約1/3ぐらいに軽量化さ
れ、デザイン性にも優れています。
ヘッドの大きさも以前のものより小さくなり使い易くなりました。

ハブラシの圧がつい強くなりがちで力のコントロールがうまくできない方でも歯面や歯茎
に圧をかけすぎると、押しつけ防止センサーがあるため上下振動が止まりランプで知らせ
てくれるタイプのものもあります。
微振動が歯肉や粘膜のマッサージ効果を発揮し、唾液分泌を促すようにも感じます。
プラークを除去する能力は手用ハブラシより若干優れているので手用ハブラシしか使わな
いと決めつけず、電動ハブラシも使用してみると良いのではないでしょうか⁉
日頃電動ハブラシをしていないと、手用ハブラシに比べて口腔内で作動させた時の動きが
大きいと感じるのですが、一定時間使用していると違和感を覚えることがなくなります。
また、高齢の方や障害のある方には、電動ハブラシの使用が禁忌でないことを確認し、振
動や音に慣れることができるようであれば、口腔清掃の負担の軽減につながると思います
。
介護者にとっても短時間で効率的な口腔清掃ができ、両者の体力的な負担の軽減につなが
るのではないでしょうか。

デンタルハイジーン11月号を読んで  歯科衛生士 F 
酸蝕症の病態ケア食生活

・危険キーワード
 ちびちび飲み だらだら飲み
 
酸蝕症の主たる原因は酸性飲食物の過剰摂取があげられます。
このため患者さんの食生活について注意深く問診し、あらゆる可能性に
ついて検討する必要があります。特に熱中症対策としてこまめな水分補給が必要な夏場の
時期に、スポーツ飲料などが水代わりに摂取された場合、エナメル質酸蝕が生じやすい傾
向にあるので注意しましょう。
アルコールに関しては種類、頻度の他に寝酒の習慣がないかチェックします。
市販アルコールはPH5,5以下を示しますが、短時間飲みはできずちびちび飲みがほと
んどなので酸性口腔環境を発生しやすい特殊な酸性飲料と言えます。
寝酒の習慣がある場合は注意が必要です。
男性ではコーラ、スポーツ飲料が主たる原因、女性では黒酢を代表するお酢系飲料が主た
る原因。
国民の口腔衛生意識が向上し、うしょく罹患率が減少する一方で酸性飲料の過剰摂取は、
上顎前歯唇側面を中心としたエナメル質うしょくを引き起こし、やがて象牙質へと移行し
ていきます。

※食事指導について
酸蝕歯については身体によいと思う食生活習慣が実は歯に悪かったという事態に、多くの
罹患者が驚かれます。この酸蝕症が生活習慣病であると考えています。
夏場に体調の変化に伴い、酸性飲食物が必要な場合もあります。
ですので過剰摂取や摂取後の注意点について、合わせて説明する必要があるでしょう。
私自身も以前はお酢は身体に良いものと思っており、飲みやすいお酢を買って飲んでいた
時期もありましたが、最近酸蝕歯という言葉をよく聞くようになって酢が歯に対して悪い
ものだという意識が高まり、なるべく酸をとらない方がいいかな?という思いもあります
が、容量を決めてとることが大切なことだと思いました。
これは酸に限ってではないですが…

デンタルハイジーン10月号を読んで   歯科衛生士 F 
認知症とはどういう病気か?

認知症のイメージはどういうものでしょうか?
『コミュニケーション不足になりやすい』『徘徊する』
『物忘れがひどくなる』『自分のことも忘れてしまう』
など、様々なイメージをもっていると思います。
認知症は身近な病気の一つです。DHとして知っておきたい
認知症に関する情報をお伝えします。
厚生労働省によると85歳以上では3人に1人が認知症だそうです。
男女の比では60代70代では女性の方が圧倒的に多いようで、
特徴としてはアルツハイマー型・血管性・レビー小帯型の3種に
分けられます。6〜7割はアルツハイマー型で血管性は脳卒中が
主な原因、レビー小帯型は増加傾向にあって第3の認知症とされています。
今後高齢者の数は増えるので認知症の数も当然増えていきます。
H23年に認知症に対する薬が3種類認可されました。
しかしこれらの薬は治癒するのではなくて、進行を遅らせる薬です。早期発見の場合は認
知症の方へ還元できこの意義はとても大きいです。
早期発見の意義は認知症の方の自立の支援のチャンスが広がることが最も重要な点です。
現在は認知症のキャンペーンを行っているそうで、地域医療を支える私達にとって知らな
いでは済まされない病気となっています。よって認知症だから対応できないは通用しない
ということです。口腔ケアができないことの言い訳をしないために私達が認知症への理解
を深める努力をしなくてはならないと考えます。
私の周りには認知症の方がいないのでなかなか認知症について勉強不足な所が多いと思い
ます。
今後認知症の方が勤務先に来院された際は、少しでも認知症の事を理解して接する事がで
きればと思います。

デンタルハイジーン10月号を読んで 歯科衛生士 ]
「歯肉クイズ自分で治します」を読んで

クレフト状の歯肉退縮がある患者さんへの正しいブラッシング指導と力加減によって歯肉
退縮が改善していくという内容でした。
クレフト状の歯肉退縮の原因には過剰なブラッシング圧・咬合の問題があります。
過剰なブラッシング圧の患者さんの歯面はピカピカです。
綺麗にステインを除去しようとつい磨き過ぎることが原因です。
音波歯ブラシを使用している患者さんには、歯面に音波歯ブラシを強圧に押しつけていな
いかなども注意するように気をつけていきたいと思いました。
まず、患者さんに口腔内への関心度を上げてもらい音波歯ブラシや歯ブラシの正しい使い
方を理解してもらい、露出した歯根面のプラークの磨き残しのないように優しいブラッシ
ング圧でケアしてもらうことで、歯肉の改善をはかり定期的に経過をみていくように心が
けたいと思います。

デンタルハイジーン9月号を読んで   歯科衛生士 F 
ニュージーランドの歯科衛生士事情

ニュージーランドにはデンタルハイジニストとデンタルセラピストがいてるそうです。
18歳までの歯科治療は原則無料ということで19歳からは事故などを除いては自己診療
になるそうです。
業務内容については主にSRPを中心にする歯周治療を行い、日本と異なる点は、資格を
取得することで局所麻酔、矯正治療のブラケット装着の可能が上げらます。
教育においては5年間のコースで両方の資格を取得できますが
業務が完全に分かれており、DHは民間の歯科医院での勤務、
DTは公務員として働くことになります。
認知度は決して高くないそうです。
現在日本でのDHの数は多いと思うのですが、カムバック率は
あまり高くないように思います。
なので不足している歯科医院も多いようです。
私も今後も歯科医院で働いて行く上で少しでも貢献していければと思います。

デンタルハイジーン9月号を読んで 歯科衛生士K 
《明るい未来  〜歯科衛生士は素晴らしい〜》を読んで

この歯科医院では特に予防に力をいれておられ、患者さんに伝えるという意識が高いよう
でした。
ここでは患者さんに『予防の大切さ』を伝え『将来』をイメージさせることが大切だと書
かれていました。
将来の見通し・理念を明確にし、伝えなければいけないと患者さんには伝わらないことも
あるということを学びました。
私達も日々予防・病気の知識をしっかり患者さんに伝えることで患者さん自身に『歯を守
りたい』という気持ちを持ってもらい、ホームケアの意識と定期検診の重要性を分かって
もらい将来の抜歯を防ぐことに繋がるように患者さんに指導していきたいと思います。

デンタルハイジーン8月号を読んで 歯科衛生士K 
『顎関節治療の最新の治療』を読んで

これまでの歯科医師は顎関節症の患者さんに対して『大きく開口しないように』『硬い物
を避けましょう』といった指導をしてきました。
症状が始まったばかりの急性期はそれでもよいのですが、ある程度経過をみて多少開ける
ることができるはずなのでそうなったら、積極的に下顎を動かす訓練治療法を行うべきな
のです。
運動器への対応は『急性期には安静に、慢性期には積極的に』が原則だそうです。
すべての関節にいえることは、関節は限界までの可動範囲が維持されはじめて必要な血流
が供給される構造になっています。
何らかの理由で可動範囲が狭まると血流が低下し、その結果疼痛への過敏化が引き起こさ
れさらに可動範囲が制限されるという悪循環がはじまるのです。
この悪循環を絶つには無理やりにでも動かすことが必要なのです。

当医院でも顎関節症の患者さんには、リンパマッサージを行い、血行をよくして側方・前
方に顎を動かしてもらい顎の動きや開口量の経過を診ていくというような顎関節治療をし
ています。
顎関節症にもいろんな症例がありますが、リンパケアや顎を動かすことで痛みが緩和され
ている症例がほとんどです。
これからも顎関節症の改善のためにもTCHの話や正しい顎関節治療を行っていきたいとお
もいます。

デンタルハイジーン7月号を読んで 歯科衛生士K 
「顎関節症の診断基準」を読んで

顎関節症の診断基準には、顎関節の疼痛・関節音・開口障害・顎運動異常を主要とする疾
患です。
顎関節症は炎症ではないので、熱をもったり、腫れたりすることはありません。
自発痛については顎関節症直後の数日間出ることがありますが、運動時の痛みとなるので
自発痛が1週間異常続いている場合は顎関節症ではないと考えられます。
顎関節症のげんいんとなるTCH(上下顎を非機能時にも接触させる癖)をみつけるには、
口を閉じた状態で上下の歯が前歯や奥歯を噛んでいる場合はTCHがあると考えられます。
患者さんに開口してもらい頬粘膜に咬合線があるか、舌辺縁に歯の圧痕があるかを確認し
、これらの圧痕があるなら患者さんには長時間噛みしめないように指導し、安静位の状態
を習慣づけていく必要があります。
日常的に無意識でTCHをしてしまっている患者さんはほんとうにたくさんいます。これか
らもTCHや顎関節症の患者さんの診断を正しくしていきたいと思います。

デンタルハイジーン6月号を読んで 歯科衛生士s
よもやま通信   認知症と義歯  p626-627

札幌の病院に入ってる歯科に勤務されてる先生のお話だったのですが、入院中の患者さん
を見る事が主で、なかには、痴呆症になられてる方も多く、必要なので、上の義歯を調整
しているのに、患者さんは、下が痛いのに、上ばっかり削って!!と毎回怒って帰られて
いたそうです。無事に、調整がうまくいき、先生が、上ばっかり削ってって怒ってたけど
、痛みなくなったでしょ?と聞くと、その患者さん、私は、一度も怒っていないですよ〜
  と。(笑)又違う患者さんは、気に入らない事があると、なんでも、周りにある物を投
げるようになり、もちろん看護師さんや、家族の方が投げそうな物は全部隠していたら、
なんと本人さん、自分の口から総入れ歯を取り出して、投げ出したそうです!  修理が追
いつかなくなるので何かいい案はないかと、考えていた所、入れ歯に名前ろ入れる事が出
来るのですが、この要領で、奥さんの写真を入れたそうです!! 入れ歯を洗浄する度に
、奥さんの写真いいね〜と声をかけ、投げたら、奥さん、痛がってるよ!と声かけしてい
るうちに、投げなくなったそうです!! 最後まで、奥さんか、大好きな女性演歌歌手か
悩んだそうですが、奥さんにして正解だったみたいで、何よりです(笑)


デンタルハイジーン6月号を読んで 歯科衛生士K 
「プロービング力は歯科衛生士力」を読んで

歯周組織は4つの組織から成り立ち、歯周組織の状態を把握するためには情報が必要です
。
プロービングは、肉眼では観察できない歯肉縁下の情報を数値として知ることができます
。
炎症の有無やポケット壁の抵抗性や歯根面の表面性状を把握出来ます。
プロービング時の出血はポケット上皮などに炎症があり、その原因になる紙肉縁下プラー
クの存在を意味しています。
視診で歯肉に炎症がない場合でもプロービング時に出血があれば炎症があると判断できま
す。
プロービングで歯周組織の状態を把握することは歯周組織の破壊状態や患者さんの治療の
効果を評価し、治療計画に役立ちます。
初診時と治療経過中のプロービングの検査結果を比較し、その数値で歯周組織の変化を把
握しながらこれからも歯周治療に励みたいとおもいます。

デンタルハイジーン5月号 歯科衛生士S 
 マタニティ歯科を学ぼう! p480〜494を読んで。
日本歯科大学附属病院に、マタニティー歯科外来が設立されたそうです。患者さんは、3
0歳代が多く、やはり、高齢出産で、少しの事でも、慎重になりがちなので、専門的な外
来があれば、患者さんも安心して、治療が可能なので、いいなと思いました。外来では、
安定期の患者さんで、特医師からの注意事項がなければ、歯科での局所麻酔ならほぼ問題
なく使用でき、むしろ疼痛によるストレスを考えると母体への負担を軽減するとともに、
胎児への影響をも避けられると考えられているみたいです。レントゲンも胎児の発育げも
っとも活発な妊娠初期いがいなら、問題ないと考えられてて、しかも一枚あたりの実行委
線量は、年間の自然放射線の約240分の1だそうです。なので、積極的にお母さんの痛み
を取り除く為には、これらの事には、あまり神経質にならなくてもいいのかなと感じまし
た。後は、歯周病になると炎症性物質のサイトカインが生成され、子宮収縮物質の産生を
促進し、早産や低体重児の原因になったりするので、衛生士としては、歯周ケアや、早く
からの虫歯菌母子感染予防やお子さんへの口腔ケアの大切さを伝えていけたらなと思いま
す。


デンタルハイジーン5月号を読んで 歯科衛生士K 
【妊娠期のお母さんを支援するために歯科衛生士としてできること】

妊娠期特有の身体の生理的変化及び心理面の変化を考慮し、安心して歯科受診ができる様
に歯科衛生士が対応していきます。
赤ちゃんの健康な口腔を確保するために「マイナス1歳」からの母親の口腔管理を含む生
活習慣指導は必要です。妊娠性歯肉炎が高く歯肉の腫張、ブラッシング時の出血、口の中
のネバつきなどの自覚症状を感じる方が多いようです。
軽度の歯肉炎は適切なプラークコントロールと生活習慣指導で比較的早期に良好な状態へ
改善します。
妊娠中は、お腹の中で背町している赤ちゃんの健康にとても敏感です。
この時期は鵜食や歯周予防の正しい情報を提供し、母子共に口腔ケアを実践してもらうチ
ャンスとなります。
妊娠中は精神的に不安定な時期であり、つわりの状態や妊娠してからの食生活・口腔内の
変化・口腔衛生習慣・健康感など性格や価値観を理解することで不安を取り除き安心感を
与えコミュニケーションをはかることが大切です。
カウンセリングの情報をもとに優しく理解しやすい言葉でモチベーションを行うように心
がけます。

キシリトールがウ蝕予防に効果的であることはしられています。
キシリトールを使用することによりミュータンスレンサ球菌のレベルが低下し、母子感染
予防にも役立つことも報告されているようです。

デンタルハイジーン四月号

歯科衛生士S
顎関節症マネジメント基本のき
p410〜p413
日々の診療で、患者さんから、顎関節の不調を、訴えられることが多くなってきました。私自身も、全く、口があかなくなった時期があり、噛み合わせの治療をしてもらったのですが、なかなか、改善しませんでした。で、私も多因子病因子説だったのだなと思いました。ただ、この中には、噛み合わせ、精神的要因、行動要因、外傷要因、、。と、様々ですが、積み木はずしの様に、病因強度が耐久力の範囲内に収まれば、症状は、改善します。ただ、一人、一人、耐久力と、一番大きい寄与因子は、違い、治療は、非常に、時間がかかり、みつけることも困難です。そこで、2000年ごろから、TCHが、顎関節症の発症や症状持続に、関係する事が大きいと発表されました。常に歯が接触してる事で、下顎頭が上方に圧迫され顎関節症が発症したり、舌筋が、緊張し、舌に歯牙圧痕が、出たり、歯自体も圧迫され続けられる事により、歯根膜からの血液供給が低下し、感覚の鋭敏化が起こり、咬合の違和感や根尖性歯周炎の鎮痛増大といった問題がおきてきます。こういった事から、歯周病の悪化にも繋がり、クラックや補綴物の破損、義歯性鎮痛などにも、関係します。歯科衛生士として、早く気づき、危険を伝えていきたいと思います。次回以降のTCHの見出し方や治療内容も楽しみにしておきたいと思います。

デンタルハイジーン4月号を読んで

歯科衛生士K
「顎関節症とTCHのマネジメント」を読んで

顎関節症の原因は噛みあわせの悪さにあるということで、咬合調整や歯列矯正や補綴治療が行われてきました。
現在では噛み合わせの悪さだけが顎関節症の原因ではないと考えられています。
関節や筋の構造自体の弱さ・心理ストレスといった精神的要因・職場の環境・夜間のブラキシズム・頬杖といった本人がもつ行動学的要因が、顎関節症に影響するといった考え方があります。
TCHとは歯列接触癖です。TCHを除去することは患者さんにとっての原因治療になる可能性があるのです。
TCH疾患予防治療効果の維持に無視できない要因です。臨床において患者さんのTCHに早く気がついて日常の噛みしめ癖に意識してもらい、歯周組織への大きな負担をなくすように指導していきたいとおもいます。

デンタルハイジーン3月号

歯科衛生士s
歯肉クイズー私の変化を見逃さないで!p235_237を読んで。
今号で、三回目の特集なのですが、一枚の正面の歯列の写真が一枚掲載されていて何が読み取れるかのクイズなのですが、先月号までは比較的、分かりやすい症例だったのですが、今回は、いわゆる、繊維性の歯肉のかたで、一見炎症などはなく、問題点を読み取るのが難しかったです。まずは、メラニン色素が濃く出てたので、喫煙はしてると思ったら、非喫煙者。家族にもいてないとの事。前歯部にカリエス処置がされているので、口呼吸の疑い。これは、あたっていました。一言で、繊維性の歯肉といっても、なってしまう、因子は、喫煙だけではなく、何度も、炎症と消退を繰り返しているとなる事もあるとの事で決めつけは、危険だと分かりました。後は、マージン部が帯状にロールしているので、ブラキシズムがあり、繊維性の歯肉で、ブラキシズムがあるとかなり歯周病のリスクは高くなります。一枚の写真からで、これくらいの事は、読み取れるが、決めつけは危険で、プロービング、デンタルなどでの総合的な、検査で、把握していき、患者さんと確認しながら、変化をみていく事が大切だなと感じました。

デンタルハイジーン3月号を読んで

歯科衛生士K
《歯周病の修飾因子と歯周病と全身との関係》

歯周病の原因はプラークによる細菌感染です。
そのほかにも口の中の要因としては歯石や適合の悪い詰め物など、
全身的な要因としては喫煙習慣・糖尿病・骨粗鬆症などの全身疾患・ストレスなどが考えられています。
糖尿病で高血糖状態になると白血球の機能が低下し、血管壁がもろくなり歯肉の循環障害などにより歯周病が進行しやすくなる可能性があります。
喫煙も白血球などの免疫機能低下、歯肉の血流の低下などを起こし、喫煙年数が長く本数の多い程歯周病が悪化すると考えられています。
歯周病にかかっていると、口の中の細菌により誤嚥性肺炎が引き起こされる可能性もあります。
これらの危険性を少しでも減らすためにも歯周病の予防や治療はとても重要だということを患者様に理解してもらえるように指導していきたいと思っています。

デンタルハイジーン2月号を読んで

歯科衛生士S
インプラント周囲にどのような診査を行ったらいいの?p172-176
今月号は、インプラントのプロービングについて主に書かれていました。以前は、インプラント周囲へのプロービングは健康な上皮を破壊する恐れがあると考えられていましたが、これは、犬での実験によるもので、少しプローブ自体も大きく、圧も強めにしていた事が原因で、適切な太さのプローブで圧なら接合上皮内に留まる事が新たな実験で明らかになりました。ただし、逆に正しい圧でやらなければ、やはり上皮を傷つける可能性はあるし、先月号で言われていた、インプラント周囲炎になっている状態では、骨縁上まで到達する事が分かっており、この事からも、インプラント周囲の炎症の有無及びその進行の程度を知る為にプロービングは必要であるとの事です。では、実際のインプラントへの診査で特に気を付けるべき事は、上部構造の形で、オーバーカントゥアの物やアバットメントの部分が少し段になっているタイプの物は正確なプロービングは難しいし、健康な組織でも粘膜や骨膜の厚みによって左右されるとの事です。ただし、出血、排膿、軟組織の退縮、6mm以上のPPDがみられた場合は、69%の確率で進行性骨吸収が認められるとの事です。このように、天然歯と同じようには、いかないインプラントの診査ですが、注意深く、慎重に、やっていこうと思いました。

デンタルハイジーン2月号を読んで

歯科衛生士K
『現象から感じたあんな疑問こんな疑問臨床で気になった症状について考えてみよう』

<骨隆起>
口腔内でよく見かけるのが骨隆起です。
患者さんの中には『これ癌ですか?』と心配して来院される方もおられます。
骨隆起は力の受けた方向に対して骨ができると仮説があるそうです。
実際には力が強そうに思っても骨隆起ができない人もいるようですし、
骨隆起が内側だけでなく外側にできる人もさまざまです。
子供や10代の人にはほとんど骨隆起をみることはありません。
また、総義歯になった下顎のの骨隆起もみることはありません。
永久歯列が完成し、力が強くかかり始めると骨隆起ができ、歯の減少と共に力が減ってくると骨隆起が減るという仮説があるそうです。
上下の歯を無意識のうちに噛みしめてしまう患者さんの骨隆起の発現率が一番多いようです。
『骨隆起』と『力』の関係というのは一致していることが多いようですが、遺伝などの影響もあるため見極め方は難しいようです。
そのあたりは臨床の中で歯科衛生士単独で見極めて判断してしまうのは難しいようなので医師と相談し正しい判断をし患者さんのメンテナンスをしていきたいと

デンタルハイジーン1月号を読んで

歯科衛生士S
インプラント周囲炎って何?  
以前は、インプラントの失敗や問題は、主に外科的手技と強い咬合力によるものだと考えられてきました。インプラント周囲に粘膜炎は起こるものの、歯周病と同じように感染から支持組織の破壊が起こるとは考えられていなかったのですが、研究や実験の結果、インプラントの周囲にも感染が生じ炎症が進むと周囲組織に破壊が起こる事が分かりました。10年間の予後を実験で観察した所、プラークコントロールが良好な群では、支持骨の喪失は少ないが、不良な群では、有意に支持骨の喪失が大きいという結果が出ました。しかし、プラークコントロールが良好でも、上部構造のゆるみや外傷などでも、炎症が起こる事もあります。最近では、日々の診療でも、インプラントの患者さんが多くなってきていると感じます。まずは、インプラントでも支持骨の喪失は起こるという事と天然歯の歯周炎よりも、進行が早い事、天然歯みたいに、脱落する事は少ないがその分気付きにくい事などをしっかりと患者さんに伝えていく事と、クリーニングでも、より気を付けていかないといけないなと感じました。

デンタルハイジーン1月号を読んで

歯科衛生士K

『態癖へのアプローチ』を読んで

ウ蝕や歯周病の原因が感染であり生活習慣にも深く関わっていることはわかっています。
それでも生涯にわたって歯を守ることは決して容易なことではありません。
炎症と感染のコントロールだけでは歯を守ることはできず、『力のコントロール』も必要
になります。
態癖を日常生活の中で無意識に行うさまざまな習癖(頬杖・うつぶせ寝・ショルダーバッ
グを同じ方にばかりかけているなど)
ささいな習癖が長期に及ぶことにより歯を移動させ顎顔系さらには全身において大きな影
響を及ぼします。
態癖は生活習慣の一部です。ウ蝕や歯周病のようにコントロールすることができます。
患者さんにはリラックスした下顎位を覚え、外から不必要な圧力を加えないこと、できる
だけ正常な嚥下を行うこと、舌・口腔周囲筋のアンバランスな力を除去することに取り組
みましょう。
態癖は無意識に行っている習癖ですので、一度中止していても再びおこりやすくやめるこ
とは困難です。
その為私達歯科衛生士が根気強く指導していくことが大切だと思いました。

デンタルハイジーン12月号を読んで

歯科衛生士S
歯科疾患を治すだけで終わらない歯科医療の為に p1303〜1307

高齢者の多歯時代が到来しています。しかしその一方で、高齢者では口腔機能の低下とともに口腔内の自浄作用が低下し、食物残査やプラークの付着が著しくなります。また、全身的な疾患を抱えており、抜歯に伴うリスクや虫歯や歯周病のリスクが高くなります。その事からも、口腔を管理するという考え方が大事になってきます。特に、後期高齢者の場合、期間を3−5年、数ヶ月と比較的短期間での目標設定が必要です。具体的には、回復期・維持期・緩和期と3つのステージでそれぞれかかわりをもっていきます。まずは、回復期では、咬合支持を失った所への補綴治療を主に行い、まずは、口腔機能を向上させます。次に、維持期では、回復期で整えた口腔環境をいかにして守るかが目標になります。さらに、運動機能へのアプローチ、摂食やえんげなどのトレーニングなどもいれていきます。最後に、緩和期ですが、ここでは、口腔ケアの取り組みに重点をおいていきます。ただし、口腔ケア中に起こり得る、誤えんなども十分考慮していく必要があります。又、なにがなんでも噛めるようにすることを目標にするのではなく、食べられるものを食べ、極力、患者さんが、歯や粘膜に痛みを感じない環境づくりが大切。との事です。いつもは、高齢者といっても、通院していただける方を主に口腔ケアをしているので、今回の特集を読んで、無理に、最高の状態を目指さなくても、天寿をまっとうするというソフトランディングを目指して、痛みがなく、少しでも、美味しく物が食べれる状態をキープする事の大切さも、感じました。最近、退院したばかりなどの患者さんも、みせてもらう事も多くなってきたので、個人、個人の状態をきちんと把握して、痛みのない、生活の手助けができたらなと感じました。

デンタルハイジーン12月号を読んで

歯科衛生士k
露出根面のある患者さんのブラッシング指導・SRTの注意点は?を読んで


露出根面のある患者さんには、これ以上歯肉退縮を起こさないように指導が必要です。
まづは歯磨きの時のブラシング厚・歯ブラシの硬さ・使用している歯磨き剤を知り、硬い歯ブラシをされていたなら軟毛の歯ブラシを選び使用してもらえるように提案します。
歯間ブラシを使用してもらうときは歯間ブラシのワイヤーで根面を傷つけないように配慮が必要です。
歯肉退縮のある患者さんにはオーバーブラッシングをされている方が多いのでブラッシング時間を聞き10分程度正しいブラッシング法で磨いてもらうことが必要です。
根面ウ蝕に注意しなければいけないのは歯根面はエナメル質に比べ脱灰しやすいのでウ蝕の発症には注意が必要です。
酸性飲食物を摂取後の直後のブラッシングは避けてもらい再石灰化の促進を目的に、はいどろきしアパタイト配合の歯磨剤などもお薦めです。
唾液分泌の促進のためにガムを噛んでもらうのも良いので、ホームケアやガムをかむ習慣も取り入れながら指導しています。

デンタルハイジーン11月号 P1172~P1173

歯科衛生士U
<すべてにありがとう>を読んで
これは、検診で乳がんが発覚し、右乳房の摘出を体験された歯科衛生士の方からのメッセージです。私のまわりにも乳がんで、お母様を亡くされた方やご自身が乳がんの手術をされた方など何人かおられます。
今は、乳がんも早期発見で助かる確率の高いガンですが、日本では全女性の25人から30人にひとりが罹患し、日本の女性が最もかかりやすいがんです。
「病気になって初めて気づく、いままで当たり前にあったものがなくなり、はじめて感じる不自由さ、必要性、いまはその一つひとつが再生し少しずつ元に戻ってくる力に“生きている”ことを実感し、感謝の気持ちでいっぱいになります。心から、すべてにありがとう!」という筆者のメッセージに心が打たれます。

乳がんの「早期発見・早期診断・早期治療」の大切さを世界の女性たちに伝えるピンクリボン運動。胸元にピンク色のリボンをつけることでセルフチェックや定期検診をうながし、乳がんに対する意識を高めるのが目的です
ピンクリボン運動は1980年代にアメリカで始まりました。乳がんで若くして亡くなった女性の母親が、残された家族と一緒にピンクリボンを作ったのが最初と言われています。「乳がんで命を落とさないように」という女性たちへのメッセージと「同じ悲劇を繰り返したくない」という母の思いが込められています。
女性の皆さん!早期発見のためにも定期検診を受けましょうね(^−^)

デンタルハイジーン11月号を読んで

歯科衛生士S
ケースプレ&ディスカッション 後輩のギモン p1210-1213を読んで
補綴治療や歯周外科治療後の複雑になった口腔内の環境のメンテナンス方法や、患者さんがどうしても磨けない部位への対応などの質疑応答での掲載だったのですが、細かい所まで、答えられてたので解りやすかったです。まずは、大がかりな治療を経験されてから、こまめにメンテナンスに来られる患者さんは、この健康な口腔内を長く維持したいという思いからだと思いがちですが、もしかしたら、これだけ大変な治療をしたのに又悪くなったらどうしようとの不安な思いからの来院の場合もあるので、患者さんの性格も把握してメンテナンスの間隔やホームケアのやり方など提案しないといけません。私も、特にまじめな患者さんには、色々な清掃道具を勧めて実際指導していましたが、もしかしたら、患者さんは、この位しないと又悪くなってしまうんだ。と、かえって、不安を煽っていたかもしれません。後は、電動歯ブラシも、元々使われていたら、あまりにも古いタイプの物を使われていたら、違う種類の物に変えて貰ったりはしていましたが、基本的に手用の歯ブラシは提案してなかったのですが、その方の生活スタイルの中でどの時間帯にじっくりブラッシング出来るかや、実際の口腔衛生レベルを元に勧めないといけないなど、やはり問診は大切だなと感じました。特に難しい箇所へのブラッシング指導では、まず術者磨きをして、今と同じ所をすぐに磨いてもらい、感覚をつかんでもらったり、どちらも、別々にやっていたので、これからは、こちらの方法でやろうと思いました。そして、どうしても磨ききれない部位は無理に色々な道具を提案して、磨けてませんね。と、毎回注意していくよりも、出来る所はほめて、後は、プロフェッショナルケアでカバーしていくなど、色々、明日から使えそうな事ばかりで、勉強になりました!

デンタルハイジーン11月号を読んで

歯科衛生士K
虫歯0で元気いっぱい『食』から始まる虫歯予防を読んで

母親が虫歯であっても子供が虫歯なく育つことお希望しているお母さんはいます。
味覚形成を邪魔する甘いお菓子を3歳までは遠ざけること
『朝・昼・晩(甘いおやつでないもの)』をしっかり摂ることが結果的に虫歯予防につながると伝えます。
甘いお菓子を食べている子供は多いので、近所の方には『甘いお菓子をあげていません』と伝えておくと子育てがしやすいようです。
おじいちゃんやおばあちゃんには、虫歯にならないように甘いものを与えていないことを理解してもらい、お孫さんとは楽しく遊んでもらうことやおやつは甘くなくても良いということを伝えましょう。
食事を含めた生活習慣が整えばカリエスリスクが低くなります。
3歳以降は家庭でルールを決めて、甘いお菓子も夕飯に差し支えないように食べさせ、甘いものを食べすぎた日の次の日は甘いお菓子は食べないようにするなどです。
虫歯0で身体も健康な子育てに私達歯科衛生士もお手伝い出来るように心掛けていきたいです。

デンタルハイジーン10月号 P1073〜P1077

衛生士U
患者さんに合った歯ブラシを提案しよう!>を読んで

患者さんに最適な道具選ぶこと・・・個々の患者さんに合った歯磨きの方法を提案していくこと。本当に難しいと思います。
ブラッシング指導の成果の多くは、患者さんの日常生活への負荷を伴った行動変容とブラッシング技術の向上に依存しています。
ブラッシングには、「プラークコントロール」「歯肉マッサージ」「フッ化物の局所送達」などの目的がありますが、これらのうち最も重視しなければならないポイントは何か、また定期検診時に行うプロフェッショナルケアでは、どのようにセルフケアをバックアップし、さらには、どの様に補完していくか重要になります。
仮にブラッシング時間が一分間だけの患者さんにも、長く磨くように指導するだけでなく、一分間の歯磨きでもっとも効果的な方法を提案することが、最良のソリューションとなります。
以前私は80歳を少し超えられた患者さんにブラッシング指導をしているときに、「僕の磨き方自己流だけど、この年までここまできたのだから・・・・」と言われた事があります。それから私は、プラークコントロールが少し不十分でも、それで良いのではと思い、あまりうるさく言わないで見守り、来院されたときにしっかりケアさせて頂くように心がけています。
個々の患者さんに対して、最適な道具を選択し、受容性の高い指導をすることは、難しいですが頑張っていきたいと思います。

デンタルハイジーン10月号

歯科衛生士S
患者さんの健康観を伺うコミュニケーション。を読んで。 p1094〜1101。

日々の診療で、意識してカウンセリングや、コミュニケーションの時間は、出来るだけとってるつもりでしたが、結局、患者さんを思い通りにしたいという願望が根底にある、声かけや、指導、になっていたかもと、今回の講座をみて思いました。定義としては、カウンセラーは、よかれと思う方向に誘導する存在ではなく、クライアントの混乱した感情や想いを整理し、本人が抱えてる問題についての気づきを促すことを支援する存在との事です。もちろん、指導や、現実の口腔内の説明や、主訴以外の問題点の提示も必要ですが、まずは、コミュニケーションです。そこで、質問一つにしても、前回の治療の後は、どうですか?と質問するより、いかがですか?と問いかける方が、より、患者さんのもっとも伝えたい事柄が聞ける。というわけです。そして、その事柄の良し悪しを判断するのではなく、共感して理解を示すのが、カウンセリング技法を取り入れた対応です。どうしても、自分の経験から、培った基準で、患者さんを評価しがちです。まずは、患者さんと対話し、その方の健康観について正しく知り、理解する事が大事だと感じました。

デンタルハイジーン10月号を読んで

歯科衛生士K
音波振動歯ブラシ『ポケットDoltz』はこうして誕生しましたを読んで

『ポケットドルツ』が空前のヒット商品となったのか?
オーラルケアの意識のたかい人でも音波振動歯ブラシに対して興味はもっているものの、手磨きでも十分ブラッシングできると感じているという状況があったようです。
音波歯ブラシのユーザー層を拡大するために、ターゲットを『働く女性』にあるのでは?と考えたその時期に新しい歯磨き剤が登場して、『昼歯磨き(ランチ磨き)』の習慣が広まったという追い風も功を奏したようです。
デザイン面と機能の工夫は『重い』『うるさい』『面倒』という点に加えデザイン面でも女性向けにつくられていなかったところを、単4電池でもパワーが出るようにし、携帯しやすいように化粧ポーチに収まるほどの軽量化(小型サイズで全長16cmです)、
運動音も約51bBまでおとすことにしたりと満足度の高いものにしたようです。
不景気であっても人々の欲求は存在し、それは時代とともに変化します。
歯科の中でも新しいニーズが次々と生まれていることに敏感になっていかなければならないと感じました。

デンタルハイジーン9月号 P958〜P963

衛生士U
<フッ化物配合歯磨剤の効果的な応用方法>を読んで

フッ化物配合歯磨剤は家庭や職場でのセルフケアによるウ蝕予防手段として、急速に普及し、「歯磨きの補助剤」から予防効果の根幹をなす「積極的な予防剤」へと変化してきています。
フッ化物配合歯磨剤のメリットは
@日常の歯磨きに組み込むことで、簡単にウ蝕予防に応用できる。
A誰にでも簡単に入手できる。
B歯磨剤として使用するため、全量を飲み込んでしまう危険が少ない。
Cフッ化物口洗や定期的なフッ素塗布と併用できる。
D1日に数回使用することにより、初期脱灰歯面の再石灰化を促進させる機会が増える。
E乳幼児から高齢者まで、応用できる身近なフッ化物の応用方法で、根面ウ蝕にも予防効果が認められている。
Fウ蝕予防効果は25%〜40%と高い
フッ化物配合歯磨剤は、自分の歯をもつすべての年齢のウ蝕リスクをもつ人々に利用されるべきセルフケア用品です。ところが、利用方法は個々で異なり、それにより有効性と安全性への影響に変化することになります。
私たち衛生士もフッ化物配合歯磨剤の適切な利用法をアドバイスすることも重要だと思います。

デンタルハイジーン9月号

歯科衛生士S
歯周治療後の根面う蝕の予防と対応。p998〜1001。読んで。
根面う蝕も歯周病の再発と同様、歯の喪失に繋がる大きな問題です。 ただ、歯周病治療を行うと、根面う蝕のリスクもあがってしまいます。原因は、歯周ポケットの除去による根面の露出。スケーリングや、SRPによる象牙質の露出。こういった事からも、歯周病治療時には、歯周組織の変化のみに目を奪われず、根面う蝕の予防も、歯周病治療にいれ意識していかないといけないと改めて感じました。特に、歯肉退縮ですが、付着歯肉の量と歯槽骨の厚みによってリスクが違い、やはり両方薄く少ないタイプが一番リスクが高いので、セルフケア、プロフェッショナルケアともに気を付けないといけない事を特に感じました。これからは、リスクの高い部位や患者さをを見極め歯肉退縮を引き起こさないようにするスケーリング、ブラッシング指導を心掛けていきたいと思います。

デンタルハイジーン9月号を読んで

歯科衛生士K
脱灰と再石灰化のメカニズムを読んで

・ 脱灰を抑制するプラークコントロールの励行・再石灰化を促進する要因フッ化物の使用や咀嚼
・ 表層下膜灰の段階では再石灰化の環境に整えると病変が回復する可能性があるが、脱灰が進行しウ窩が形成されると再石灰化の環境に整えても回復はしませせん。

プラークの形成は口の中にあるミュータンス菌などの虫歯菌が糖分を養分にしてネバネバした物質をつくり、歯の表面に付着しプラーク(歯垢)ができます。
脱灰は食べ物を食べると虫歯菌がその糖分から酸をつくりだすためプラーク(歯垢)は酸性になります。その酸が歯の表面のエナメル質を溶かして歯の成分であるカルシウムやリン酸を奪います。
再石灰化は唾液の働きにより酸が中和されカルシウムやりん酸が再び歯の表面に戻ってくることです。

毎日の歯磨きの時には歯垢を残さないように正しいブラッシングで虫歯菌から歯を守ってもらえるようにブラッシング指導をしていきたいと思います。

デンタルハイジーン8月号 P898〜P899

歯科衛生士U
ナースの目からみた歯科衛生士教育 看護の現場における歯・口腔とは?>を読んで

新しく始まったこの連載は、11年間看護師として大学病院に勤務されていて方が、口腔ケアの重要性を知ったことから、歯科衛生士学校に入学され衛生士免許を取得。
看護師の視点から看護の現場における歯・口腔について書かれており、とても興味深かった。
看護師には歯・歯周組織に関する知識は、一般の方と同レベルで口腔ケアに関しても清拭や洗髪などと同様に、清潔ケアの一部として行われており「口腔内細菌数の減少と口腔機能向上」という歯科的かつ科学的な口腔ケアの概念は欠如しがちだそうです。
口腔ケアにより誤飲性肺炎が予防できる!!自分の病棟からは一切肺炎の患者さんを出さない と頑張っているこの看護師さん!衛生士さん!! にエールを送りたいと思います。

高齢化社会に突入し、看護・介護現場で勤務されている方は大変でしょう。私たち歯科衛生士のなかにも介護現場に於いて活躍されておられるか大勢おられます。
それは、歯科衛生士は口腔ケアの専門家だからです。他業種のなかでも頑張って欲しいと思います。

デンタルハイジーン8月号

歯科衛生士S
なぜ白くなるの?ホワイトニングはこうして効きます。p844-547。を読んで
年を重ねていくと、どうしても、若い頃より歯が茶色く、黄色くなったように感じます。これは、飲食物の中に着色の原因になる色素が入っている為です。よく聞かれるのが、赤ワインやウーロン茶、カレーなどですが、トマトやにんじんの成分であるリコピンやタンニンなどでも着色します。ただ色素の大半は歯垢中に吸収されますが、わずかながらエナメル質の結晶の間にしみ込み着色されます。この着色を分解するのがホワイトニングです。ここで薬剤を使用するわけですが、過酸化尿素と過酸化水素を主に使用していきます。フリーラジカルという物質を発生させ、色素の原因である物質を分解し透明にしていきます。この時、過酸化水素の濃度を高くしたり加熱するとより反応が早まり効果が高くなるのですが、危険度も上がってしまいます。そこで、より安全にフリーラジカルを生成する方法として酸化チタンを使う方法もあります。酸化チタンは光を照射すると空気中の水分や酸素と反応してフリーラジカルを生成する性質を持っています。これだと、低濃度の過酸化水素と同時に使用することによって高濃度の過酸化水素を使用した時と同等の漂白効果が得られます。今回の特集では、着色の細かい原因や薬剤を塗布する前には歯面を完全に乾燥させる事の重要性やホワイトニング後の歯面研磨の重要性を再認識しました。

デンタルハイジーン8月号を読んで

歯科衛生士K
『歯を失う2つの大きな原因虫歯と歯周病』を読んで

歯を失う理由のもっとも大きな原因は『歯周病』次に『虫歯』だそうです。
その他には破折・矯正治療のための抜歯・親知らずの抜歯があります。
抜歯の数は50歳から60歳代にかけて急激に増えそれ以降は減少します。
若い年代は『虫歯』によって歯を抜歯する人が多く、中高年では『歯周病』で抜歯になる割合が高いそうです。
虫歯も歯周病も歯についたプラークが原因になっています。
歯の表面にある唾液の膜に細菌が付着し、細菌がプラークのもとを作りその中で細菌が増殖し始めます。
プラークには虫歯の原因細菌や、歯周病の原因細菌などいろいろな細菌が増えます。
プラーク中の細菌が増殖し、酸や炎症を起こす物質がつくられバイオフィルムを形成していくのです。
虫歯や歯周病になる原因を毎日の歯磨きや、歯科医院での定期的なメンテナンスで予防していくことはとても重要であることを患者様に伝えていきたいと思います。


デンタルハイジーン7月号 P776〜P779

歯科衛生士U
<高齢者が抱える問題(咬むことは長生きの秘訣?)>を読んで

一般に、加齢と共に残存歯の数は減っていきます。さらに、高齢者は全身の筋肉低下に相応して咀嚼力の低下を招くことは想像に難しくありません。しかし、お年寄りだからといって、むやみに固い物を避けて柔らかい食事に変えてしまってもいいのでしょうか?
病院で出される食事です。1つはペースト食。もう1つは常食。ペースト食は消化器官に問題のある患者さんや飲み込みに問題のある高齢者にだされます。いずれの食事も栄養価に大差なく、おなかに入ってしまえば等しく身体に吸収されますが“栄養摂取のための食事”ではなく“おいしさを味わうための食事”を考えた時に、食形態が大切なことは、一目瞭然です。
おいしさを味わうこと・・・それは咬むこと・見た目・味です。視覚によってそれが過去に食べたことがあるか、好きなものかどうか判断して食欲を湧き立たせるのです。そして、咬むことにより唾液が出てきます。唾液は、味、におい、そして咀嚼による歯根膜への刺激によって反射として分泌されますから、おいしい味のものを“おいしい”と感じるためには、唾液の分泌が不可欠です。
咀嚼機能を失うことは、“おいしさ”という人生の楽しみを奪われることです。口腔機能の改善が咀嚼や嚥下といった食べる機能を維持・回復させ、そのことによって豊かな食生活を送ることができるのだと思います。
2011年07月24日23時09分21秒

デンタルハイジーン7月号を読んで

歯科衛生士S 返信
世代にまたがる「食の問題」   p724-727。

本来ならば、親から子へ伝わるはずの食事の基本が受け継がれていない事、反対に親のルーズさが子へと受け継がれるなど世代間での問題での症例で、ケース1の方は、36歳の女性、既婚で共働きで子どもなしの方で、歯周病の治療と同時に食事記録もしてもらうと、職場が飲み食いOKなので、常に、甘い物などを食べていて、栄養ドリンクを1日に5−6本飲んでいたそうです。私も、スポーツドリンクやジュースなどは、特にこの時期多くなりがちなので、患者さんにもお砂糖の量を注意する事はあったのですが、栄養ドリンクは盲点でした。商品によっては、糖度が17−18%あるものもあるみたいで、ビックリしました。患者さんとの問診でも入れていこうと思います。後は、記録表を書いてもらうと、朝食抜きなので、どうしてもお昼までお腹が空き甘い物に手が伸びてしまう事など、ただ、甘い物を我慢してもらう事を伝えるだけでなく、そうなってしまっている原因を探して、改善していける方法を提案していく事が大事だなと感じました。この患者さんは、お総菜などで、夕食をすます事も多くお肉の値段も知らなかったそうです。結婚前にあまりお母さんのお手伝いやお料理もしてなかったみたいで、お総菜を買う事に違和感がなかったそうです。この事は私も耳が痛いですが(笑)食材の値段を知ったら、お総菜を買うより経済的だと知り、頑張ってお料理をし、朝食をしっかり食べると甘い物にも手が伸びなくなり、仕事の能率も上がり、栄養ドリンクもやめられたそうです!しかも食生活の改善で、ダイエットにもなり、よりモチベーションが上がり、口腔内の状態もみるみるよくなったそうです!なにげなく毎日続けてしまってる習慣などを、聞き込むことや、アドバイスする事がやはり大事だなと感じました!

デンタルハイジーン7月号を読んで

歯科衛生士K
染めだし剤はなぜプラークだけそまるの?を読んで

口腔内のプラークの形成を抑制し、これを効果的に取り除くことはウ蝕・歯周疾患の予防や治療としても基本的なことです。
ブラッシング指導時に歯面に付着したプラークを明確に見極めることが大切で、そのために磨き残している部分を染めだして患者さんに見てもらい、染めだされた部分を歯ブラシで取り除いてもらうために、正しいブラッシングを覚えてもらい毎日のケアに繋げてもらいたいとおもいます。

*染めだしは粗な表面から侵入した色素は内部へ侵入し、プラークを構成するたんぱく質や多糖類と結合します。
歯や歯面には浸透しないのです。

*色性の染めだし剤は古いプラークと新しいプラークを染め分けできます。

*染めだし剤に使用されている色素は食品添加物である合成着色料で、かまぼこ・ソーセージ・清涼飲料水などに使用されています。
しかし、染めだし後には十分洗口やブラッシングを行い、染めだし剤が口腔内に停滞しないように配慮は必要です。

デンタルハイジーン6月号 P606〜P609

歯科衛生士U
食事が変わる、歯肉が変わる、そして生活が変わる>を読んで
今回は、浪人生の患者さんのカリエスから見えた食生活 について書かれています
初診時の口腔内は、多量のべたっと厚い多量のプラークの付着。全顎の及ぶ歯肉の発赤。カリエスも9本あり、歯磨きの問題だけでなく、日常的な甘いものの摂り方など、生活習慣に問題がありました。
この患者さんに対して、どんなものにどれくらいの砂糖が入っているかを知ってもらう事から始めています。1日におやつでの砂糖摂取の目安は「お砂糖スティックシュガー3本分」です。たとえば、バニラアイス(120ml)・大福餅(90g)・カステラ(50g)で3本分です。
そしてこの患者さんは、外出先ではパンなどで簡単に済ませることも多いとの事。メロンパン(130g)には4本分の砂糖が含まれるなど菓子パンのも多く含まれていることを認識してもらっています。今までの生活を変えるには大変ですが、おやつは砂糖3本分を意識して三度の食事をしかりすることにより、治療終了時には、歯ブラシで簡単に落ちるプラークになり、歯肉の赤味が消失したそうです。
甘い物の摂取量の多い患者さんは、三度の食事がきちんと摂れていないことが多いようです。生活全体の問題にもめを向け、出来るところから改善していくことが近道です。
そのためにも、私たち歯科衛生士が、口腔内を見て、“甘い物の摂取量が多そうだな”を気づくことがスタートになり、患者さんに自分の生活を振り返り、みずから問題点に気づいてもらえるように努力したいと思います。

デンタルハイジーン6月を読んで

歯科衛生士S
極めたい!長期症例におけるDHワーク&テクニック P648〜654

今回は、精密検査での色々なテクニックが掲載されていて、勉強になりました。特に、プロービングは、炎症急性期ではそれほど重要視せず、炎症消退後の値を治療の指針にするべきとの事。どうしても、保険のルール上、検査をしなと、スケーリングも出来ないので、さわるだけでも出血しそうな所へプローブを入れるのですから、患者さんは、痛みを必要以上にかんじてしまいます。こういった患者さんには、ある程度のプロービングで、まずは、プラークコントロールを指導し、炎症消退後にしっかり、プロービングをし、次の治療指針とすればよく、その時は、プロービング圧は15〜20g、できるだけ、ウォーキングプロービングで、患者さんへの痛みに留意しながら診査する。後は、フレミタスの診査で、指へ伝わる咬合圧で負担加重の簡便な触知法として確認したり、口腔内写真から、頬小帯の位置の把握や付着歯肉の幅などもチェックする事の重要性も感じました

デンタルハイジーン6月を読んで

歯科衛生士K
大災害時歯科医療職に求められる歯科支援と口腔保健の重要性』を読んで

1995年阪神大震災では『震災関連死』として900人以上の死亡が確認されたうちの、24%が肺炎だったそうです。
誤嚥性肺炎が徹底した口腔保健によって減少することはよく知られています。
<災害時の口腔ケア>
*ハブラシが無い時の口腔ケア
食後に30ml程度の水やお茶で数回うがいをし、ハンカチやガーゼを指に巻いて歯の表面を拭いて汚れをとる。
*水が無い時のケア
30ml程度の水をコップに入れ、ハブラシを濡らしてハミガキをします。
ハブラシが汚れてきたらティッシュやウェットティッシュで拭き取ります。
*唾液を出すためのマッサージ
唾液は口の中の汚れを洗い出す働きがあるので、水分をできるだけ摂り、顎の下えらの内側を親指で押さえます。
指を耳の前に置き、円を描くようにマッサージします。
マッサージによる刺激と手のひらの暖かさで血流がよくなり唾液がでやすくなります。
ガムを噛むことも唾液を出す良い方法です。

東日本大地震からの復興は長い道のりです。
過去の経験を活かし、関連死を増やさない努力と支援です。
口腔ケアは虫歯や歯周病の予防だけではなく、災害時の口腔ケアで肺炎による関連死を防ぐ手立てにつながるという重要性を学びました。


デンタルハイジーン5月号 P541〜P547

歯科衛生士U
<歯肉炎の患者さんにリコールに応じていただくためには?>を読んで
皆さんこんにちは! 衛生士のUです。
もりた歯科でもその患者様に応じて2カ月〜3カ月、6か月とリコールハガキを出させて頂いて、メインテナンスを行なっています。
歯周病などの治療後の管理は困難を伴うことが多く、患者様が十分清掃出来ない場合は、ウ蝕の罹患や歯周病の進行などが生じてしまいます。長期的に治療効果を保つためには、定期的なメインテナンスは欠かせないでしょう。
実際に担当させて頂いている患者様のなかには、「こうして定期的に見て貰うようになって、今までなにかあると、すぐ腫れていたのに最近はぜんぜん腫れなくなったの」と・・・私が喜びたいところなのに、喜んで頂いたり、「最近見て貰うと思うと、歯磨きさぼれないんだよ」笑っておられる方もいます。
メインテナンスは患者様が、診療室に定期的に訪れることが前提となって実施されます。
しかし、患者様に来院に応じて頂けなかったりして、残念ながら来院が途絶えてしまうことがあります。
歯周病の再発を防ぐためには、毎日のセルフケアが重要ですが、定期的なプロフェッショナルケアによってプラークコントロールの不十分さを補うことも大切です。
リコールに応じていただくためには、やはり患者様と良好な関係を保てるように私自身もがんばっていきたいし、患者様自身が健康であるために“定期検診を受けよう”という意識をもって頂けるようメインテナンスの重要性をしっかり説明していかなければならないと思います。
2011年05月23日17時32分39秒

デンタルハイジーン5月号 食に翻弄されている患者さんp494〜497

歯科衛生士S
今、食事指導は、歯科医療の根幹を成すものの一つになっているとの考えから新連載が始まりました。まずは、ジャンクフードや清涼飲料水が食事がわりになってるケースの紹介でした。高校生までは、カリエスフリーだったのに、大学で一人暮らししたのが、キッカケで、食生活が乱れて、白濁が一気に目立つようになったのですが、この時は、歯科治療が嫌で、必死にセルフケアをし、なんとかコントロールは出来ていたのですが、就職してからは、毎晩飲み歩き、朝や昼は、ジャンクフード。仕事で、喉が乾いたら、清涼飲料水。これらの生活習慣を変える事は、かなら難しいみたいです。しかし、どれも、キッカケがあってこういった食生活になってしまっているので、反対に、いいキッカケがあれば、改善出来るように思います。私も、以前担当していた患者さんが、転職をキッカケに、今まで、何度、お話しても、やめてもらえなかった、一日、五〜六本は、飲んでた缶コーヒーをスッパリやめられた事がありました。本人さん曰く、時間がなくなったら、特に欲しいと思わなくなったとの事でした。口腔ないも、スッキリして、リコールの度に、やっていたカルエス処置もなくなり、結果気付いてもらえ、よかったのですが、今後は、もっと、患者さん自体が、気づき、納得し、行動変容へと繋げていく事のお手伝いが出来ればいいなと思いました。
2011年05月17日10時04分12秒


デンタルハイジーン5月号を読んで

歯科衛生士K
食に翻弄されている患者さん>を読んで

ここでは患者さんの生活・口腔の健康をどう支援するか?ということについて書かれていました。
最近ジャンクフードか清涼飲料が食事代わりになっている方が多くなっている中、清涼飲料水や缶コーヒーなどを水代りに飲み、昼はかけうどんやハンバーガー・夜は飲み屋をはしごと食事のリズムになっている方も少なくはないのでしょうか?
こうした生活を続けていると、歯肉炎が目立ったり、ウ蝕がぽつぽつでき始めてしまいがちです。
まずはこの生活を改めてもらう必要があります。
甘いものをだらだら食いしていると、歯肉が発赤してしなったり、小さな虫歯ができる原因につながります。
甘いものを少し控え決まった時間に食べるだけでも、歯肉の血色が良くなり歯肉は健康なピンク色に戻るのです。
食はその方の生まれ育ち、今の生活環境などさまざまな要因によって形作られています、それが複雑に絡み合っているのですから無理やりやめさせるわけにもいかないので難しい問題であると実感しました。


デンタルハイジーン4月号 P384〜P385

歯科衛生士U
<うつ病>を読んで
怠け病のように思われがちな”うつ病“ですが、現代の日本では、10人に1人が一生のうち1回はなるといわれるぐらい珍しくない病気です。
入学・入社・転勤など、環境の変化などがきっかけとなり、ストレスが増大しその対応が上手くない人がなりやすいそうです。
対応としては、患者さんの「休息と安心と安静」。うつ病に対する周りの人の正しい理解です。休んでいる時は楽しそうなのに、仕事や家事になると億劫になったり、元気がなくなったりする状態を見ると、怠けや精神力が弱いように感じるかもしれませんが、むやみに励ましたりしないで、焦らずに余裕を持って接することが大切です
うつ病は、適切な治療を受け環境要因が解消すれば治る病気です。
私たちもしっかりうつ病を理解し、適切な対応をしていきたいと思います。

デンタルハイジーン4月号を読んで

歯科衛生士S
Study〜自分磨きをしませんか?〜 p462ー463。
元ANA客室乗務員で現在ANAラーニングの講師として活躍されている方の「接遇・マナー」についてのお話でした。まず、専門分野を学び晴れて現場に出られても、その後も知識や技術を磨いていく事は大事です。現役の客室乗務員の方達も毎年テストがありそれにパスしないと業務が出来なくなるそうです。私達衛生士も日進月歩な歯科医療ののなかでさらなる知識を深めていこうという姿勢・気持ちは常に持ち続けないといけないと感じました。それと、感性を磨く事も大事だと書かれていました。医療従事者であると同時に「接遇者」である事を意識し、患者さんの声なき声を聴き、同僚の気持ちを察し、共感する事が出来る感性を磨く事が大事であると。患者さんや先輩、ドクター、はたまた、患者さんからのご指摘やお叱りなどを受け、落ち込むだけでなく、反省しそれを生かして次にチャレンジするその繰り返しが感性を磨く事につながる。でもこの繰り返しにはモチベーションを常に維持していないと難しいです。このモチベーションを維持する方法、まずは、「初心に返る事」なぜこの仕事を選んだのか、駆け出しの頃の初めて得た感動などを思い出す事で、もう一つは「意識・視点を変える事」だそうです。これは少し意外だったのですが、簡単に云うと、少しいつもと違う事をやってみたり、きれいな花をみたらキレイと口に出して言ってみるといった事を意識してやってみるといいそうです。ランチの場所を変えてみたりスポーツをしてみたり、日常に新しい風を吹き込むといつもと違った意識・視点を持つことが出来モチベーションも上がりやすいとのこと!季節は、春。今まであまりしていなかった事にも色々チャレンジしてみようかな♪
2011年04月15日14時02分51秒

デンタルハイジーン4月号を読んで

歯科衛生士K
『納得』を引き出す患者説明のコツを読んで

納得とは?『話のわかりやすさ』は仕事上のコミュニケーションにおいて重要なポイントです。
情報を正しく伝達することも相手が理解できて実現します。
私達が患者さんに対して歯周治療の必要性を説明した場合患者さんが納得したかどうかは患者さんの行動変容によって確認できます。
いかに患者さんの興味や関心を引き、『口腔内の健康の価値観』に訴えその後患者さんが変わるかは私達のコミュニケーション能力でもあるのでしょう。
歯周病の説明では検査の結果と診断を伝え、一方的に話すのではなく患者さんにも会話に参加してもらうなど、会話の中でさまざまな情報を得ることも大切です。
患者さん自身も自然に自身のお話をして下さり生活背景など知ることもできます。
歯周病の発症のメカニズムなど視覚に訴え順序よくわかりやすい言葉で伝えることが大切です。
患者さんが『健康になりたい』という意志をもって自らゴールを見出し、私達がそれに向かってサポートできるように努力していきたいです。

デンタルハイジーン3月号 P260〜P261

歯科衛生士U
<乳がん>を読んで
乳がんは日本人女性に増加しつつあるガンで、検診受診率が低迷している結果死亡者数も増加しています。年間約4万人が罹患し、約1万人が死亡し、女性の部位別罹患率では、1994年より第1位を占めています。しかし、死亡率はほかのガンに比べ低く、予後のよいガンとして知られています。
初期乳がんでは痛みを伴う事はまれで、大部分は無症状なので、検診が重要です。
検診では、視蝕診・マンモグラフィ・超音波検査などが行われています。早期発見、早期治療が大切で、早期発見なら予後は比較的良好です。
乳がんの治療には、化学療法・ホルモン療法・骨粗鬆症治療薬であるBP製剤を併用する療法が行われます。
歯科治療に於いては、このBP製剤投与中の患者さんへの抜歯などの侵襲的な治療を受けた後で、顎骨壊死を起こしやすく処置は慎重に行う必要があります。
私たち衛生士は、このことをしっかり頭に入れて、患者さんの口腔衛生を徹底し、抜歯などの処置を出来るだけ避けられるように、口腔内管理のための定期検診を勧めていくことも重要だと思います。

デンタルハイジーン3月号

歯科衛生士S
「食べる」のメカニズムー巧みな技。p262〜265。を読んで。
私達は、咀嚼によって口腔内で食塊を処理し、その物性や味、匂いを判断し、えんげ可能と判断した時に飲み込みます。ただ、口腔感覚の情報は脳に入ってさまざまにに枝分かれをして処理されていて、複雑に情報が入り乱れるので、微少な刺激に対していちいち反応しないように、脳が交通整理をし、この為、意識しなくても開口反射や閉口反射が出来るのですが、反対にしっかり意識して噛まないと食物の認知が難しく、食べてるものが感じにくくなるみたいです。この事からもやはりしっかりと、ゆっくり良く噛む事は味わう事にも大きく関わるので、しっかり伝えていきたいです。後、今までは、飲み込んだ時にえんげしてると思っていましたが、咀嚼し始めた時点で多少咽頭までは運ばれているそうです。人間は四足歩行から二足歩行に進化していく過程で中咽頭とゆう所が出来ここに流れ込むのは自然な事だそうです。動物ではこの中咽頭はほとんどみられないそうです。普段なにげなくしてる食物を噛んで飲み込むという動作もかなり複雑な事を毎回繰り返してる事がわかりました。

デンタルハイジーン3月号を読んで

歯科衛生士K
sinncerity相手が心を感じるを読んで
SinncerityとはANAのおもてなしの心を表す6つの『S』のなかでも特に大切な『S』だそうです。
すべての『おもてなし』はsincerityなこころから生まれるといっても過言ではありません。
『何かして差し上げようという気持ちをもつ』『相手の立場に自分を置き換えてみる』『先を読んで行動する』
という意識がsincerityにつながります。
『相手に何かしてあげる』のは難しいことです。ひとの心は十人十色で、その方の思いの全てを理解することは難しいからです。
そこで、意識・経験を積み上げた感性を養って少しでも多くのことをしてあげられることができるように、一生懸命努力しなければならないのです。
経験や自分の感性に固執しすぎてしまうと、十人十色の相手に合わせてSincerityな心『何かして差し上げたい』という思いを表現することができないので、患者さんと接するときは、経験を重ねてもまだわからないことがあるはずと、謙虚な心や柔軟性が大切だということを意識し、患者様と接していきたいです。

デンタルハイジーン2月号 P139〜P142

歯科衛生士U
<歯の外傷の種類と対応を学ぼう>を読んで
スポーツや事故などで歯に外傷を受けた場合、歯ばかりでなく、歯根膜や歯槽骨にも損傷が及ぶ場合があります。よって素早い受傷後の対応がとても重要です。
電話などで受傷の連絡を受けた場合は、日時・場所を確認し、外傷歯を歯の保存液や牛乳・生理食塩水に入れて来院することを説明する。また、歯の保存液がない場合は、外傷歯を抜歯窩や口腔前庭に入れて、歯を乾燥させないようにして来院するように伝えます。
来院後は全身状態を把握し、「歯折性の外傷」か「脱臼性の外傷」かを見極めて対応していきます。
外傷に於いては、歯を喪失させることなく、出来る限り保存させることが重要です。
また、外傷によって心に傷を受けた患者さんの気持ちを受け止める配慮も忘れてはいけないと思います。
 
2011年02月20日18時47分45秒

デンタルハイジーン2月号を読んで

歯科衛生士S

  「多くの歯を残せてる患者さんの要素」を読んで p178-p183
70代で、欠損が、一本のみの方ですが、歯肉からの出血で、来院。口腔内写真を見ると、臼歯に失活歯は、目立つものの、プラークコントロールもよく、一見きれいに見えるが、検査でかなりの出血。それ以外でも、よく観察していくと、レジン充填のマージン部隣接面にプラーク付着。補綴物が不適合。楔状欠損部にプラーク付着。X線写真からは、歯根膜腔拡大。恨分岐部病変。などが、読み取れます。この事からも、状態のいい患者さんでも、日頃から、しっかりと、色んなデーターを集めて、観察していき、改善の余地があるなら、積極的に説明、指導、提案を、していかないといけないなと、感じました。もし矯正や、補綴物の交換で、プラークコントロールがしやすくなったり、咬合が安定するなら、提案も必要だし、後は、メンテナンスに入ってからも、安心せずに、術者側としたら、細菌の繁殖を抑える為に、薬液を使ったり、又、高齢者の場合などは、入院や体調の変化にも気を付ける必要があります。これらのことをあらためて明日からの、診療で、意識していきたいと思います。
2011年02月15日20時41分47秒

デンタルハイジーン2月号を読んで

歯科衛生士K
10年来のお付き合いの患者さんとのトラブルから学んだこと』を読んで 
診療中の会話から患者さんの口腔内の変化と生活環境の変化に気づき患者さんにあった治療やメンテナンスを行い、患者さんとの10年間のお付き合いで『信頼関係』を築いてこられていたようでしたが、
患者さんとトラブルがおこってしまったようです。
トラブルの原因は年末で慌ただしく沢山の患者さんを待たせてしまっている時間帯におこってしまったようでした。
患者さんの年を重ねていく中での体調や生活習慣の変化にも理解し、対応してこられていたようですが、ちょっとしたなにげない言葉で『信頼関係』という目に見えないものが簡単に壊れてしまうことがあるということがここから学びました。
今後患者さんと長いお付き合いをしていくなかで、常に感謝の気持ちや謙虚な気持ちを忘れずに患者さんと接していきたいと思います。       
2011年02月06日23時13分43秒

デンタルハイジーン1月号 P82〜P83

歯科衛生士U
アトピー性皮膚炎>を読んで
アトピー性皮膚炎とは喘息・アレルギー性鼻炎と並ぶ、代表的アレルギー疾患の1つです。
痒くて、長引いて、特徴的な肘や膝、顔や首に皮膚炎がでます。
生活上の注意点としては、
・皮膚を清潔に保つ
・皮膚の保湿を行い、乾燥させない
・入浴はぬるめのお湯で短時間とする。皮膚をナイロンタオルなどでゴシゴシ洗わない
・爪は短く切る
・適温・適湿の環境を心がける
・刺激の少ない衣装・寝具を選ぶ
・こまめに室内の掃除をする
・十分な睡眠をとる  などです。
ゴールは皆と同じ生活ができることです。
治療としては、原因・悪化因子の検索と対策。スキンケア。薬物療法です。
薬物療法はやはりステロイド外用薬です。副作用を心配される方もおられますが、正しい塗り方でしっかり治療すれば、ほとんどの患者さんみるみる良くなっていくので心配はいらないようです。
口の周りでは、口角に亀裂が生じたり、口唇に点状の色素が出てくるのが特徴です。悪性の心配もなく整容的に気になる場合はレーザー照射で治療ができるそうです。

2011年01月24日10時16分27秒

デンタルハイジーン1月号を読んで。

歯科衛生士S
医科歯科連携による糖尿病患者へのアプローチp84〜90
糖尿病の第六の合併症と云われる、歯周病ですが、今回は、内科と連携した症例での成功例で、大変勉強になりました。
こちらの病院では、糖尿病の教育的入院での検査で、歯周病検査も、くみこまれており、必要に応じて歯周病治療も行うのですが、糖尿病のコントロールも難しい患者さんに、プラークコントロールの改善は、一見難しそうですが、まずは、気持ちいい感覚を覚えてもらい、菌血症に注意しながらSRPも行います。インスリンでの治療で、糖尿病の改善もしてるので、歯周病治療の結果も数字に出やすく、患者さんにとって数字での改善結果は、どちらの治療のモチベーションも上がり、この時期にプラークコントロールを徹底していくと、しっかりと補助道具も使いこなしてくれるとの事。この患者さんは、インスリンを離脱した後も、歯科にしっかり通われSPTを続けてるおかげで、糖尿病の方も良好な状態が、続いてるそうです。もちろん今回インスリンでの改善が大きいですが、なかなか糖尿病のコントロールが難しかった患者さんのモチベーションが、歯周病を検査治療していく事で持続出来てる結果ではないかと思います。食事療法、薬物療法とともに、歯周病治療も、インスリン抵抗性、血糖コントロールの改善に関与出来る事を、日々の診療でも、意識して伝えていこうと思います。
2011年01月13日23時48分37秒

デンタルハイジーン1月号を読んで

歯科衛生士K
新たな年、素敵な笑顔で」を読んで

信念を迎え私達スタッフが『素敵な笑顔』で患者さんに笑顔を向けられるように、日頃から笑顔を意識し、忙しさで笑顔でいることを忘れて険しい顔にならないようにする。
毎日表情筋を動かしていると表情が柔らかく豊かになり、お肌にもいい効果が表れるようです。
私達も、臨床時患者さんに『スマイルライン』の話をすることがあります。
スマイルラインをつくるトレーニングには、噛む筋肉を鍛え頬の筋肉を上げ、顔全体の筋肉を柔軟にし、口角を上げます。
このトレーニングによってきれいなスマイルラインがつくれるようになれば、表情筋を鍛えられ笑顔にも自信が持てるようになります。と指導しています。
私達も日頃から意識してスマイルラインのトレーニングをし、自然に笑顔で患者さんに接することができるように心掛けていきたいです。
2011年01月07日20時10分45秒

デンタルハイジーン12月号を読んで。

歯科衛生士S

SPT、メインテナンスはなぜ必要なの? p1206〜1219。

今まで、メインテナンス=PMTCというイメージを持っていましたが、これは、治療の一部で、もちろん必要性な事ですが、それだけでなく、審査、診断、再評価に加え歯肉縁上、縁下のプラークコントロール、再治療までの全過程を含むのが、SPTという考え方である。という事で、これのどちらがかけても、よくないという事でした。例えば、SRPなどの、歯周病治療を行った二つのグループの、片一方のグループに、二週間毎に、PTCを行なったら、歯周病菌数は、低いレベルを保ち続けた結果が出たそうです。さらに、外科的処置を行っても、その後、半年毎の歯石除去のみの実施なら、歯肉炎の指数は、変わらないという結果が出た事などから、歯肉縁上のプラークコントロールが十分でないと、どのような術式で、歯周外科治療を、行っても、炎症のコントロールが出来ない事が分かり、これからは、もっと患者さんに、プラークコントロールの徹底を指導し、SRPが、治療のゴールでなく、生活背景などを配慮した支援も含めたSPTを長期に渡って継続出来るよう働きかけていこうと思います。
2011年01月04日23時26分47秒

デンタルハイジーン12月号 P1264〜P1265

歯科衛生士U
Smile 〜相手の心に残る笑顔とは>を読んで
“笑”は自分のために、”笑顔“は自分以外のすべての方のためにある。
“笑”と”笑顔“は違う。笑顔は自分が楽しいから笑うのではなく、相手を安心させるための思いやりの表現である。
病と闘うつらい状況の患者様を前に、医療従事者が笑っているのは失礼になるかもしれない。でも笑顔なら、患者様も受け入れてくださるのでは?
どんなに慣れている患者様でも、やはり歯科医院にいらっしゃるときは、不安な気持ちで警戒しておられると思いますが、そんな時私たちの笑顔で、患者様の心のバリアを解いて、安心して治療を受けて頂ければ良いと思います。
気持ちの伝わる笑顔・・・“目の表情”と“アイコンタクト”口角が上がっていても目に柔らかい表情がなければ笑顔の印象にはなりません。そして、アイコンタクトをとることでやさしい気持ちが伝わります。
笑顔は良好なコミュニケーションのための最初の窓口です。 わたしもしっかり肝に銘じたいと思います。
2010年12月20日09時49分03秒

デンタルハイジーン12月号を読んで

歯科衛生士 K
歯周病の要素と咬合の要素の視点 を読んで
自覚症状が出にくい歯周病に全く関心が無く、検診は嫌がりウ蝕処置のみの治療を希望す
る患者様も少なくありません。
口腔内の現状を目でみてもらい、プラークが付着している・歯磨きするだけでも出血して
いることを意識してもらい、患者さまに今の現状から改善したいと思ってもらうのは本当
に難しいです。
プラークコントロールのれべるが上がると歯肉も引き締まってくるので、良い状態もしっ
かり患者さんと確認しながらモチベーションをあげ、プラークコントロールのレベルが落
ちると、炎症や歯周ポケットが再発する可能性があるので、注意が必要です。
咬合痛や知覚過敏などの症状は、歯肉に腫脹もあり、根分岐部病変部の細菌が歯槽骨の影
響があることなどから、口腔内の健康維持は細菌のコントロールと、咬合の両方によって
成り立ていることをしっかり患者さまに伝えていきたいです。
2010年12月13日19時12分37秒

デンタルハイジーン11月号

歯科衛生士S
全身疾患、服薬の聞き取りをスムーズに行うためには?を読んで。
気を付けて問診票をチェックしてるつもりでも、ずっと、通われてる方だと新たに問診票も書いてもらわないので、やはり日々のコミュニケーションが大事だなと思いました。特に、高齢者の患者さんには、注意が必要で、その日の体調のよし悪しも、気付いてあげないといけないと、つくづくおもうのですが、難しいです。分かりやすい言葉で、ゆっくり話し、評価、否定せず、相手の言うことに共感し、受け止めること、頷き、相づちを心がける。、、改めて、しっかりしていこうと思いました。そして、もし付き添いの方がいらっしゃるなら、本人さんに、失礼のないように話を聞くのも必要です。これらの情報が得られたら、衛生士として口腔内に及ぼす影響、全身的に起こり得るトラブル、副作用など知識を持つことが重要です。後、顔色をみて話したり、肩や腕に手をあてたり身体に触れるなどのボディタッチも効果的だと書かれていたので、又実践してみようと思います。
2010年11月30日18時14分01秒

デンタルハイジーン11月号 P1075

歯科衛生士U
医療は”観察力”を養うことから〜”人間ウォッチング”してますか?>を読んで
観察力を身につけるために、日ごろから医学的観点で人間ウォッチングをする習慣をつける。たとえば、電車やバスに乗っている時、時には近くにいる方を医学的な視点で、観察してみる。
口元がゆるい⇒顔貌が非対称⇒片噛みの習慣? 歯の欠損?臼歯部噛めてない? 
ポカン口⇒口呼吸⇒いびき? 歯肉腫れ?前歯の虫歯?・・・というように想像力を膨らませて・・・
来院される患者様に対しても、受付での様子、診療室に入室する際の歩き方、顔の表情などを人間ウォッチングし口腔の変化に気づく観察力身につけ、患者様自身が必ずしも気づいていない所見や問題点を発見出来るように養っていきたいと思います。

2010年11月29日10時19分17秒

デンタルハイジーン月11号を読んで

歯科衛生士K
唾液分泌量・口腔機能の低下』を読んで
唾液の分泌量が低下して口腔内が乾燥したり、飲み込みがうまくいかなくなっている方がいます。
全身の評価として、患者さんの歩きかたをみて歩く速度がゆっくりで、背筋がのびていない人は、運動機能が低下していて生活機能や口腔機能・唾液分泌量の低下が由来する口腔疾患が増えているようです。
唾液分泌の低下する原因には、自己免疫疾患のために唾液腺が傷害される場合と、咀嚼機能や舌や頬などの口腔周囲筋の昨日が低下することによって分泌が低下する場合です。
話し方や発音がはっきりしているか。片噛みせず両方で噛む習慣があるか。早食いしていないか。を確認し、これらが唾液分泌量の低下の原因になっていることがあります。
これらがある人には唾液の減少には生活習慣が関わっている可能性があることを伝え、早食いや流し込んで食べる習慣を改めてもらいしっかり噛んで食べてもらう。
また、舌や頬のトレーニングを行ってもらい口腔周囲の運動機能を上げてもらうことが必要です。トレーニングは短時間でも毎日行うことが効果に繋がることを指導し、唾液の分泌量を上げるために、保湿剤などを併用することも指導していきたいです。
2010年11月06日14時07分40秒

デンタルハイジーン10月号を読んで

歯科衛生士S
規格性のある口腔内写真の撮り方。P1004〜P1009
今回は、5枚法だけでなく、14枚法まで、解説が掲載されていました。アシストなしで、患者さんに、口角器をもってもらうには、どうすればやりやすいかなど、参考になりました。カメラの種類にも、よるとおもいますが、口腔ない用のカメラだと倍率は、1/2倍がいいそうです。具体的には、チェアーは、完全に倒さないほうが、撮影者が安定した体勢がとりやすいや、即方面の時は、犬歯をファインダーの中央部へ配置し、反対の頬粘膜が少し見える位が理想など、今まで、臼歯まで入る事に、意識がいっていたので、患者さんによっては、どうしてもぶれてしまっていました。後は、ミラー撮影では、思い切って、口角器を外してみる方法や、細いミラーを使って、舌側を撮影する方法など、どこに、ファインダーを合わせるのがベストで、ミラーを、どこで、保持すると実像が映りこまないかが、分かりやすく解説されていたので、又実践してみようと思いました。
2010年10月31日23時09分36秒

デンタルハイジーン10月号 P1048〜P1049

歯科衛生士U
<患者さんへ「おもてなしの心」を伝えましょう>を読んで
おもてなしの心とは、「相手の立場でものを考え、一歩踏み込んだ、相手を大切にした応対を考えること」です。  つい忙しいと一人ひとりの患者さんの気持ちを考える余裕を失ってしまって・・・本当に日々反省することばかりです。
「おもてなしの心を行動化する」とは、相手への気持ちを、表情・立ち居振る舞い・礼儀正しい言葉遣いで表現することです。 
自分が通院している医院が一番!!と信じてもらえるように、思いやりを持って患者さんに接していきたいと思います。  まづは、いつもより、すこしていねいに「お大事になさってください」相手の顔をいつもより一秒長く見て、笑顔で伝えたいとおもいます。

2010年10月17日15時05分35秒

デンタルハイジーン10月号を読んで

歯科衛生士K
《誤嚥性肺炎》を読んで
肺炎は、日本の死因別死亡率の第4位を占めている疾患で、その90%以上が65歳以上の高齢者である。
肺炎は入院患者の感染症としては、感染経路には口腔・咽頭内細菌の誤嚥つまり『誤嚥性肺炎』の存在が論議されているそうです。
『誤嚥』とは食物や唾液・意からの逆流物や異物などが気管に入った状態をいいます。
『誤嚥』についてはおおまかに、『唾液の誤嚥』『胃などからの逆流物の誤嚥』『食物の誤嚥』があり、唾液の誤嚥にかんしては、口腔ケアを行うことにより唾液中の細菌を減らすことが重要になります。
食物によっての誤嚥は、誤嚥しにくい食形態へ変更する・誤嚥しないために舌などを鍛えるなどの対応が必要です。
逆流物の誤嚥については、食後すぐに横にならないようにする。
誤嚥性肺炎の発症を予防するために、口腔ケアによって口腔・咽頭内の細菌を減らすことが重要だということを患者さまに指導していきたいと思います。
2010年10月08日22時08分53秒

デンタルハイジーン九月号を読んで。

歯科衛生士S
記憶に、残る口腔ケアを〉読んで。
少し変わった経歴の歯科衛生士さんの、お話です。最初の、勤務先が、総合病院や、介護施設なども併せ持つ医療団体の中にある歯科医院だった事もあり、一年目から、往診チームに配属になり、三年目には、病棟のスタッフに、入院患者さんへの口腔ケアの技術指導の担当をしなければいけなくなり、まだ三年目での、大先輩の看護師や、医師相手への指導は、気を遣うし、口腔ケアどころではない患者さんも多く、忙しいスタッフ達との連携も、大変で、最初は、中々結果が、出なかったのですが、続けていくうちに、スタッフから、質問がでたりと、特別だった、口腔ケアが、当たり前になってきた頃、確かな結果がで始めたそうです。このときの経験で、医療人として、ただ、口だけをみるのではなく、人をみる事が大事だと感じられたとの事。私も、ついつい、口腔内の情報だけで、判断してしまいがちですが、その人の全身の状態をみて、その時に、必要な器具や処置をかんがえ、視野を広げないといけないなと、思い直しました。後、印象的だったのは、高齢者で、意思の疎通も難しい方でも、元気な頃のセルフケアの習慣は、記憶に残っていて、介助者が、口腔ケアを、行なっても、こういう方は、協力的ですが、そうでないかたは、拒絶するそうです。日々何気なくやってる、術者磨きも、その方の記憶に残る口腔ケアになるように、少しでも気持ちいいと感じてもらえれるように、意識していこうと思います。
2010年09月30日22時39分59秒

デンタルハイジーン9月号 P898〜P903

歯科衛生士U
侵襲性の低いデブライドメントを行うために ―知っておきたい基礎知識―>を読んで
近年 歯肉縁下処置の概念が、「SRP」から「根面縁上」さらに「デブライドメント」へと変化するなかで根面に対する“ミニマルインターベンション“と同時に患者さんに痛みを与えず歯周組織にやさしい処置を行うという視点が要求されています。
デブライドメントとは、生体に外来から沈着した刺激物、およびそれによって変性した組織などを除去すること、歯周治療においては、歯肉縁下のプラーク、歯石、汚染歯根面、不良肉芽組織を除去することをいう。
生体に配慮した、すなわち、歯肉を傷つけず痛くないデブライドメントを行うためには、
・歯肉縁上のプラークコントロールによる処置前の歯肉辺縁の炎症の除去
・確実な歯肉縁下歯石の探知
・適切な器具による、適切なインスツルメンテーション 
が大切です。特に歯肉歯肉縁上にプラークが存在すると、歯肉辺縁部に炎症が生じるため、器具が触れただけで出血し、患者様に痛みを与えるリスクが高くなります。歯肉縁上のプラークコントロールが確立されると、歯肉縁上の炎症が改善し、触れても出血しなくなります。また、歯肉の腫脹が改善することで、歯肉縁下歯石が縁上に見えてきます。こうなれば、明視下で安全に除去することができます。
根面や歯周組織に配慮したミニマルインターベンションによるデブライドメント 頑張りたいと思います。
2010年09月26日09時15分12秒

デンタルハイジーン9月号を読んで

歯科衛生士K 返信
気管支喘息を読んで
気管支喘息とは、肺の中の空気の通り道の病気です。
気道に慢性的な炎症が認められ、さまざまな外的要因に対して気道が過敏になり、発作的に気道の狭窄をきたします。
主な症状として、発作的な咳・喘鳴(ぜーぜー)や呼吸困難が認められます。発作は昼間より夜から朝にかけてが多く、季節としては4月〜6月・9月から11月に多いのが特徴です。
気道を広げる作用をもつ薬を使用して症状を緩和させます。この治療は一時的なものです。
喘息の患者さんが歯科医院に来院された時の対応は、歯科治療にストレス・治療による麻酔薬・歯科材料による発作を誘発することがありますので注意深く問診を行い、喘息の状態を把握することが大切です。
また、喘息の治療を行っている患者さんに、口腔カンジダ症を認めることがしばしばあります。これは治療で使用している吸入ステロイドが残存し、免疫機能を抑制させることにより生じる可能性があるのです。
患者さんには、吸入ステロイド薬を吸入ご、うがいをして口腔内のケアを徹底するよう指導が必要です。
2010年09月09日23時47分11秒

デンタルハイジーン8月号 p797

歯科衛生士S 返信
元気に、美味しく、楽しく食べることへの支援>を読んで。
乳幼児期への食支援と口腔ケアに関しては、みなさん月齢を目安にされる事が多いですが、かならずしも、萌出時期と合ってるとは限らないので、個々に合わせた時期の確認が必要です。たとえば、口の中に食べ物が入ったまま飲み込まないのは、食べ方が下手くそな訳ではなく、第二乳臼歯がはえてないと、処理しきれない、トマトやリンゴ挽肉などが原因の場合が多いそうです。無理に食べさせるのではなく、調理に一手間加える事が大事です。後、離乳食は極力薄味にする事が大事で、この時期に濃い味に慣れると成長期に肥満への影響が出やすくなるとも言われてます。後、手づかみ食べは自食への大切なアプローチになるので多少周囲を汚しても充分にやらせてあげる事が大切です。あまり早く、フォークなどを使わせると前歯でそぎ取って食べる癖がつくので要注意です。お箸はもっと難しいので、3歳位までは無理持たせないようにした方がいいとの事です。これからは、ブラッシング指導などだけでなく、こういったことなども伝えていこうと思います。
2010年08月27日13時07分08秒

デンタルハイジーン8月号 P771

歯科衛生士U 返信
求められる妊婦への歯科治療〜「マタニティ歯科外来」という新たなチャレンジ>を読んで
マタニティ歯科外来 初めて聞く言葉です。乳歯の形成がお母さんが妊娠に気付く頃、胎生7週目から始まるのですから今までなかったのが、不思議なくらいです。
赤ちゃんが生まれる前”マイナス1歳”からのの口腔管理 妊娠中はつわりの影響などで、食生活や歯磨き習慣が不規則になったり、胎盤で作られる女性ホルモンの影響で歯周病に罹患しやすくなったりと、口腔環境の悪化みられます。
また、歯科治療においても「赤ちゃんに対して影響を及ぼすのではないか?」と治療を受けるのをためらってしまいがちになるのですが、こういう外来が出来ることは妊娠中の女性にとって、頼もしい味方だと思います。
出産後の子供のためにも、こういう外来で母親の口腔内のミュータンス菌のコントロールや母子感染に対する知識を得ることは重要だと思います。
妊婦と生まれてくる赤ちゃんの口腔管理のために「マタニティ歯科外来」たくさんの病院に出来ることを期待します。
2010年08月23日08時56分32秒

デンタルハイジーン8月号を読んで

歯科衛生士K
口はインフェクションコントロール(感染症予防)の要》を読んで
ここでは特別養護老人ホームに歯科検診に行かれた時の経験話、主に口腔ケアの効果について書かれていました。
10年ほど前に、日本中が冬から春にかけてインフルエンザが流ったことがあったことにも関わらずこの施設では一人も罹らず職員の皆様はホッとしたようです。
この施設では2年前から積極的に口腔ケアを導入されていてインフルエンザが流行っていた時には口腔ケア介入度が高まっていたためです。
その後、日常的な口腔ケアに加えて歯科衛生士による口腔清掃を中心とした器質的口腔ケアと集団的口腔衛生指導を週に1度実施したところ、口腔ケアを受けた群は唾液中の総細菌数などが減少し、季節性のインフルエンザの発症はおよそ1/10まで抑えられたそうです。
この方の特別養護老人ホームで2年間にわたる研究で、歯科衛生士による専門的口腔清掃を主体とした口腔ケアによって誤嚥性肺炎を40%予防できる可能性があることを発表されたそうです。
私達も口腔ケアの重要さを患者さまに伝え感染予防を心掛けていきたいと思います。
2010年08月08日18時35分50秒

デンタルハイジーン7月号

歯科衛生士S
食物アレルギー>を読んで。
小児の食事指導などをするときに、最近特にアレルギーのお子さんが多くなってきていると感じます。幼いと、腸管の免疫機能が未熟なので、起こしやすいとの事です。種類では、卵、牛乳、小麦が三大アレルゲンと言われていて、歯磨き粉の種類によっては、乳成分が入ってる物があったりするので、私たち衛生士も特にのに気をつけていかないといけません。その他に「口腔アレルギー症候群」と言われるものもあり、これは、果物や野菜のアレルギー反応で、成人に多く咽頭の接触アレルギーとされていて、食べてすぐに咽頭部にかゆみやイガイガ感を感じます。そしてこのアレルギーはラテックスアレルギーと合併しやすい事もわかっています。この事からも小児だけでなく、成人の患者さんにも、金属アレルギーだけでなく、食物アレルギーなどの問診も必要だと感じました。
2010年08月02日14時18分29秒

デンタルハイジーン7月号P690〜693

歯科衛生士U
今日から始める「タイムマネジメント」>を読んで
私には、耳の痛い話です・・・・わかっていても時間通りに仕事ができない・・・ついつい患者さんをお待たせしてしまう。
30分という限られた時間内での効率的な時間配分本当に難しいです。
患者さんは日々の生活や多忙な仕事の中で、時間を捻出して歯科医院に来院してくださっています。予約時間は「患者さんの時間」であり無駄にすることは許されません。
「タイムマネジメント」の能力を身につけるのは当然ことです。
まずはこの本を読ませて頂いて、長期的な視野での「タイムマネジメント」の考え方を身につける。ということが私には足りなかったと思いました。
メインテナンスやSRPでは、患者さんと長期的にお付き合いしていくため、1回の予約時間にすべてのプログラムを詰め込む必要はない。患者さんごとのゴールを理解したうえで、「春はホームケアに力を入れる」「秋はプロケアを重点的に行う」というように目標と伝えながら患者さんとかかわっていく、リコールに来られる度に同じメニューをこなす必要はない。ということ。
また、時間の管理をきちんとし、患者さんとの信頼関係を築いていく、お待たせした時は事情を説明しお詫びする。毎回予約時間に遅れる患者さんには、遅刻理由をそれとなくお尋ねし、それによって生じる問題を説明させて頂いたり、再度予約を取り直して頂くことも必要だと思います。
「タイムマネジメント」しっかり出来るように頑張りたいです
2010年07月25日14時31分29秒

デンタルハイジーン7月号を読んで

歯科衛生士K
食物アレルギーを読んで
食物アレルギーとは、体内にウィルスや細菌が侵入したときにそれを体内から追い出そうとするしくみが『免疫反応』です。この免疫が過敏すぎることによって身体に不利な症状を引き起こすことを『アレルギー反応』といいます。
食物アレルギーは食物摂取後2時間以内に症状が発現する『即時型』とそれ以上かかる『非即時型』があります。
即時反応は、じんましん・湿疹・腹痛・嘔吐・下痢・鼻水・咳・喘息など症状はさまざまです。非即時反応に多いのは、アトピー性皮膚炎があります。
食物アレルギーの治療の基本は、原因となる食物を必要最小限に除去することです。薬物療法としては、インタール(食物アレルギー治療剤が必要とされることもありますが、補助的な役割です。

『口腔内アレルギー症候群』と『ラテックスアレルギー』
口腔内アレルギー症候群は特定の花粉や果物・野菜のアレルギー反応で成人に多く、口咽頭のかゆみやイガイガ感を生じるのが初発症状です。
ラテックスアレルギーは天然ゴムのタンパク成分に対するアレルギーです。
私達にとって身近なものであり、歯科医療食として把握しておくことが必要だと思いました。
2010年07月09日23時17分01秒

デンタルハイジーン6月号

歯科衛生士S
障害のある患者さんへのアプローチを読んで。P608-612
私も、衛生士として、何人か、障害のある患者さんを担当させてもらってます。カリエスなどはなく状態も悪くはないので、クリーニングをメインに定期的に来院してもらってたのですが、やはりプラークコントロールは、あまりよくはありません。今までは、ブラッシング指導的な事は、殆んどしてこなかったのですが、今回、特集を読んで、磨く順番などを、パターン化にしてしまい、繰り返し練習して貰えれば、できる様になる事や、セルフケアグッズなども、介助者の方に提供していく必要がある事も、分かりました。個々の障害の程度には、違いがあるため、患者さんの持っている機能を可能な限り引き出し発達に合わせた支援を行なっていけたらなと、感じました。
2010年06月30日22時22分57秒

デンタルハイジーン6月号P562〜P565

歯科衛生士U
歯科疾患における「健康格差」とは>を読んで
就業や所得の格差をはじめとした「格差社会」という言葉を最近よく耳にします。この格差は経済だけでなく、実は、健康状態においても「健康格差」として無関係ではありません。
歯科疾患においても、平均所得が高い市町村で、低い市町村よりも有意にウ蝕が少ないことが確認されていたり、大都市より規模の小さな町村の方が、ウ蝕罹患経験者や未処置のウ蝕を持つひとが多いそうです。
成人の歯科疾患においては、地域ではなく職業ごとにも健康格差が存在します。専門職・管理職・会社員はサービス業・運転手に比べ口腔の状態は良好だそうです。
健康格差は偶然や歯科医療の分布の問題というよりも、社会経済状態の影響を受けていることが示唆されます。そして、格差は一部の人に生じる問題ではなく、すべての人に影響する問題です。
健康格差の縮小には、タバコの値段をあげたり禁煙スペースを増やすことも社会環境へのアプローチですし、歯科保健におては、学校でのフッ化物先口なども必要だと思います。
2010年06月21日09時51分57秒

デンタルハイジーン6月号を読んで

歯科衛生士K
ウ蝕病原性細菌のやさしい話を読んで
ウ蝕は生体内でもっとも硬い組織である『歯』を、溶解させる疾患です。そしてプラーク直下にできます。
初期には痛みはなく、歯髄付近や歯髄まで達すると耐えがたい痛みが誘導されます。歯冠が崩壊すると咬合にも影響します。ウ蝕は歯を破壊する感染症です。
ウ蝕と生活習慣の関係は、
ウ蝕は歯に→ウ蝕原因性細菌が付着し→ショ糖を中心とした糖に曝され→一定時間の経過後発症します。
ウ蝕は感染症であり、生活習慣に密接に関係する疾患であることを示しています。
*若年者のウ蝕*
石灰化が未熟でウ蝕感受性が高いために、プラークの停滞しやすい部位にウ蝕が発症しやすいようです。その後唾液中のカルシウムを歯質が取り込むことで歯は成熟し、ウ蝕感受性は低下します。
*高齢者のウ蝕*
加齢や歯周炎の罹患によって、根面部の歯面が露出することが原因と考えられます。唾液に曝されないことで石灰化度が低くウ蝕感受性が高くなってしまうのです。そこにプラークが付着しウ蝕が頻発するのです。
2010年06月04日22時41分37秒

デンタルハイジーン5月号P494〜P497

歯科衛生士U
歯科衛生士U [2010/05/29(土)17:11:03]

高齢の患者さんへの対応>を読んで
高齢の患者さんは身体機能が衰え、ブラッシングテクニックをはじめ、唾液の分泌機能、
口腔機能なども変化がみられます。そのため、徐々に衰えていく機能への支援を適切に行
うことが大切です。
高齢になると、全身疾患を患う方が少なくありません。定期的に来院されている高齢の患
者さんに対しても、来院の都度、体調の変化や服用している薬剤を確認することが不可欠
です。当医院では、薬剤の名前を正確に把握するために「おくすり手帳」や服用薬を持参
して頂くようお願いしています。薬剤の中には、副作用として口腔乾燥症や歯肉肥大など
、口腔内に影響をきたすものが数多くあるためです。
指導に当たっては唾液量が減少の方には、唾液線マッサージ説明したり、自浄作用の低下
により、口の中が汚れやすくなり、根面ウ蝕のリスクが高くなることの説明も必要でしょ
う。 あくまでも患者さんのセルフケアの方法を尊重し、その上で適切なスケーリング・
PMTC・PTC・フッ化物塗布などのプロフェッショナルケアでサポートし、リスクを
減らしていくことが大切だと思います。そして高齢の患者さんにも笑顔でいつまでもお元
気でいて頂きたいと思います。

2010年06月15日21時17分15秒

デンタルハイジーン5月号を読んで。

歯科衛生士S
バイオフィルムを理解し、デンタルプラークの捉え方を磨き上げようP454-457。
バイオフィルムとは、何か。元々は工業界で使われてきた言葉でパイプや排水溝の表面な
どに出来るヌルヌルです。その後、医学界でも使われるようになったそうです。コンタク
トレンズなどにも形成され、バイオフィルム感染症と呼ばれています。菌が自ら作り出す
糖のなかで分裂を繰り返し、集落を形成したものがバイオフイルムなので、口腔内では、
常在菌があるし、常に温度が一定で食べ物による栄養が補給されるので、特に、多くのバ
イオフィルムが出来やすい環境です。そのバイオフィルムをより硬く塊にしたものが、デ
ンタルプラークです。この中で虫歯菌が育まれ、もっと長期蓄積になり酸素欠乏(嫌気)
状態になると歯周病菌が育まれてしまいます。又、最近では、いくつかの全身疾患に密接
に関連している事も明らかになっています。粘膜を突破して血管内に侵入し血流に菌が乗
っていってしまうからです。これらの事からも、特に高齢者には、使いやすいハブラシの
指導と、専門的な口腔ケア、殺菌水の常用などを、日々の診療でも、意識して取り入れて
いきべきだと感じました。

2010年06月15日21時15分53秒

デンタルハイジーン5月号を読んで

歯科衛生士K
手足口病を読んで
手足口病とは、保育園や幼稚園など小児に流行するウィルス性の発疹症です。主に夏に流行そうですが、最近では夏以外にも流行することがあるそうです。
ほとんどが軽症で3〜4日で軽快するもののウィルスの種類によっては髄膜炎などの合併症を引き起こすことがあるため注意が必要です。
症状は発熱・口内炎や手のひら・足底などに米粒大の水泡ができるため『手足口病』という名前がつけられました。手のひらや足底に水泡がある場合は物を握ったり歩いたりすると痛がり、口腔内の水泡は飲食時に疼痛があり、唾を飲み込むのも痛がって流涎するなど生活に大きな支障をきたします。
ぬいぐるみやおもちゃをなめることなどから、主に唾液によって感染します。
手足口病には特別な治療はありません安静にして水分補給を心掛ければ2〜3日で軽快します。
私達に求められる対応は、手足や膝の水泡の有無をを確認し水泡がある場合は内科や小児科などの受診を勧めることが必要です。
2010年05月06日22時20分46秒

デンタルハイジーン4月号P380〜P383

歯科衛生士S
子どもへの対応〜子どもと保護者の関心を高めるためのアプローチ〜>を読んで
以前は、小児歯科専門の先生が来てくれていたので、比較的慣れている子や多少泣いても少し押さえての治療などもなんとかいけていたのですが、最近は保護者の方の意識も変わってきていて、回数はかかってもいいので無理矢理治療してほしくないとか、仕上げ磨きの仕方を聞きに来られたりと、かなり熱心な方が多いように思います。特に小児の場合は、定期的な来院が大事になってくるので、本人はもちろん、親御さんにも定期的に来る意味や必要性をしっかり感じて貰わないといけません。単純にカリエスチェックやフッ素塗布だけでなく、食育や、歯並び、癖なども注意深く診察して指導や提案をしていく事を心がけています。同じ年齢でも生え替わりの状態や本人の私たちへの接し方も色々で、もちろん保護者の方も様々なので、年齢だけにこだわらず、個人個人に合った対応も必要です。先日、いつもみている4才の男の子が、お母さんと離れた途端、「今日は頑張る!」と今まで出来なかった治療が出来た事がありました。その日はたまたまお母さんが治療だったのですが、もしかしたら、指導中お母さんに距離を置いて貰っていたらもう少し早く治療が出来たかもしれません。子供の成長は早いなと感じた出来事でした。又、今度は2才の女の子なのですが、初めての歯医者ですが、特に怖がることもなく順調にチェアーに一人で座れたのですが、チェアーが横になった途端、泣き出してしまって、、私は、チェアーが動いた事が怖かったと思ったのですが、よく聞いてみると、どうも、ライトが怖かったみたいです。急に目の前にライトが見えたので怖くなってしまった様です。意識せずについやってしまう事が、かなりの恐怖心を起こす可能性があるので、これも注意していこうと改めて思いました。
2010年04月23日13時20分38秒

デンタルハイジーン4月号 P380〜P383

歯科衛生士U
子どもへの対応〜子どもと保護者の関心を高めるためのアプローチ〜>を読んで
当医院にもたくさんの子供さんが来院されますが、特に1歳〜3歳位乳幼児に対しては大変です。
まずは、”楽しく”です。そして歯科医院を好きになってもらう。そのためにも、子供と仲良くならないといけない! それには今、子供たちの間で流行っているアニメや遊びなどについて知ることも必要でしょう。子供は自分が興味のあることには、目を輝かせてて反応してくれます。
そういう話題の中から歯ブラシを使って、歯を磨くことに慣れてもらう、磨く習慣をつけてもらいます。少しでも出来れば ”ほめる”子供もほめられればうれしいし、認められたいと思いまた頑張ってくれます。
そして、何より大切なのがこの時期保護者の協力です。歯磨きの習慣ずけはもちろん仕上げ磨き、食生活などへのアドバイスも必要です。また、保護者の方にも注意ばかりするのではなく、出来るだけ良いところも見つけて、意識してもらうことも大切だと思います。
まずは、子供目線でスキンシップを忘れず接していきたいと思います。
2010年04月17日20時29分13秒

デンタルハイジーン4月号を読んで

歯科衛生士K
見て学ぶ免疫のしくみを読んで
免疫とは、体内に入ってきた病原体を追い出すための仕組みです。私達の身体の中では多くの細胞が病原体を追い出しています。
病原体を追い出す仕組みには『自然免疫』と『獲得免疫』があり、『自然免疫』は、身体に入ってきた病原体に対してえりごのみをしないで追い出してくれるのです。たとえば、鼻水や汗や涙などにより病原体を洗い流したり、殺菌・抗菌物質を分泌して身体を守ってくれる仕組みです。
『獲得免疫』はそれぞれの細胞が病原体が入ってきたことを知らせ、病原体を殺したり病原体の棲みかとなった細胞を破壊します。それ以外にも病原体を記憶する能力もあるのです。
免疫力を高めれば歯周病も治る?・病気も防げるのでしょうか?!一般に『免疫力』とは身体の防御作用のことをさし、『自然免疫』や『獲得免疫』による防御をひとくくりにした『病原体を追い出す仕組み』全体を意味した言葉として用いられています。
免疫は多くの細胞がチームとなって機能しながら身体を守っています。免疫に関わる細胞のどれか1種類がなくなるだけでも『免疫不全』となって機能しなくなってしまうほど、個々の細胞が重要な役割を果たしています。
体内に免疫機能がなければ病原体を攻撃することはできませんから、免疫機能がある方が病気にかかりにくいことは明らかです。しかし、体内に侵入しようとする全ての病原体を侵入前に排除することは不可能です。
病気とは免疫に関わる細胞や物質による個々の反応の過程や結果であり、『免疫力が高ければ病気にかからない』『○○を食べれば免疫力がアップして病気を防げる』といった単純な仕組みではないのです。
しかし、免疫力は身体の機能の一部ですから、ストレスを減らす・十分な栄養と休養をとる・規則正しい生活をするといった心身の健康を維持することがその人のもつ免疫機構を最大限に機能させることにつながるのでしょう。
2010年04月01日22時14分57秒

デンタルハイジーン3月号P231

歯科衛生士U
歯科医療における「健康格差」とは?>を読んで
「健康格差」とは、単に疾病の有病状況に差があるということではなく、「社会・経済的要因を背景として起こる健康状態の格差と不平等」と定義されます。
口腔保健における「健康格差」・・・さまざまな社会経済状態(地位・所得・学歴・人種・住環境など)がウ蝕や歯周疾患の有病状況に強く影響されます。
私も最近の人の口腔内を見ていて、カリエスフリーのいい状態の方が多くなった!と思う反面、どうして?と思うようなカリエスが放置されたままの方はもおられます。
つい最近も小学生や中学生の子供達の親御さんの貧困により保険証のないことが、社会問題になっていました。もちろん歯科治療がイヤ!怖い!と思い治療を受けていない方もおられるでしょうが、受けたくても受けられない方もおられるという、社会的要因を頭に入れて、個々の患者様に対応していかなければならないと思います。
2010年03月22日13時47分59秒

デンタルハイジーン3月号

歯科衛生士S
口腔からかかわる心のケア p308-312を読んで。
最近、患者さんで精神科へ通われてる方や、抗精神病薬を服用されている方が多くなってきたように思います。今回の特集は、そんな心の病気にかかり社会生活が困難になってしまった方達が入院している施設に併設されている歯科医院で衛生士として長年勤務されてる方のお話でした。もう入院をしないといけない状態なわけですから、口腔衛生の方まではやはり気が回らずどの患者さんも状態は悪いですし、お薬の関係やストレスや不安などから唾液の量は減っているし、それこそカリエスになり、痛みが出てきたら、その痛みが原因で又病気の方も悪化し、幻覚や幻聴のきっかけになったりするそうなので、精神科病院での歯科はかなり大切だそうです。基本的には患者さんと長期的な関わりを持つ前提で患者さんの変化や症状に合わせて対応していく事が大事な事だと書かれていました。こういった患者さんは、ライフイベント(離婚、身内の病気、他界)などのストレスに弱いと言われているので、そういった時には、口腔衛生状態が悪化している事を責めたりせず患者さんの心の快復を待ち、その間はプロフェッショナルケアに重点を置き、短い受診間隔で口腔衛生管理を行うなど、実際の診療でも参考にできるなと思いました。歯科衛生士として単に口腔衛生を行うのみならず、心のケアにも結びつき精神疾患の悪化や再発の予防にまでつながっていける様に頑張りたいと思います
2010年03月18日14時06分54秒

デンタルハイジーンを読んで

歯科衛生士K
閉塞性睡眠時無呼吸症候群を読んで
閉塞性睡眠時無呼吸症候群とは、寝ている時に咽頭部の閉塞により無呼吸になる症候群で、『無呼吸』とは、呼吸が10秒以上停止してしまう状態を示します。閉鎖性睡眠時無呼吸症候群には、『中枢性』と『混合性』のものがあり、
『中枢性』は脳からの呼吸の指令が無い無呼吸で『混合性』は中枢性で始まり途中で閉塞性に変わる無呼吸です。
発症の原因としては、肥満の顎顔面形態異常が注目されているようです。
『肥満因子』としては肥満によって咽頭部分に脂肪が沈着し、気道が狭くなることがあげられているようです。
治療法としては、『気道内持続陽圧治療』は鼻マスクを通してコンプレッサーにより空気を送りその圧力によって閉塞部位を解放して呼吸を可能にする方法。
『前方整位型スプリント』は口腔内にマウスピース様の装置を入れて、下顎あるいは舌を前方に押し出し咽頭腔の解放をはかる方法。
『上下顎顎骨手術法』は顎顔面外科手術により上下顎骨を拡大して気道の解放をはかる方法。があります。
私達は患者さんの睡眠・いびき・無呼吸などの兆候に気付き異常を早期発見することが必要です。

2010年03月04日19時54分14秒

デンタルハイジーン2月号P120〜P122

歯科衛生士U 返信
<高齢者の患者さんへの対応の注意点>
高齢社会の今、当医院にも高齢の患者様も多く来院されます。そのような患者様にも快適に治療を受けて頂く為の注意点です。

・加齢に伴う生理的変化としては
 @不安痛みなどのストレスによって血圧が変動しやすい。
 A嚥下反射の遅れによるムセや咳込みが起こりやすい。
 B記憶力の衰退がみられる。
 C運動機能が低下している。
 D視覚の機能が低下している。
 E聴覚の機能が低下している。

・口腔領域の加齢の変化としては
 @根面齲蝕が発生しやすい。
 A口腔粘膜疾患が発生しやすい。
 B放置された齲窩にプラークが堆積していることがある。
 C残根状態の歯が多く存在する。
 D歯肉の退宿や根面の露出が見られる部位がある。
 E歯の欠損に伴う歯槽骨の吸収がみられる。
 F顎骨の形態変化がみられる。
 G義歯の不適合が生じやすい。
治療に当たっては、血圧などのバイタルサインや現在服用中の薬のチェックなど、リスクを最小限に留める必要があります。
また、高齢の患者様と接する時は患者様の話や動きのスピードに合わせて、次の動作に移るような心がけが必要と思います。
身体機能が低下しているからといって子供の接するような対応は失礼にあたります。人生の先輩であることを忘れず、敬意をもって接することも大切です。
 
2010年02月21日12時00分35秒

デンタルハイジーン2月号

歯科衛生士S
特集 再考 MFTを読んで  p136〜155。
MFTとは、口腔習癖や形態などの改善に有効なトレーニングです。小児歯科や歯周病患者、はたまたアンチエイジングとしてや脳梗塞などおこした人への咬むトレーニングなど様々な患者さんに応用出来るのですが、今回特に興味深かったのは、小児へのアプローチの仕方です。口呼吸や舌突出癖の改善、又は舌小帯切除の前後での舌位置の確認など色々出来る事があるなと再確認しました。特に、舌小帯が短い子は舌が口蓋に付かない事も多いので、切除した後もそのまま癖になりやすく、口呼吸やえんげがうまく出来ないなど起こりやすかったりするので、定期検診でのチェック項目にさっそく取り入れようと思いました。まだ小さい子に、口ではなく鼻で呼吸しなさいといっても分かりにくいので、実際噛みしめて、ほほをさわって咬筋を確認してもらったり、唇をつまんで筋肉の動きを感じてもらったり、舌がしっかり口蓋についてる状態を分かって貰うために、綿棒で舌下を押さえつけたりと色々出来る事があるし、その方が保護者の方にも分かりやすくお家でも遊びながらできるトレーニングを指導しやすくなるのでいいなと思います。
2010年02月17日14時27分04秒

デンタルハイジーン2月号を読んで

歯科衛生士K
『学んで活かすアロマセラピー』
歯科医療では、治療時に疼痛などによ苦痛を伴う場合があることやタービンなどの金属音・薬品臭などもあり、患者さんの緊張や不安は大きいといえます。
吸入法によるアロマセラピーを歯科医療に併用し、治療前と治療後の不安・緊張の改善度を調査したところ、アロマセラピーを行っている方が不安の改善率が多かったようです。
歯科領域における補完代替治療法としては、唾液腺・口腔周囲筋肉のマッサージにアロマセラピーを用いた症例がありました。
主訴は顎がガクガクする・口が開かない・頬のこわばり・舌のもつれという患者さんに、ラベンダーを中心とした精油にホホバオイルを0.5%に希釈したものを週に1回約20分頭頸部・顔面を含む顎関節周囲・口腔周囲筋・唾液腺のアロマセラピーを行うというものでした。
施術後には左右の咬筋・僧帽筋の筋硬度が緩和されたとともに、フェイススケール・唾液アミラーゼ値も改善されたそうです。
アロマセラピーによって歯科治療中の患者さんの不安・緊張・慢性疼痛を緩和し、口腔機能の維持・向上の手段として活用できる補完代替療法になり得ると考えられているようです。
まだまだアロマセラピーにはトラブルやクレームもある様なので、知識や精油を正しく安全に使用する基準や方法など専門的な教育が行われているようです。
2010年02月05日23時30分19秒

デンタルハイジーン1月号P69〜P74

歯科衛生士U
<SPT・メインテナンス時の変化を見逃さない>を読んで
SPT(Supportve Periodonntal Therapy)とは、歯周基本治療や歯周外科治療、そして修復。補綴治療などの咬合機能回復治療後、病状が安定したと判断された場合、その状態を長期間維持させるために行う専門的な定期的治療で、予後を良好に保つための唯一かつ不可欠な治療です。
そして、SPT時の処置内容は、来院時の各種歯周組織検査や患者さんのプラークコントロール状態に合わせて検討していきます。
SPT来院時にはセルフケアの状態を確認するとともに、モチベーションの維持・向上を図り、患者様の生活習慣の改善、加齢や生活環境の変化など、口腔内だけでなく全身状態を観察・考慮することが大切だとおもいました。
2010年01月31日14時09分33秒

デンタルハイジーン1月号を読んで

歯科衛生士
ブラッシング指導・攻略のポンイトp52-55
最近では、長年担当させてもらってる患者さんが多くなってるので、ブラッシング指導はかなり部分的だったり、何度も聞かれてる方には、どうしてもサラっとになってしまいがちですが、今回改めて気を付けるポイントや口腔内の状態でブラッシングのクセなどが分かる事などを再認識出来ました。まずは、当たり前の事ですが、自分自身の身だしなみを気を付けたり、患者さんと50センチ程あけ、横並びで目線を合わせるなどや、年代に合わせて言葉遣いをかえたり、こちら側の一方的な断定をしない事など、いつもしているつもりでもついつい忘れがちになってるなぁと感じました。後は、頷いたり、相づちや、待つ姿勢など、気を付けたいです。口腔内の状態からは、カリエスタイプかペリオタイプかで大まかに分けることが出来ますが、こ患者さんは、ペリオタイプだから、このハブラシでこの磨き方!と決めつける前に生活習慣や実際患者さんが使いこなせるかで、慎重に選んで行かないといけませんし、何事も決めつけはダメだなと思いました。プラークスコアもすごく大事ですが、まずは、ここの部位のプラークをなくすようにしましょうと次回来院時までの目標を患者さん自身が分かりやすい事にするなど患者さんによって内容を臨機応変に変えたり、口腔内が磨けてるかどうかだけにこだわらず、広い視野で患者さんを見ていきたいと思います。
2010年01月27日14時22分06秒

デンタルハイジーン1月号を読んで

歯科衛生士K
<歯の神様仏様>
歯神社(歯痛平癒)
大阪の梅田のHEPFIVEの裏に歯神社があるそうです!騒がしい街中にその一角だけ少し違う空気があるそうです。
もともとは、農耕神として示己られていたのですが、淀川が氾濫したときに、ご神体である巨石が歯止めとなって民を助けたことから、
歯止めの神様→歯痛を止める神様として信仰されるようになったそうです。
お社の隣に大きな石があり『なで石』これを2〜3回なでながら痛みのある歯に触れると歯痛が治るとか・・
毎年6月4日には歯神祭(はがみさい)=歯ブラシ感謝祭が行われ、神事の後には、先着100名に歯ブラシの授与もあるそうです。
※歯神社の社務所を兼ねている綱敷天神社御旅社に白地に朱・緑・白の梅の刺しゅうがほどこされた歯神守が授与されているそうです。
これを読んで梅田には毎月出ているので一度なで石を見てみたいと思います。
2010年01月04日20時56分01秒

デンタルハイジーン12月号を読んで。

歯科衛生士S
 
 こんな姿勢をしていませんか?p1278-1278

日々、施術するにあたって、姿勢は大事だと頭ではわかっていても、つい忘れがちになっ
ているのが現状です。今回の特集で『ニュートラルポジション』を再確認できました。ま
ずは、股関節を直角に保つ。かかとが床につく。これが基本なのですが、私の場合患者さ
んと話てる時でもこうはなっていませんでした。次に施術ですが、基本的に頭の傾斜は15
度まで、背中は20度まで、肩は常に水平、腕は体から20度以上離さない。文にすると書い
てるだけで体が固まりそうですが(笑)実際やってみるとどこも無理をしていないことがわ
かります。この『ニュートラルポジション』を常に意識してポジショニングをしていけば
、いちいち何番は何時の位置で、、と覚えなくてもいいので、早速診療で実践していきた
いと思います。後は、患者さんのチェアーはもっと低くていいんだなとわかりました。ど
うしてもしっかり見たいと思い、背中を丸めてかがみ込んでいましたが、ミラーテクニッ
クをどんどん使っていこうと思います。後、ミラーで頬粘膜を排除する際に腕が体から離
れていて固定点を置いてないと患者さんが痛い。というのも再納得し患者さん、術者両方
に優しい姿勢をこれからは心がけて行きたいです!

2010年01月01日06時08分23秒

デンタルハイジーン12月号P1313〜1315

歯科衛生士U
<カルシウムを摂ると歯が強くなりますか?>を読んで
歯の形成期(胎児期から14歳頃)では、全身の骨の強化のためにもカルシウムの摂取が必要であり、
歯質を強化することも多少なりとも関係する可能性が考えられます。
しかし成人になってからでは残念ながら、カルシウムの歯への取り込みはほとんど期待できません。
一度完成した歯はセメント質などを除いて新しい骨基質と置き換わる「リモデリング(改造現象)」を繰り返さず
沈着したカルシウムが再利用されることもありません。
このことから、カルシウムを摂取しても歯においては歯質が強化されることは、望めないといえるでしょう。
私もよくこの質問を受けることがあります。
これからは子育て中の親御さんに、歯の形成期カルシウムも摂取の必要性を伝えていきたいと思います。
2009年12月19日12時31分28秒

デンタルハイジーン12月号を読んで

歯科衛生士K
『オーバーブラッシング』を読んで
オーバーブラッシングとは過度なブラッシングが歯や歯周組織に対して為害作用を生じている状態です。
具体的な症状として、歯肉退縮・知覚過敏・楔状欠損・歯肉の接触痛があります。
オーバーブラッシングによって歯肉退縮を引き起こしやすい傾向にある方
*歯列不正がある
*歯肉が薄い
*ブラッシング圧が強い
*ブラッシング方法が誤っている
*硬毛の歯ブラシを使用している

患者さんのブラッシング圧の確認、すぐに毛先が開いていないか毛先が開いた歯ブラシを使用していないか確認する必要があります。
患者さんが使用している歯ブラシや歯磨き粉の好みなどを確認する必要もあります。
歯ブラシは軟毛であっても到達性の良いものであればプラークが落とせることを理解してもらい、歯周組織や口腔の健康を維持・向上させるために、患者さんのケアが過剰ではないかなど常にチェックし適切な対応ができるように心がけたいと思います。
2009年12月07日22時25分32秒

デンタルハイジーン11月号 p1154−1155

歯科衛生士S
なぜ人は傷口をなめるのか?

唾液には、抗菌作用、消化作用など色々な効果があるのは、わかっていたのですが、細菌松本歯科大学の 王教授のグループが発表された研究結果で唾液タンパクの一つのヒスタチンが歯
周病原細菌が産生する病原酵素の活性を阻害する事と歯肉繊維芽細胞への増殖能をもつ事も明らかにしました。元々、ヒスタチンには、カンジダ菌などに作用する抗真菌作用もあるので、唾液がいっぱいあることは歯周病予防や治療にもすごく効果的いう事になり、改めて唾液の大切さを理解しどんどん患者さんへも伝えていこうと思います。口腔内の傷が比較的すぐによくなる原因もこの唾液タンパクの抗菌作用や増殖作用が供給出来ることからで、すなわち傷口をなめる事もすごく理にかなってるとの事でした。
2009年11月30日13時20分45秒

デンタルハイジーン11月号P1216〜P1217

歯科衛生士U
白血病>を読んで

MEDICAL TOPICのコーナーで臨床に役立つ医学関連のトピックを
私たち衛生士にもわかりやすく解説されています。

白血病は、白血球の遺伝子異常が起きた後に、生体の免疫防御機構をかいくぐって生き延びた
ガン細胞により発病するものと考えられおり、その原因は不明です。
がん化した白血病細胞が、造血幹細胞を圧迫して赤血球・白血球・血小板の生成を阻害することのより
貧血・感染症。出血などさまざまな症状を引き起こす。
抜歯などの外科的処置は主治医との連携が不可欠。
病巣感染の発症を防ぐためにも、治療前には口腔疾患のチェックと細菌巣抑制のための徹底的な口腔ケアが求められる。

白血病って?? 血液のガン 大変な病気・・・それくらいしか知識のない私でした。
今メインテナンスで担当させて頂いている 患者さまにこの病気の方がおられ、
どのような病気なのか、ときどきネットで調べたりしていたのですが、今回読ませて頂いて
これから口腔ケアさせて頂くうえでとても参考になりました。
2009年11月24日00時18分34秒

デンタルハイジーン11月号を読んで

歯科衛生士K
糖尿病患者への歯周治療を読んで

血糖コントロールが不良な糖尿病患者においては、しばしば重篤な歯周炎がみられることがあります。
糖尿病が歯周病を悪化させる危険因子であるというだけではなく、両疾患が互いに影響を及ぼしあっていることが明らかになってきました。
高血糖が続くと白血球機能が低下し、歯周病原細菌に抵抗力が低下すると、歯周局所の傷害や虚血状態・糖化最終産物が増加し、T型コラーゲンやメラニンなどの歯周組織で重要な気質分子の機能的な性質を変化させることなどがあげられているようです。
糖尿病も歯周病も『生活習慣病』という点で共通することが多く、患者さんが口腔内の状態や全身の状態に関心をもち、健康に対する意識によって生活習慣が改善され、両疾患の治療が良い方向に向かっていくと思います。
2009年11月06日07時58分32秒

デンタルハイジーン10月号1084〜1088

歯科衛生士S
歯と口腔の形態を立体的に理解しよう。を読んで。

口腔内写真やX線写真からも、もちろん多くの情報を得る事は可能ですが、どうしても2次元でのチェックになるので、立体像をある程度イメージしないといけません。そこで、スタデイモデルも併用してのチェックが効果を発揮します。今までも顎模型などブラッシング指導をしてきたことはありましたが、患者さん本人のものを使った方がより細かい指導も出来ますし、患者さんへのアプローチにもなりいいなと思いました。後、スタデイモデルで読みとれる情報として上下顎の咬合状態もよくわかり、咬耗している歯どうしで合わせてみたりすることで、ブラキシズムでどこまでずらしてるかよくわかりますし、頬舌的な厚みが違うことからもよりその部位があたってる事がわかったり、小帯の位置や顎堤の厚みなどがよくわかります。後はやはり、歯牙の傾斜やスタデイモデルからしかみれない角度などで見ることが出来るので、セルフケア指導、患者さんへのアピールにすごくいいなと思いました。
2009年10月30日23時06分14秒

デンタルハイジーン10月号P1080〜P1083

歯科衛生士U
<口腔内に症状が現れるくすりの副作用には、どのようなものがありますか?>を読んで
口腔内に症状が現れるくすりの副作用には、口腔乾燥・歯肉肥大・味覚障害・止血や凝固障害・オーラルジスキネジアなどがあります。
・口腔乾燥 @中枢神経系や末梢神経とその受容体ひ直接作用することで引き起こす薬剤
       鎮静薬(ソラナックス・リスミー)
       抗うつ薬(トリプタノール・デパス)
       抗けいれん薬(テグレトール)
       中枢性筋弛緩薬(ミオナール・テルネリン)
       抗パーキンソン薬(シンメトレル・ドパール)
       抗精神病薬(ウインタミン・セレネース)
       抗コリン薬(ブスコパン)
       抗ヒスタミン薬(ポララミン・レスタミン)
       H2受容体拮抗薬(ガスター)
      A血管内水分量を減らすことで引き起こす薬剤
       降圧薬(レニベース・カタプレス・ペルジピン・アダラート・アルドメット)
       利尿薬(ラシックス)
       気管支拡張薬(テオドール)
・歯肉肥大を誘発する薬剤
       抗けいれん薬(アレビアチン)
       カルシウム拮抗薬(アダラート・ペルジピイン・ヘルバッサー・ワソラン)
       免疫抑制薬(サンディミュン)
・味覚障害を起こす薬剤
       高尿酸血症治療薬(ザイロリック)
       消炎鎮痛薬(ボルタレン・ブルフェン)
       抗ウィルス・不整脈治療薬・アレルギー治療薬など多数
・止血や凝固障害を起こす薬剤
       抗血小板薬(バイアスピリン・バファリン81・パナルジン・プレタール・プラビックス)
       抗凝固薬(ワーファリン)
・オーラルジスキネジアの原因となる薬剤
       抗精神病薬(ウインタミン・セレネース)
       抗パーキンソン薬(シンメトレル・ドパール)
当医院に来られる患者様も、内科的疾患をお持ちの方が多くいらっしゃいます。
治療に際して私達も、これらの症状を引き起こす薬剤を把握しておくことはもちろん、
十分な病歴聴取を行う必要があると思いました。
2009年10月17日21時39分44秒

デンタルハイジーン10月号を読んで

歯科衛生士K 返信
窒息を読んで
*窒息とは*
人が生きていくためには呼吸を行うことは不可欠です。
気道が塞がれて呼吸ができなくなると、血液中の酸素濃度の低下と二酸化炭素の濃度の上昇が生じ、体内の重要な臓器や組織が機能しなくなります。
この状態が数分間続くと死に至るばあいもあります。
近年は食べ物による窒息事故が多発しています。食べ物の誤嚥による気道閉塞は65歳以上の割合が多く、食べる機能が減退している高齢者に注意が必要です。
窒息を予防するためにも、噛む力や、噛む回数・口に入る量など食べ方に適した食べ物の選択も窒息を避けるために重要です。
私達が患者様に気をつけてもらうことは、噛む回数を意識してもらいしっかり噛んで誰かと会話をもちながらの食事や、急がずゆっくり噛んで味わって食べることが大切だということをアドバイスしていきたいと思います。
2009年10月08日07時59分37秒

デンタルハイジーン9月号P987−989

歯科衛生士S
<シェーグレン症候群>を読んで。
未だ、発病の原因は解明されていないのですが、患者数は日本だけでも、10万人に達してると言われている臓器特異自己免疫疾患です。発病の男女比は1:14で圧倒的に女性が多いです。間接リュウマチと併発されてる方が多いのも特徴です。
治療や対応方法は、内服で症状が軽減されるケースもあるので内科との連携と密にとるとともに、歯科からのアプローチとして、QOLの向上を図るのも重要です。患者さんには、病気とじっくりつきあっていく心構えをしてもらい、日常生活の指導や唾液分泌を促すための指導口腔内を清潔に保つための指導を歯科医師とともに歯科衛生士が積極的に関わっていける病気なのでしっかり協力できるように耳下腺、顎下線、舌下線の外からのマッサージ方法や塩分、香辛料、アルコール、カフェインの過剰摂取の抑制など、指導内容をもう一度確認できたので、これからの診療に役立てたいとおもいます。
2009年10月01日02時05分44秒


デンタルハイジーン9月号P940〜942   

歯科衛生士U
<歯根破折を見分けよう>を読んで
歯根破折は、多くの場合突然生じ、自然治癒することはありません。
リスクとしては、咬合力が強い、ブラキシズムが疑われる、細い歯根、
太いメタルポストが存在する、無髄歯になってからの経過が長い場合などです。
破折する歯の多くは無髄歯で補綴処置がなされているため、補綴処置を外したのちによく確認されます。
私自身も過去に2本無髄歯の歯を破折により抜歯し、すごく悔しい思いをしました。
いま考えてみれば、私も睡眠中クレンチングの癖??があるようで・・・
歯は年齢を重ねるごとに、硬くなり破折しやすくなるようです。
そして、歯根が破折してしまうと歯を保存できないことが多いため、日常的な注意が必要です。
ブラキシズムについては、気づいていない方や気づいていても気にされない方が多く、
繰り返しブラキシズムの影響についてお伝えし、マウスガードの使用など習慣づけていただくことも必要と思います。
また、患者様自身にもご自分の口腔内のどの歯が無髄歯なのか、知っておいてもらう必要もあると思います。
2009年09月28日06時09分00秒

デンタルハイジーン9月号を読んで

歯科衛生士k
シェーグレン症候群を読んで
シェーグレン症候群とは唾液腺や涙腺などの外分泌腺が障害を受けることによる、口腔や眼などの乾燥を主徴とする臓器特異
的自己免疫疾患である。
現在のところシェーグレン症候群に対する治療法はありません。
患者さんには病気が悪化しないことを理解してもらい、病気とじっくりつきあっていく心構えをもってもらうことが必要です。
(口腔乾燥に起因する合併症)
舌炎や口角炎・義歯などの刺激による口内炎などがもっともよくみられます。舌炎や口角炎にはカンジダ菌が関与していると考えられています。
シェーグレン症候群に対しては、口腔内のケア・口腔機能の低下を防止することによって、維持や向上を図りたいです。
口腔内を清潔に保つように、ブラッシング指導や義歯の正しい取扱いや定期的なメンテナンスが必要です。その他にも、唾液腺を刺激するためのマッサージや味覚の刺激(ガム・干し梅など)や口腔保湿剤の使用など、指導していけるように心がけたいと思います。
2009年09月04日05時53分47秒

デンタルハイジーン8月号P879〜P883
歯科衛生士U  
<噛むことはストレス解消>を読んで

人がストレスを受けると、脳内のストレスホルモンであるドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリンなどが増えます。そして、おいしい食事を咀嚼すると、今度は脳内のセロトニン、メラトニン、エンドルフィンなどの快適ホルモンが増えてとてもよい気分になります。「噛むこと」は、抗ストレス効果があります。
また、ガムなどを噛むと唾液が出てくる、気分がリラックスする、眠気が覚める、記憶力が増大するそうです。ガムの咀嚼は交感神経の活動を抑制し、必要以上の緊張を抑える効果もあるそうです。
日常のストレスを解消するためには、家族団らんの食事は最も良いリラックス法であり、老若男女に共通するポピュラーなストレス解消ストレス解消法は、友人とおいしいものを食べにいくことのようです。
ストレスをためないように、しっかり咀嚼して食べましょう!!
Date: 2009/08/23/17:56:58  [2]

デンタルハイジーン8月号を読んで
歯科衛生士 K  
読んでナットクQ&Aを読んで

Q.歯石がつきやすい人、付きにくい人がなぜいるの?
A.歯石はプラークが石灰化したものであり、唾液に含まれるカルシウムやリン酸がプラーク内リン酸カルシウムの結晶を形成することで起こります。
縁上歯石の沈着に関連する要素として唾液があります。
<唾液の性状と歯石沈着>
唾液は歯石形成の重要な要因で、縁上歯石は唾液腺開口部に多く沈着します。
歯石沈着の多い人は、
・唾液量が多い
・唾液のPHが高い
・唾液緩衝能が高い
・唾液粘度が低いといわれています。
臨床において患者さんの唾液の性質なども考慮して、フロスをはじめとする清掃補助用具は歯石沈着を防ぐためにも、ブラッシングだけではなく、フロッシング指導なども継続的に行っていくように心がけたいと思います。
Date: 2009/08/07/22:52:51  [1]

デンタルハイジーン7月号P768〜P772
衛生士 U  
<なぜ怖い? 歯科治療>を読んで

「歯医者に行くのはイヤ」「歯を削る音を聞くだけでぞっとする・・・」この様な言葉をたびたび耳にします。 私も歯の治療は苦手です(>_<) 皆さんも出来ればかかわりたくない場所でしょう。
歯周病が全身の健康にかかわり、ひいては生命を脅かす疾患であることは、間違いのない事実だとしても、それ自体が即刻命を危険にさらすような疾患でないのは自明の理です。しかし、それにしては歯科治療は怖がられすぎ、嫌われすぎですよねっ。
歯科治療にへの恐怖を引き起こすもの・・・過去の治療でとても痛い思いをした。また、治療を受けたことがないのに、最初から痛いと思いこんでいたり、メディアを通して「歯科医院に行くと痛い目に遭う」というイメージをもっている人も少なくありません。
治療前から不安を持っていると、ちょっとした刺激でもとても痛いと感じてしまいます。そして、治療中緊張している患者さんは、リラックスしている患者さんより痛みのコントロールが難しくなります。
私たちが、治療に先立って患者さんの不安な状況や背景を把握することにより患者さんの無用な不安を抑えることで、より安全な歯科治療ができます。そして、患者さんも有効な協力者になってくれると思います。
Date: 2009/07/19/16:31:41  [2137

デンタルハイジーン7月号を読んで
歯科衛生士 K  
〜妊産婦の歯科的特徴〜を読んで

妊産婦は女性ホルモンの増加や口腔衛生状態の悪化に伴い
*妊娠性歯肉炎
*唾液分泌の低下
*ウ蝕の多発
*味覚の変化
*口臭
*妊娠性エプーリス
の現象や疾患を引き起こす可能性があります。
歯肉炎やウ蝕などは口腔清掃によって予防できます。
つわりがひどく口腔清掃が困難な時期には、嘔吐を避けるために小さめの歯ブラシを使用してもらいます。
臭覚や味覚に刺激を与えないように歯磨き粉を使用せずに磨いてもらう。
など、私たちは妊産婦の方たちの口腔内の状態にあった指導をし、定期的な検診は虫歯予防には必要であることを提案していきたいと思います。
Date: 2009/07/08/15:58:32  [2105]

デンタルハイジーン6月号
歯科衛生士S  
口腔機能の変化を見るための問診と検査のポイントを読んで。

口腔感想症は全身状態だけでなく、生活習慣や食生活にも深くかかわってるため、問診はとても重要です。初診時の主訴がそれでも、その時にすべての訴えを問診するのは難しく患者さんとの信頼関係を築きながらていねいにすすめていく必要があります。特に、問診で重要な事は服用中の薬の種類と量。日常的なストレスや生活環境の変化(就職、失業、結婚など)又、乾燥と共に舌痛症や味覚障害を併発してるケースもあり、対処法は単純ではありません。咬む力が低下していて、刺激が少ない場合には、ガムなどでのトレーニングが有効だったり、義歯などの調整が必要だったり、舌の運動機能が弱くなってるなら、舌運動のトレーニング。ここでは、イラスト入りで紹介されていたのですが、舌の挙上のトレーニングは、自分でもやってみて、結構難しかったので、患者さんにも伝えていこうと思いました。 こういった症例は、患者さん自身から、訴えが必ずあるわけではなく、本人さん自身が気付いてない場合もあり、歯科衛生士として、口腔の外で起こってる変化を見逃さない観察力が大事だなと感じました。
Date: 2009/07/01/09:13:31  [2100]

デンタルハイジーン6月号P647〜P651
衛生士U  
<歯周病を治療すると小顔になれる?>を読んで
近年、特に若者に口唇閉鎖不全状態の方が増えているとマスコミなどで取り上げられています。その通りで学童の検診でも30年前と比べるとポカン口の子供が約5倍に増えているそうです。
口唇閉鎖不全や口呼吸によって生ずる問題としては、口腔内にプラークが付着し虫歯になりやすい、粘膜に変性が生じ歯肉が腫れ歯周病に罹患しやすい。また口呼吸の影響として、口臭や舌苔が生じやすい、喉が腫れやすい、風邪をひきやすい、アトピーの発症と関係していたり、いびき、睡眠時無呼吸症候群との関連性も取りざたされています。
この症例は、歯周治療することによって歯周ポケットが減少し、離開していた歯と歯の接触関係が回復して歯列が緊密化し、また歯根膜の機能回復により、咬合力が増大、噛むことにより口腔周囲の筋が正常に働き、顔面筋や咀嚼筋群が鍛えられ、口元が締まり小顔になった。ということです。
しっかり噛むことによって、顔は自然にエクササイズ出来るのです。
唇は、鰓(えら)感覚器が、変化したものと考えられており、脳の神経支配化において、占める割合が高いそうです。
”小顔を目指すならまず、歯周治療から!!”頑張っていきたと思います。
Date: 2009/06/20/13:14:46  [2093]

デンタルハイジーン6月号を読んで
歯科衛生士K  
花粉症を読んで
花粉症の合併症としては、口腔内にも症状が認められることがあります。
口腔乾燥や味覚障害など鼻呼吸障害の起因するものや、口腔粘膜のかゆみや浮腫脹などがあります。
今、花粉症に悩まれている人は日本国民の5人に1人が患っていることになります。
私たちの歯科医院では、花粉症によるくしゃみ・鼻水・鼻ずまりで辛いという患者様にメディカルリンパマッサージをすることがあります。
リンパマッサージをすることで、リンパの流れが良くなり一時的に詰まっていた鼻が通りリンパマッサージの効果がみられる方がおられます。一時的でも鼻が通ったことに喜ばれる患者様は少なくありません。持続時間には個人差がありますが、私たちは多くの人が花粉症の辛さから救われることを望み、リンパマッサージや口腔内のケアにこれからも励みたいと思います。
Date: 2009/06/05/23:21:40  [2091]

デンタルハイジーン5月号
衛生士S  
比べてみました!補助清掃用具のプラーク除去効果を読んで。P524-528

やはり、歯ブラシのみでは完全なプラーク除去は難しく、日頃から私自身も患者さんに積極的に補助道具をお勧めしてきましたが、今回は、実際顎模型を使っての各道具の除去率を実験されていたので、わかりやすく参考になりました。まずは、ワンタフト(プラウト)では、主にマージン部は比較的きれいになるのですが、やはり偶角部や隣接面は難しいようでした。次に歯間ブラシですが、これも実際顎模型から人工歯を取り出してみてみると隣接面接触面はあまりきれいになっていませんでした。最後にフロスですが、他の道具での除去が難しかった隣接面や偶角部、接触点のプラーク除去に一番適しており、プラーク指数も一番少ない値でした。ただ、やはり一度の挿入では取りきれておらず、数回に分ける必要があるみたいです。ただ今回は歯列の整った顎模型での実験だったので、患者さんによっての唾液の状態や歯列や歯肉の問題などを考慮して、臨床では、各道具の適正を生かして、1つにこだわらず、柔軟に患者さんにお勧めしていこうと思います。
Date: 2009/06/01/08:42:33  [2090]

デンタルハイジーン5月号P540〜P543
衛生士U  
<LDA Research デンタルフロス POHブラックフロス>を読んで
歯科衛生士のための 歯科衛生士による製品リサーチ企画です。

多くのデンタルフロスは糸が白色であるのに対し、これは黒色です。黒い色によって、除去した乳白色のプラークを視覚的にとらえやすくなっています。「ライトワックス」と「ノーワックス」があるそうです。
私はまだ使ったことがありませんが、なかなか面白い製品だと思います。
いままでもグリーンとかライトブルーで、ミントの味なんかが付いているとかいう物は使ったことがありましたが・・・・
使用した歯科衛生士の方々も通常の白いフロスにに比べて黒いフロスは、効果的だと回答されています。
歯の色と同化しない黒フロスは、プラークが目立ち視覚的に訴えられるためモチベーションの維持につながり、フロスの使用が楽しくなり、導入から継続まで効果が期待できると思います。
私も機会があれば、是非つかってみたいです。
Date: 2009/05/24/16:57:36  [2081]

デンタルハイジーン5月号を読んで
歯科衛生士K  
歯はなぜ着色するの?を読んで
着色の原因には飲食物の摂取による外因性着色と歯質形成不全・抗菌薬の影響による内因性着色があります。
外因性の着色は、お茶やコーヒーのような飲食物・煙草のヤニ・洗口剤や薬物のような色素を含む物質が直接歯に吸収するか、色素ではない物質が歯に沈着し、科学反応により色素を有する物質に変化することによって起こります。
内因性着色は、歯質形成不全によってエナメル質や象牙質の内部に色素が浸透することで起こります。エナメル質に形成不全があると、外部からの色素が内層部にまでしんとうしやすく、さらに象牙質の着色の透過感も不自然なものとなります。
加齢に伴なって歯が変色していき、エナメル質の内側にある象牙質の歯の表層のエナメル質の摩耗のために薄くなり、象牙質の着色が目立ってきて歯が黄色く変色していきます。
☆着色しにくい人☆
口腔の洗浄作用を担う唾液の分泌も着色に影響し、唾液の分泌の多い人は食品を摂取しても、素早く薄めて洗い流すことができるので着色しにくい。
☆着色しやすい人☆
歯並びに由来する口腔内環境も着色のしやすさに影響します。歯並びが悪く歯ブラシを当てにくい部分には食物残渣が溜まりやすく、歯に長時間接触しつづけるために着色しやすくなります。
口腔清掃状態が悪い場合もプラークや歯石が蓄積して、歯の表面が粗慥となり色素が沈着しやすくなります。
Date: 2009/05/06/14:03:27  

デンタルハイジーン4月号P346〜P366
衛生士U  
<歯周病のX線写真を読むために>を読んで
歯周病のX線写真を読み方についての解説です。
X線写真によって確認できる歯周組織は、歯槽骨・歯根膜・歯根の状態や形態です。特に歯槽骨を観察する際は、水平性・垂直性といった骨吸収のタイプを全顎的に把握し、口腔内の状態やプロービング値と照らし合わせ、三次元的にイメージすることが大切です。
歯根の状態:歯根の形態、根面の状態と支持歯槽骨の関係、歯石の有無
歯槽硬線 :歯槽頂の歯槽硬線に不透過性の消失や不明瞭性がみられる場合歯周病の初期病変を疑う。歯根部の歯槽硬線の消失、肥厚がある場合は、咬合によるダメージも疑う。
歯根膜腔 :拡大した歯根膜腔がある場合、その歯が何らかの力によってダメージを受けていると考えられる。
骨梁像  :海綿骨の細い板状の骨がX線写真上で網目状に投影されたもの、力や炎症により不明瞭、不透過像になることがある。
以上チェックポイントを踏まえた上で、X線写真を読み取って歯周治療にいかしていきたいと思います。
Date: 2009/04/26/12:37:07 

歯の着色
歯科助手Sa  
気がつくと、歯に色が付いていて、なんだか、歯を磨いていないようで汚いなー。と、思うことがありませんか?これは、普通の歯磨きでは白く戻らないことがほとんどです。なぜ、毎日歯を磨いているのにいつの間にか、歯に色が付いてしまっていたのでしょう?歯の表面である、エナメル質は微細な構造をしている為に様々な汚れが付着します。この為、コーヒー、漢方薬、紅茶、お茶、ワイン、タバコ、など色素沈着を起こすものを好む人はどうしても、着色しやすくなります。着色の程度については個人差があります。ブラッシングのレベル、着色の原因となるものの摂取量、歯周性疾患の進行状況などによって異なります。また、歯列不正がありますと、その部位は、着色しやすくなります。さらに、歯周性疾患があり、エナメル質に比べて、歯肉のレベルが低下している場合は根っこ(歯根)が露出しさらに、着色はひどくなります。象牙質や根っこ(歯根)の表面構造であるセメント質はエナメル質より着色しやすいからです。この他に、口呼吸をしている人も、歯に色が付くこともあります。タバコも吸わないし、色素沈着しそうな物も、それほど、飲まないのに。っというときは、普段の生活だけでなく、眠っているときなど、無意識に口で呼吸している可能性もあります。
歯科医院では、歯の表面構造(エナメル質)を、傷つけることなく、着色を取り除く歯面清掃器があるので自分で何とかしようと、ゴシゴシと歯磨きで
頑張り過ぎて歯を痛めないよう、気になれば歯科医院に相談しましょう!
Date: 2009/04/30/12:53:34  [2070]

デンタルハイジーン4月号を読んで
歯科衛生士K  
「冷え」を防ぐ生活習慣を読んで
冷え症は男性に比べて女性の方が圧倒的に起こりやすいのが特徴です。体温となる熱を産出する筋肉量が少なく、女性ホルモンが体温調整に影響を与えるためと考えられています。
生活習慣で気をつけることは、食生活の乱れ冷たいもの・甘いものの摂り過ぎや、ダイエットによるミネラル・ビタミン不足は冷えの大敵です。
動脈硬化は血行不良による冷えを引き起こすため、高カロリー食や肥満に気をつけて筋力アップのためにも適度な運動を心掛けると良いです。
≪冷え症対策≫
☆食事☆
生の水分が多い食べ物や冷たいものを避け、できるだけ加熱した温かいものを食べる。
☆服装☆
下着を吸湿性の良いシルク・綿などの天然素材にするだけでも効果がある。
☆入浴☆
38℃〜40℃のお湯に20分〜30分半水浴をすると自律神経が安定する。
☆運動☆
通勤などの際にできるだけ歩く
ツボを刺激したりマッサージするだけでも筋肉に刺激が得られ効果があります。
冷え症による免疫力の低下を防ぐよう積極的に生活習慣を見直すことも大切ですね。
Date: 2009/04/04/22:22:28  [2051]

デンタルハイジーン3月号
歯科衛生士S  
プラークコントロールで脱・メタボp304〜p308を読んで。
メタボの方に多いのが、糖尿病です。今では、日本だけでも740万人にもなるそうです。そして、糖尿病の方に少なくないのが歯周病です。最近では糖尿病の合併症である事が提唱されてきているそうです。どうしても血糖コントロールが悪くなると歯周病が悪化してしまいます。逆に糖尿病の治療を積極的に頑張って、血糖のコントロールを改善すれば、歯周病も改善してきます。さらに逆に言えば、歯周病の治療を積極的に行えば糖尿病の治療にもなります。もう一つ血糖値のコントロールに有効なのが、よく噛む事です。でも歯周病で歯がぐらぐらしていれば、よく噛めません。そうなれば、唾液分泌も減り、アミラーゼによる糖の分解が十分に出来ず血糖値が上がります。又、咬合量が減ると満腹中枢への刺激が少ないのでどうしても食べ過ぎになります。こういった事からも、メタボ、糖尿病治療、予防には口腔ケアがかなり重要になってきます。患者さんにも、わかりやすく説明し、口腔ケアへの関心度を上げていこうと思います。
Date: 2009/03/30/13:14:24  [2042]
デンタルハイジーン3月号P346〜P347
歯科衛生士U  
<噛めないときのお助けレシピ>を読んで
料理研究家いんどうさちさんのレシピです。
見たとたん今夜の一品はこれ!!と思って作りました。
簡単でおいしくて、体も温まりお勧めです(*^_^*)
作り方(4人分)
  @木綿豆腐1丁を1/4に切り、沸騰したお湯でゆでて器に盛る。
  A鍋にだし3カップ入れ沸騰したら、塩小1/4と醤油大1を入れる
  BAに、みつば6〜8本 2cmに切り加える。
  CBに、水溶き片栗粉を加えてあんを作り@にかける。
  D豆腐の上にかにとおろし生姜をのせて出来上がり。
私は、かにはカニ缶を使いました。茹でた白菜やほうれん草など加えても野菜が摂れそうです。
歯の調子が悪い時は、お腹が空いているのに食べることが出来なくて、つらいですよね。こんなメニューも試してみてください。
     
Date: 2009/03/23/10:10:19  [2029]
デンタルハイジーン3月号を読んで
歯科衛生士K  
咀嚼障害は血糖値を上げる!!を読んで
歯周病が歯根膜に機能障害を起こす「咀嚼障害病」という側面ももっています。
歯周病になると、噛む力を支える歯根膜が感染を起こし歯根膜の耐圧機能に障害が生じるため、歯周病の方は健康者に比べて食物を強く噛めずそっとかんでいるようです。咬合力が減少すると唾液分泌も減少唾液のアミラーゼと食物が混ざらなくなり、糖を分解する能力も低下するといわれています。
よく噛むということが血糖値の上昇を抑制しているようです。このように血糖値は歯周病の炎症性サイトカインレベルに影響するだけでなく、歯根膜の機能障害を通じて咀嚼力を低下させ、結果として血糖値に影響する可能性があることがわかりました。
歯周病と糖尿病の関係を理解して歯周治療にあたると患者様のモチベーションに繋がると思います。
Date: 2009/03/04/22:52:05  [2011]

■デンタルハイジーン12月号 p1010〜1014

料理研究家の小林カツ代のコーナーだったのですが、食べ物とゆうよりも食事の大切さがよく分かりました。ここでカツ代さんは、食べ方は大事だけれども、食べて悪い食べ物はないとおしゃっています。昨今の健康ブームでこれは食べてはダメ!とよく聞くけれど食べ方さえまちがえなければ食べてはいけない物などはないのです。後、お年寄りだから和食とゆうのも私たちの思いこみで、昔テレビの料理番組でチリビーンズを紹介したことがあったそうなんですが、その放送の数日後に80才の女性からお手紙を貰ってそこには、何十年も自分で料理なんかしたことがなかったけど、とてもおいしそうだったからどうしても食べてみたくなったので自分で作って、ヘルパーさんにご馳走してあげたらとても喜んでくれて、これも何十年ぶりかで、人にお礼をいわれてとてもうれしかった。又色々作りたい。と書かれていたそうです。チリビーンズがきっかけで、この方は又自分でお料理をしょうと思われたのです。でもやっぱりおいしい物をおいしく食べるには口腔内の状態はかなり大事です。頑張って歯磨きしょう!!
衛生士S 12/27

■デンタルハイジーン12月号 P1110〜P1113

安心して通院していただける診療室のために

患者さんに安心して通院していただくためには、患者さんが不安や疑問を気軽に話せる雰囲気を作り、確かな説明や対応で不信や不満を育てないことが必要。その通りだと思います。私もつい時間ない、忙しいなど理由に充分に説明しないうちにスケーリングに入ったり、説明が早口になったりと反省させられることは多々あります。患者さんとのお付き合いのなかで、コミュニケーションの確立に努め疑問や不満など、気軽に話してもらえるそして、それにきちんとした対応の出来るよに努力したいと思います。
衛生士U 12/22

■デンタルハイジーン11月号 p1110〜p1113

安心して通院していただける診療室のために

  1. 資料(X線写真、プロービングなど)、どういう目的のために何をしたのか理解していただく。
  2. 技工物の仕上がり日の明確化
  3. 業務伝達用の記録簿
  4. 薬の説明  
こういう事を心がけて患者さんの不安を取り除きながら診療していきたいと思います。何か聞きたいこと、疑問に思っていることは納得いくまで聞いて下さい。
衛生士AN 11/30

■デンタルハイジーン11月号 P1142〜1144を読んで。

<歯科保健指導のあり方>

今回、このぺージを読んで、特に心にとまった所が「歯科衛生士は、一人一人の人間として患者さんの気持ちを受け止めたうえで、医療従事者としての立場からの提案が必要です。ステレオタイプにどの患者さんに対しても同じ指導をする時代ではないと思います」とゆう一文です。頭では分かっていてもなかなか難しい事ですが、これからは患者さんの性格などもふまえた上で指導にあっていきたいです。
衛生士S 11/30

■デンタルハイジーン11月号 P1038〜P1041

<大学病院のユニーク外来 白い歯・きれいな歯ぐき外来>を読んで。

歯科医療が日に日に進歩し、社会一般の生活レベルが向上するとともに、色々な情報が手軽に入手できる様になってきたことから、患者さんの歯科医療に対する要求も多様化されつつあります。虫歯を治療するにしても削ってつめ物する時は、銀歯でなくて白い物で・・・とか、よくご存知の方は、セラミックで・・・とか、希望されます。それと共に審美歯科、歯のエステがもてはやされ、ますます歯の美白に対する一般の方の関心は高くなっています。

この大学の外来では
  1. タバコ、茶、コーヒーなどで歯に色素がついている。
  2. 歯茎の病気だ歯肉やはに異常がある。
  3. 歯茎がメラニン色素で黒ずんでいる。
といったことでお困りの患者さんに対して などを行っているとのことです。
歯を白くきれいにしたい・・・ 笑うと口元からピンクの健康そうな歯茎、真っ白い輝く歯が見える。本当に理想ですよね。これからは、患者さんのニーズに答えるべく歯科医療が重要になっていくのではないでしょうか。
衛生士U 11/24

■デンタルハイジーン10月号 P890〜P896

<診療情報の提供にあたって>

※インフォームドコンセントの重要性
歯科診療をするのあたって、患者さんに行うインフォームドコンセントは一番重要な事です。それはもちろん充分分かっていたつもりでも、同じ様な症例の患者さんが続いたり、時間に追われていると、完璧なインフォームドコンセントができているか自信がありません。これろきっかけにこれからはもっと意識していきたいです。

インフォームドコンセントの成立条件
  1. 医学的に正しい説明をすること
  2. 患者さんが正しく充分に理解できるように説明すること。
  3. 治療の効果から危険性などまで、患者さんが自分の意志で決定するのに充分な説明であること
  4. 上記1〜3を満たした上で、患者さんの同意を得ること。        
衛生士S 10/31

■デンタルハイジーン10月号 P960〜P963

<大学病院のユニーク外来 歯科人間ドック科>を読んで

歯科人間ドック科。あまり聞きなれない言葉です。歯科治療も"治療”中心から"予防”中心へと大きく変化しようとしています。口腔を常に健康な状態に保ちQOLの高い生活が続けられるような「口腔の予防管理」という考えに基づいて、こういう科が設置されたそうです。おもな内容としては
  1. 問診
  2. 基本検査・・・口腔内検査
            顎態模型
            X線検査
            唾液検査
  3. オプション・・歯周病菌検査・顕微鏡検査
            口臭検査
            口腔内カラー写真
  4. その他  ・・・検査結果に基づく現在の状況。注意事項
             定期健康診断の必要性の説明
           
この様に歯科人間ドック科は流れていきます。治療から予防へと移行する中で全身とのかかわりについて考えると健康維持には、口腔の予防管理はこれからの人々にとって欠かせないと思います。歯も体の一部。普通の人間ドックの中に歯科の部分も含まれる様になれば、もっと、もっと多くの人にも歯の大切さをわかって頂けると思うのですが・・・。
衛生士U 10/28

■デンタルハイジーン9月号 P822〜826

<医食同源 食べて元気> 楽しい食介護へのご招待を読んで

「食介護」とは食べる環境、治療、口腔清掃、口腔リハビリ、食材の見直しから摂食、嚥下まで一連のおいしく食べる環境の回復を医学的見地から考慮した介護をさしているそうです。食べる意欲は生きる意欲。「食べたい」という気持ちをもってもらうためには、まわりの環境を整えていかなければならない。食事が楽しいのはただお腹がいっぱいになるだけでなく、食べる事によって今までの家庭の思い出とか、楽しかったことなどが甦ってくる。とくに高齢になればなるほど、食事から呼び起こされる自分の過去の楽しい記憶が若い人より多いので、よけい楽しみになるのだそうです。
要介護者が食べれないからといってすぐ「介助して食べさせてあげよう」というのはいけません。まず、自分で食べる努力をしていただく。自分で食べるのが一番おいしのです。口だけで食べさせるのは、”餌”です。”食事”は、五感を開いて食べて貰わなくてはならない。いつまでも食べる楽しみを忘れない介護。本当に介護する方には大変かもしれないですが、大切な事だと思いました。
衛生士U 09/29

■デンタルハイジーン9月号<強い力が加わった時の歯と歯周組織p844〜848>

一見しただけだと、ブラッシングのテクニックの問題でできてしまったと思いがちな楔状欠損や歯肉退縮もよく見てみると、ブラキシズムが原因だったり、歯列不整の問題から、極端に咬合力がかかっていたりすることが原因だったりする事があります。ブラッシングが上手な患者さんならまだしも、ブラッシングが下手な患者さんには、まずは、プラークコントロールを定着してもらう事ももちろん大切ですが、色々な原因を疑ってみる事の大事さを再確認しました。
衛生士S 09/26/14

■デンタルハイジーン8月号<喫煙と歯肉 P716〜P719>を読んで

最近では、どこに行っても禁煙のマークが付けられていているし、会社なんかでも決まった場所でしか喫煙出来なくなったりと、愛煙家のみなさんは片身の狭い思いをされているとおもいます。でも喫煙は歯周病の最大のリスクファクターともいわれています。喫煙で困るのが、自分自身への悪影響はもちろんですが、周りの人への影響もある事です。特に、自分の子供への影響は多大だといわれています。今は大学病院に「禁煙外来」なる物まであります。今一度禁煙考えてみませんか!?
衛生士S 2002/08/30

■デンタルハイジーン8月号<喫煙と歯肉 P714〜P715>を読んで

喫煙者としておもしろいなぁ〜と思ったので投稿します。
日本は「喫煙に甘い国」と世界から評価されています。

<タバコのパッケージ表示の比較>種類:マイルドセブン
*日本産*
 あなたの健康を損なうおそれがありますので吸いすぎに注意しましょう。
*外国産*
 喫煙は肺ガンを引き起こす。喫煙は心臓病を引き起こす。喫煙はあなたの子供に害をあたえる。
・ヨーロッパではEUの指令により、すべての紙巻きタバコの最も見やすい面に表示することが義務づけられている。例えばイギリスは6種類の警告文章が表示されています。(1)喫煙は癌を引き起こす(2)喫煙は心臓病を引き起こす(3)喫煙は致命的な病気を引き起こす(4)喫煙はタバコを吸う人を殺す(5)妊娠中の喫煙は赤ちゃんに有害である(6)子供を守ろう。子供にあなやのタバコの煙を吸わせてはならない。
 日本がどれだけ喫煙に甘い国かと言うことがわかりました。実際、タバコは体に良くありません。口腔内にも影響がでてきます。後、子供の口腔内にも。特に最近は女性の喫煙者が増えてきています。真剣に考える課題の一つだと感じました。
衛生士AN 2002/08/29

■デンタルハイジーン8月号<喫煙と歯肉 P714〜P719>を読んで

喫煙が健康を害することは周知の事実です。たばこ3大疾患である肺がん、喉頭がん、肺気腫。そして食道がん・胃潰瘍などの消化器疾患、心臓病・脳卒中などの循環器疾患にも悪影響を及ぼします。にもかかわらず、喫煙者は減りません。そして女性の喫煙者が激増しているらしい。私も口腔内を見ていて若い女性で喫煙される方が多いのには、びっくりします。クリーニングしてもまたすぐに着色してしまうし、歯肉にもメラニンが沈着している。見た目にもあまり綺麗ではない。 喫煙は、歯周疾患の最大のリスクファクターといわれています。 喫煙指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が400を超えると肺気腫の危険領域に入るそうです。たばこを吸っておられる皆様一日も早い禁煙を!!
衛生士U 2002/08/25

■デンタルハイジーン7月号P592〜595

オーラルフィジオセラピーと歯肉の変化

今日、かなり重度の歯周病の患者さんのクリーニングを行ったのですが、プラークはほとんど残っていなかったので器具を使わずにハブラシでマッサージを中心に少しだけ残っているプラークをとっていたのですが、患者さんが「すごく気持ちがいい。自分でするときはいたいのに」とおしゃっていました。いつもきれいにみがいてきてもらっていたので、特にブラッシング指導などはやっていなかったので、改めて磨き方を見せてもらうと、歯と歯肉を同じ要領で磨かれていました。基本的にプラーク除去と歯肉のマッサージとは別な事とゆうことを理解されていなかった様です。今回の特集を読んで、患者さんにもしかっり伝えていかないとだめだなぁと改めて実感しました。
衛生士S 2002/07/31

■デンタルハイジーン7月号P630〜p633

SPT・長期症例から考える ・SPTとは

今月からの新しく始まった連載です。"SPT"聞きなれない言葉ですが、要するに、治療終了後のメインテナンス療法のことです。私達衛生士にとって、もっとも気にかかるところです。歯周病の場合はとくに、患者さん自身による日々の口腔ケアが大切です。また歯科医療のスタッフ側からの定期的なサポートも重要です。病変の発生の防止。既存の病変の進行の防止。処置後の病変再発の防止。これらを目的にSPTは、行われていきます。患者さんの健康を維持していくうえで、本当に大切なことだと思います。この連載をきっかけに、しっかり勉強していきます。
衛生士U 2002/07/22

■ デンタルハイジーン7月号 P602〜617

唾液分泌低下と口腔乾燥

健康な成人の平均的な唾液分泌量は、1日1.0〜1.5Lといわれています。
唾液の口腔機能に対する効果には
(1)誤嚥の予防(2)咀嚼、嚥下、味覚及び発音機能の維持・改善(3)舌や口腔粘膜の保護(4)心理効果
*唾液分泌低下症候群の症状*
味覚異常・カンジダ症・齲蝕の高度再発・歯周炎・口腔粘膜疾患・義歯不適合・義歯性潰瘍
口腔乾燥症状をもつ患者さんは全人口の2〜3%、60歳以上では20%と推定されている。
*口腔乾燥を引き起こす原因*
シェーグレン症候群、慢性関節リウマチ、糖尿病、ストレス、咀嚼機能低下、口呼吸、薬の副作用(高血圧、精神疾患、感染症、アレルギー等)
*口腔内の対応*
歯間ブラシ等の清掃補助具を用いた十分な清掃を行う。水分補給。口呼吸への対応。
唾液分泌低下、口腔乾燥の対応策としていろいろ考え、実行していく必要があると思いました。
衛生士AN 2002/07/19

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